BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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亀戸天神の梅

2011-02-09 11:28:48 | デート日記

昨年末のゆく年くる年で放映されてた亀戸天神。
スカイツリーを眺められる下町の神社としてにわかに脚光を浴びてます。
私はゆく年くる年が大好きで(あの雰囲気がいいじゃん)、放映されてから絶対行こうと決めてました。
ちょうど1/30~梅祭りが開催されてたので、私の大好きな梅が見れるしね。
でも立派な藤棚がいっぱいあって、梅よりもここは藤が有名らしいです。
藤の季節にもう一度5・6月あたりかな、来ようかな・・・と思った。


境内では足元がつっかけ、セーターの上にどてらを着たいかにも地元民っぽいお爺さんが居て、うちらが話しかけてきた。
気さくで話し方に勢いがあった。
これが江戸っ子というやつだろうな。
池にそばに居る亀を指差して、「みなさい、亀はここに何百匹もいるのに、あいつだけ冬眠していない。人間にもああいう変わったやつがいるだろう?同じだよ」と言ったり。
境内にあるたった一本だけある白梅と紅梅が一緒に咲く珍しい木を教えてくれたり。
後で教えてくれたのだがこの木は巧妙に解らないように接木されてたものだった。
見た感じではどこから接木されてるのかは分からないけど、お爺さんがこの辺からと教えてくれた。
最後にいけにある変わった灯篭を見せてくれて、「これが日本であるのは深川(不動尊?)と金沢(兼六園?)とここだけだ」と教えてくれた。
まるでボランティアガイドみたいだ。
お爺さんは昭和元年生まれで亀戸天神のすぐそばに住んでるらしい。
毎日通ってきてると見える。
「スカイツリーは家から見えてたのにすぐ家の目の前にビルが建って見えなくなっちゃった・・・」と言ってた。
お爺さんのおかげで亀戸天神について色々わかり非常に楽しかった。
うちらも帰り際「今日は江戸っ子に会ったね」と話しあった。
きっとこれからも亀戸天神を思い出すたびにお爺さんを思い出すだろう。
ちなみにお爺さんはうちらがお礼を言って別れた後にまた入口へ戻り、別のグループに話しかけてた!


お参りを済ませたら、御朱印を頂きました。
御朱印を待っている間、境内をウロウロ。
天神様だけあって絵馬などは受験祈願が多かったです。
看板に結婚式についての記述もあったので彼氏とそのことを話していたら、御朱印帳を返してもらう時に神社側の方から「先ほど結婚式のことを話されてたようですが、、、もしご興味がありましたら、、、」と結婚式のパンフレットをくれました。
「ちなみに私は担当していますので、良かったら奥でお話でも」と言われ、あいやー、びっくり。
「いや、まだそこまで具体的に考えていないです」と言って断りましたが。
いきなりの申し出にちょっとびっくりしつつも、境内のベンチで梅を見ながらパンフも見てみた。
なんか場所や雰囲気は悪くないけど、パンフの写真が恐ろしく古かった。
新郎の髪型がパンチパーマとか・・・。
話はそれたけど梅はけっこう色々な種類が見れました。
まだ1月なんで咲き始めで蕾だろうと思ったらけっこう咲いているんですね!!
白梅だけでなく淡いピンクの梅や紅梅、蝋梅なども見れました。
色々な種類が見れて梅好きな私にとってはうれしい限り。
桜ほど豪華ではないけど、小さくて丸い梅の花はほんとにかわいらしいです。
江戸っ子おじさんに梅と亀戸天神はなかなか面白かったです。


その後、くずが有名な「船橋屋」で休憩しました。
こちらはお正月に彼氏がうちに遊びに来た時、和菓子好きな私の母にここの葛をお土産に買ってきたのです。
すごく好評でした。
お店は200年以上も続く老舗で、店構えもすばらしかった。
イートインもあって、中で珈琲とフルーツあんみつ白玉トッピングで頂きました。
白玉とフルーツがおいしい。
特に杏がおいしいわ~♪
しかしお店は古いので寒かったなぁ。
わらび餅なんかもおいしそうでした。
そんなわけで亀戸めぐりはこれにて終了です。