ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3078、プレゼントは山

2016年08月02日 | Weblog
英紙ガーディアンは「ノルウェー政府は隣国フィンランドの来年の独立100周年を祝うため、山をプレゼントすることを検討している」と報じています。
両国間の山岳地帯に引かれた国境を変更し、ノルウェー側の山の一部をフィンランドに贈るようです。
ノルウェーのソルベルグ首相は公共放送NRKに「形式上の問題が少々あり、最終決断はしていない」と述べつつも「検討している」と語っています。
独立100年のプレゼントは山、とはノルウェーは何とも太っ腹。
世界中で国境線での紛争は絶えず、領土拡大を図って他国を侵略したり、海洋進出して勝手に国境線を引く国もあります。


フィンランドはノルウェー、スウェーデン、ロシアと国境を接しています。(グーグルマップより)
フィンランドで思い出すのはフィンランドの作曲家、シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」です。
高校時代吹奏楽部でこの曲を演奏しました。
トランペットを吹き始めてすぐの頃で、かなり苦労しました。(アラビアのロレンスも同じ頃)
この曲は1899年に作曲され、1900年に改訂されました。
当時フィンランド大公国は帝政ロシアの圧政に苦しめられていて、独立運動が起こっていました。
独立したのは1917年12月6日。
現在も第二の国歌として広く歌われています。
You Tube「フィンランディア」で検索
讃美歌「やすかれわがこころよ」としても知られています。
私が所属する合唱団でも何度か歌いました。