2299、禁書

6月28日、ヒラリー・クリントン前国務長官の回顧録が中国で“禁書”になりました。

『HARD CHOICES』（困難な選択）
6月10日に出版された回顧録『困難な選択』は主にオバマ政権で国務長官を務めた時期を振り返る内容です。
中国の人権侵害を厳しく批判し、中国の政治指導者は暴虐だとこきおろしています。
私は読んでいませんが、中国こそがアジアの反民主主義運動の中心だと糾弾する内容も含まれているようです。
これに対し中国当局は「カチン」ときたようで、禁書に指定しました。
自国に都合の悪いものは何でも禁止。

数年前、胡錦濤氏の後任として登場したときはその風貌から「大物」を感じ、中国の民主化を期待しました。
2012年に就任してからの言動を見ると民主化に逆行し、周辺諸国に対しても偏屈なまでの独善性を発揮しています。
案外「小心者」か？
こんなことを書いたらこのブログも閲覧禁止？
もっとも、中国では誰も読んでないと思いますが。