ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1600、2個目は内村

2012年08月02日 | Weblog
男子団体総合は銀メダルに終った体操ですが、個人総合で内村航平選手が金メダルを獲得しました。
今大会日本人選手団2個目のです。
団体では緊張と責任感からかミスが目立ちました。
個人総合では本来の力を発揮し、6種目すべて15点以上の安定した演技で圧勝しました。
団体2位の雪辱を果たしました。
日本の個人総合金メダルは、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司選手以来28年ぶりの快挙です。
このときはアメリカでテレビを見ていましたが、具志堅選手の個人総合優勝に興奮しました。

ロス五輪はその4年前に行われたモスクワ五輪ボイコットに対する報復として、ソビエト連邦を中心とした東側諸国は参加していませんでした。
当時の体操はソ連を中心とした東欧諸国や日本が強く、アメリカはあまり強くありませんでした。
自国でのオリンピック開催に向け日本人コーチを迎えるなどして体操競技の強化を計っていました。
男子体操の総合優勝はアメリカでした。
女子のコーチはあのコマネチを育てた名コーチのベラ・カロリー氏で、ルーマニアから米国へ亡命していました。
女子の個人総合優勝はアメリカのメアリー・ルー・レットンでした。
レットンはアメリカ人としては小柄(146㎝)でしたが、弾けるような演技で"ゴムまり娘"と呼ばれていました。
笑顔も印象的で、オリンピック後はテレビのコマーシャルでその笑顔を見せていました。