ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1784、Who am I?

2013年02月02日 | Weblog
1767、3部門受賞」で映画“レ・ミゼラブル”を見に行こうと思っています、と書きましたが昨日行ってきました。
シカゴのおじさんや知り合いの女性が泣かされた、と言っていたので期待していました。
見ていて、そんなに泣ける場面がなかったので「どこで感動していたのかな?」と思っていたら、最後にクライマックスが待っていました。
最後のクライマックスで泣かせる演出は、「さすが」です。
演技も歌も素晴らしく、それなりに感動しました。
最後は感動場面が「これでもか、これでもか!」と続き、ちょっとToo Much.という感じでした。
余韻を持って終わったほうが良かったように思いました。

私が一番感動したのはクライマックスの前、革命を目指す学生を中心とした人々と政府軍の戦いの中での1シーンでした。
主役のジャンバルジャンを追う宿敵ジャベール警部の心の葛藤を表したもので、冷徹な警部の心の優しさが表現されていました。
映画のテーマーは何回もでてくる「Who am I?」という言葉で、「人間とは?」を問うていました。

客は女性が多く、近くの席で見ていた女子高生グループも皆泣いていました。
エンドロールで製作者・監督・小道具係などの名前が5分以上続きましたが、席を立つ人は殆んどいませんでした。
最も、エンドロールが終わるまで証明が点かず真っ暗でした。(これも映画の一部)
アメリカで見た「ディア・ハンター」は感動(衝撃)で席を立つことができませんでした。
1644、健さん」も参照

上の写真は映画館で配布されたものです。
知り合いの女性がもらったもので、昨日はもうありませんでした。(半分に折ったので線がある)