4362、無罪評決

トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐる上院の弾劾裁判は5日（日本時間6日朝）、陪審員を務める上院議員による評決があり、「権力の乱用」などの訴追について、与党・共和党の多数票で、無罪判決が下されました。
米国史上3例目となった弾劾裁判は、与野党の対立がそのまま審議に持ち込まれ、証人の召喚もないまま行われました。
トランプ氏を罷免するためには、100人の上院議員のうち、出席者の3分の2以上が「有罪」と判断する必要。
上院は与党・共和党が過半数を占めているので、想定通りの結果でした。
トランプ大統領は罷免されず、大統領職に留まることになりました。
共和党では重鎮ロムニー上院議員が唯一、罷免賛成票を投じました。
ロムニー氏は2012年の大統領選では共和党の大統領候補としてオバマ大統領と戦いました。
ロムニー氏は敬虔なモルモン教徒として知られています。

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