ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3021、8人目

2016年06月07日 | Weblog
全仏オープンの男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのアンディ・マレー(イギリス)を3-6、 6-1、 6-2 、6-4で下し初優勝しました。

優勝したジョコビッチ(右)、敗れたマレー(左)
初優勝?
ジョコビッチは4大大会(グランドスラム)優勝を11回達成していますが、全仏の優勝はありませんでした。
全仏の優勝で男子では史上8人目となる生涯グランドスラムを達成です。
昨年のウィンブルドンから数えるとグランドスラム4大会連続制覇となります。
オープン化以降では1969年に年間グランドスラムを達成したロッド・レーバー(オーストラリア)以来となる偉業です。
次は年間グランドスラムです。
今年は全豪、全仏で優勝し、残るは全豪と全米です。
今の実力からみて、年間グランドスラムの確率大です。
ジョコビッチを破るのはジョコビッチか?
今年の全仏は雨で日程が遅れたり、試合が中断することが多くありました。
これには選手のストレスも溜まってイライラします。
ジョコビッチも準々決勝で、あわや失格処分になる場面がありました。
試合中に苛立ちからラケットをコートに叩きつけ、跳ね返ったラケットがライン・パーソンに当たりそうになりました。
もし当たっていたら、主審から「失格処分」を下されかねません。
想定外の跳ね返りで、その後ライン・パーソンに謝罪しています。
ジョコビッチを破るのはイライラを誘うことです。
今、実力で勝てる選手はいません。

1973年にATPランキング制度が導入されてから、年間グランドスラムは一度も達成されていません。
コナーズ、ビラス、ボル、グマッケンロー、レンドル、ビランデル、ベッカー、エドバーグ、クーリエ、サンプラス、アガシ、フェデラー、ナダルなど、錚々たる選手も達成していません。
ジョコビッチは3回優勝が2回あります。
2011年、全豪:優勝 全仏:ベスト4 全英:優勝 全米:優勝
2015年、全豪:優勝 全仏:準優勝 全英:優勝 全米:優勝
今年は最大の難関だった全仏を優勝したので期待が膨らみます。

全仏の初優勝でグランドスラムの優勝が12回になり、フェデラーの18回も見えてきました。

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