ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1786、天守物語

2013年02月04日 | Weblog
昨日、新国立劇場にオペラ「天守物語」を見に行ってきました。
泉鏡花が1917年(大正6)に発表した戯曲をオペラ化したものです。
知り合いの女性が出ていたので見に行きました。
この女性は藤原歌劇団に所属していて、同歌劇団の公演に毎年出演しています。
1450、ハッピーエンド」を参照
昨日は「日本オペラ協会」の公演で、今年は協会設立55周年だそうです。
「天守物語」は1997年の新国立劇場こけら落しの演目の1つで、10回くらい上演しているそうです。
坂東玉三郎監督・主演、宮沢りえ共演で1995年に映画化されています。
私は映画を見ていませんが、富姫と亀姫の2人の女性を中心とした物語なので玉三郎とりえさんが演じたことは想像できます。

知り合いの女性が出るので見に行ったら知り合いの男性も出ていてビックリ。
帰りの電車で前の席に座った60歳くらいの男性が「天守物語」の単行本を読んでいたので、これまたビックリ。
聞いたら、「自分もオペラを見に行ってきたが、ストーリーを知るために本を読んでいる。」と言っていました。(えらい!)
男性は「音楽は素人で譜面も読めないが、オペラや演奏会にはよく行く」、と言っていました。
オペラが終わった後新宿の街をぶらぶらして乗る電車を遅らせ、乗る直前に車両を移動しました。
それなのにすぐ前の席に座ったのは何万分の一の偶然?
埼玉県の人なので、帰る路線は他にもあったのに。