ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2199、神田川

2014年03月23日 | Weblog
昨日、南こうせつさんのコンサートに行ってきました。
群馬県の渋川市にある渋川市民会館で行われましたが、こうせつさんは7年前にもここでコンサートを行ったそうです。
「宝くじまちの音楽会」で宝くじの助成金で開催され、料金は格安の2,000円。
往年のヒット曲を歌い、同年代の客で満席の会場は盛り上がりました。
地元のコーラスと女子高の合唱部がバックで2曲歌いました。
私の知り合いも何人か出演しました。
中国琴・古筝の第1人者、伍芳さんの演奏もありました。
古筝は日本の琴のルーツだそうです。
1990年に来日し20年以上日本で活動しているそうです。
日本語はきれいで訛りは全くありませんでした。


バイオリン、ベース、キーボード(女性)、パーカッションの4人のバンドが一緒でした。
昨年11月に亡くなられた島倉千代子さんの最後のレコーディング「からたちの小径」もこのメンバーで行ったそうです。
島倉さんはこの時体力は弱っていて、普通なら2フレーズ位しか歌えない状態だったそうです。
でも、全曲を3回歌われたそうです。
歌の神様が後押ししたとしか思えなかった、語っていました。
島倉さんは「この歌を歌い継いでほしい」と言われ、こうせつさんもレコーディングしたそうです。
昨日も歌いました。

コンサートの最後はもちろん、「神田川」でした。
私の好きな曲でよく歌います。
歌詞の中に「ただあなたの優しさが怖かった いつも私が待たされた 洗い髪がしんまで冷えて」とあります。
洗い髪が芯まで冷えるのは5分や10分ではなく、かなりの時間です。
風呂上がりの女性を長時間(外で?)待たせるとは、あまり優しいとは思えません。