ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2062、シカ狩り

2013年11月06日 | Weblog
今月3日、静岡県で山菜採りをしていた男性がシカと間違われ散弾銃で撃たれました。

雑木林でシカを駆除していた男性が発射した弾が頭部に当たって意識不明の重体になっていましたが4日、病院で死亡しました。
今年5月には宮城県でシカの駆除をしていた男性が、仲間の撃った散弾銃で胸を撃たれ死亡しました。
何れもシカと間違えられて撃たれました。

ニューヨークにいたころ友人の家庭で同じような事故がありました。(25年ほど前)
ウエストチェスターの森の中にあった家で、シカなどの動物が住んでいます。
この家にも散弾銃がありました。
高校生の息子が庭でシカと間違えて母親を撃ってしまいました。
日本人(帰化したのでアメリカ人)の母親で、父親はアメリカ人。
すぐに病院に運ばれ、何度も手術を繰り返しました。
母親は生死の間をさまようなか「絶対に死ねない、自分が死んだら息子が殺人者になってしまい一生苦しむだろう。」と思っていたそうです。
弾は殆んど摘出されましたが1つだけ体内に残っています。
脊髄の神経が集中するところにあるので摘出できませんでした。
以来、全身が激痛に襲われているそうです。(車イス生活)
現在はシアトルに住んでいるので、去年行ったとき会いました。
数年前病院で摘出できるかもしれないと言われ「これで激痛から解放される」と思ったそうです。
しかし、精密な検査を受けたところ「やはり手術は危険」ということで諦めたそうです。
210、紅葉のウエストチェスター」の写真の紅葉の中には家が点在していて、葉が落ちると家々がみえてきます。
すぐ北はベアー・マウンテンです。
517、伝説から40年」の地図を参照

3日のセントラルパークは紅葉していましたが、ウエストチェスターは30~60キロくらい北に位置しているので、紅葉も散り始めていると思います。

日本のケースは頭と胸を撃たれたので助かりませんでしたが、知り合いの女性は背中を撃たれたので助かった?

322、ディア・ハンター(The Deer Hunter)」はスポーツとしてのシカ狩り。