ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

140、アメリカの地震

2008年05月29日 | Weblog
四川省大地震は死者数6万8000人を超え、2万5000人がいまだに行方不明になっています。
想像を絶する被害をもたらしたこの地震で家族や家を失った人は何百万人にも及び、今も余震が続いています。
このニュースを聞くたびに胸が痛みます。

私はニューヨークに20年住んでいましたが地震の記憶はありません。
マンハッタンは岩盤なので地震は起きないといわれていました?
アメリカでも西海岸では大地震が時々発生します。
特に1906年のサンフランシスコ地震は3000人が死亡し、20万人以上の人が家を失いました。
地震直後に発生した火災は3日間燃え続けダウンタウン全域と住宅地域のほとんどが壊滅しました。
1989年に再び大地震に見舞われ、大きな被害を受けました。
この地震でサンフランシスコとオークランドを結ぶ、サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジの一部が崩壊し1ヶ月間使えなくなり、高速道路が崩壊するなどの被害がありました。
この橋は瀬戸大橋が開通するまでは世界一長い吊り橋でした。
橋の下を船で通過したことがありますが、水面から見上げる橋は高くて大きい銀色に輝いていました。
その後の復興はめざましく、サンフランシスコは全米の大都市の中でも治安のよい、優れた計画都市として知られ、常に住みたい都市の上位にランクされています。
サンフランシスコと言えばケーブルカーが有名です。
坂の多い地形を背景に1873年に営業を開始し、今も市民の重要な足となっていて、観光客を惹き付ける魅力の一つにもなっています。
1994年にはサンフランシスコの南、ロスアンジェルス・ノースリッジ地震が発生しています。