3069、日米通算200勝

広島の黒田博樹投手が23日、マツダスタジアムで行われた阪神戦に先発し、7回5安打無失点の好投で今季7勝目を挙げ、日米通算200勝を達成しました。（メジャーで79勝、日本で121勝。）
試合後のインタビューと記者会見で「自分にとっては199勝目も200勝目も同じ1勝。」
次の目標を聞かれると「201勝目に向かって全力を尽くす」、と冷静に答えていました。

試合後のインタビュー
ファンは総立ちで祝福しました、というよりその場に立ち会えたことに感動しています。
日米通算での到達は2005年の野茂英雄投手以来2人めです。（日米通算を含む200勝以上は26人め）

米大リーグから8年ぶりに広島カープに復帰した黒田博樹投手は2015年3月、同じマツダスタジアムでのヤクルト戦で日本復帰後初勝利を挙げました。
このとき、日米通算183勝めでした。
黒田投手がヤンキースの高額オファーを蹴って広島に帰ってきたとき「自分を育ててくれた広島に恩返しをするため」と言っていました。
最大の目標は“広島を優勝させる”ためで、200勝はあまり考えてなかったと思います。
現在、広島はセリーグを独走中で1991年以来25年ぶりの優勝は間違いないでしょう。
日米通算200勝を達成し、広島が優勝したらどうするか？
現在41歳の黒田投手の雄姿が来季も見られるか？