７日、若田光一さんら3人の宇宙飛行士を乗せたロシアのソユーズロケットが打ち上げられ、約6時間後、上空400kmの国際宇宙ステーション（ISS）に到着し、ドッキングに成功しました。
若田さんの宇宙滞在は2009年以来4度目で、来年3～5月は船長としてほかの5人の搭乗員を率います。
15か国が参加するISSでこれまで船長を務めたのはアメリカ、ロシア、ベルギー、カナダのみで、若田さんはアジア初の船長になります。
過去3回での実績、コミュニケーション、マネージメント、リーダーシップなどが高く評価されました。
各国の精鋭が集まる宇宙飛行士の中でも船長になれるのは限られた人だけです。
ドッキング後ISSに移った宇宙飛行士。
中央は現在の船長、左は次期船長（若田さん）
スペースシャトル引退後、ISSに人を運べるのはロシアのソユーズのみでアメリカの影はますます薄くなっています。
アメリカはここでもロシアに3本くらい取られた形です。