ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3385、イライラ

2017年06月06日 | Weblog
テニスの4大大会の一つ、全仏オープンがフランスのローランギャロスで行われています。
男子シングルス3回戦で世界ランキング9位の錦織圭は同67位の鄭現(韓国)を7-5、6-4、6-7(4-7)、0-6、6-4のフルセットで破り、3年連続のベスト16進出を決めました。
1、2セットをとって楽勝かと思われましたが、3セットをタイブレークで落とすと4ゲーム目は0-3とリードされました。
流れは完全に鄭現でしたが、雨で翌日に順延になりました。
これが恵みの雨になって、錦織は「雨が降っていなかったら、100%負けていた」と実感を込めて語っています。
試合中ラケットを破壊した錦織に対し、ファンや関係者から苦言が相次ぎました。

ポイントを奪われ、怒りのあまりラケットを投げつけた
錦織はこれまでもフラストレーションがたまると、ラケットにあたる場面がたびたび見受けられます。
イライラが募ってのラケット破壊は現在の錦織の精神状態を示しています。
グランドスラム初優勝が期待される錦織ですが、優勝するためには感情をコントロールする必要があります。

5日夜(日本時間)行われた4回戦で錦織は世界ランク37位のフェルナンド・ベルダスコと対戦し、0-6、6-4、6-4、6-0の逆転勝ちで2年ぶりの準々決勝進出を決めました。
3回戦が順延だったので3日連続の試合でした。
ときどき疲れた様子を見せていましたが、3回戦のようなイライラはありませんでした。
ここまではランキング下位の選手が相手でしたが、準々決勝(7日)の相手は世界ランキング1位のアンディ・マリーです。
これからが正念場です。
去年はノバク・ジョコビッチが優勝。