4515、WHO脱退

トランプ米政権は、世界保健機関（WHO）から来年7月6日付で脱退すると国連に正式に通告しました。
トランプ大統領は5月下旬、新型コロナウイルスを巡る対応が中国寄りだと主張し、脱退すると宣言していました。
米国は1948年にWHOに加盟し、最大の資金拠出国です。
新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）対策で、WHOにとって大きな打撃になります。
世界的感染拡大の収束が見通せない中、国際社会から強い批判を浴びそうです。
脱退は1年後の2021年7月6日付となり、11月の米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利すれば脱退を撤回することは必至とみられます。
アメリカファーストのトランプ大統領は就任早々からTPP離脱、パリ協定離脱を表明しました。

7日、米国の新型コロナウイルス感染者が300万人を突破。