ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4272、WBSSを制覇

2019年11月09日 | Weblog
7日、さいたまスーパーアリーナで、ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝が行われ、WBA・IBF王者の井上尚弥が、フィリピンの5階級制覇王者ノニト・ドネアに判定勝ちで大会を制しました。
圧倒的な強さで「モンスター」と呼ばれている井上です。
順々決勝は1ラウンド、準決勝は2ラウンドで相手をKOしていたが、決勝の相手ドネアは強かった。
2ラウンドにドネアの左フックが井上の右目をヒットして出血。
試合後「ドネアが2人に見えた」と言っています。
両者互角の戦いで一歩も引かない激闘でした。
11ラウンドにはボディーブローを炸裂させてダウンを奪いました。
最終12ラウンドまで戦い、判定の結果、3-0で井上がバンダム級世界最強の称号を手にしました。
テレビにくぎ付けで、ハラハラしながら見ていました。

試合後のハグ
井上は「ドネア選手がめちゃくちゃ強かった」とレジェンドの力を認め、ドネアは「井上が真のチャンピオンであると証明した試合だ。今まで闘ってきた中で、自分のパンチをあれだけ耐えられる選手はいなかった。率直におめでとうと言いたい」と称えました。
ドネアは井上にとってあこがれの存在で、目標でもあった。
海外メディアも「この決勝は別次元の試合だった」、「二人の男による信じられないファイトだった。最終ラウンドまで戦い続けた両者の戦いは、世界最高の戦いだった」と絶賛しています。

*WBSS:プロボクシングにはWBA、WBC、WBO、IBFの4団体があり、その最強を決めるトーナメント。