3838、コート上での着替え

USオープンテニス2018が行われています。
日本人選手、錦織圭、大坂なおみは3回戦に進出しています。（8月31日現在）
ニューヨークはハチが逃げ出すほどの猛暑に見舞われています。
こう暑いと汗の量も半端ではありません。
コートサイドでシャツを着替える男子選手はよく見ますが、女子選手が着替えるのは見ません。
28日のニューヨークは気温が38度まで上昇し、女子選手の一部の試合では、第2セット終了時点で10分間の休憩時間が設けられました。
コートの外でウエアを着替えた女子選手は、コートに戻ってから前後逆に着てしまったことに気がつきコート上で交換し、その際に黒のスポーツブラが見えてしまいました。
これに対して主審は規則違反を宣告しました。
男子選手は暑さをしのぐためにシャツの交換が自由とされているのに、女子選手にコードバイオレーション（マナー違反によるペナルティ）を与えるのは性差別だとして、批判が起こりました。
大会主催者はコメントを発表し、「すべての選手はコートサイドでウエアを交換することが許されており、これは規則違反とは見なされない。幸い、この選手に関しては警告にとどまり、さらなる罰則や罰金はなかった。」と述べました。
女子テニス協会（WTA）は、今回のコードバイオレーションについて「不公平」だとした上で、WTAではコート上での更衣に関するルールは設けていないと発表しています。
これからは女子選手もコートサイドで自由に着替えることができます。
USオープンを見に行く楽しみが増えました。（これってセクハラ？）
最近、スポーツ界でパワハラやセクハラが多発しています。（スポーツ界だけではない）
というより、以前からあったが表面化されなかっただけのようです。