BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

千の風になって

2007-12-02 20:09:03 | のほほん日記
今週の土曜日はモモのお葬式を家族でやりました。
朝起きて家のそばにある墓石屋に頼んで、墓石の切れ端を分けてもらいました。
近所のよしみでちゃんと研磨までしてもらって。
従業員の方は「何に使うか知らないけど。。。」と小さな赤石の切れ端をくれました。白い毛に赤い首輪が似合ってたモモのイメージで選びました。
その後火葬場にモモの遺骨を引き取りに行きました。
やはりお骨と対面すると泣いてしまいました。
家へ帰る途中いつも散歩できていた板柳河川公園へ行きました。
いつものベンチで母と二人でモモに景色を見せてあげました。
天気がよく、この緑の芝生の上でいつもおもちゃで遊んでたのを思い出しました。
帰りは通いなれた岩木川の河原の土手を見せながら家へ帰りました。
家では父と3人で家の裏にモモのお墓を作りました。
父が頼んだお寺の住職さんにお経をあげてもらいました。
裏には猫の墓がすでにいくつかあって、それを見た和尚さんは「今はみんなペット霊園でしょう。こんな風に(家の裏に墓がある)昔はよくあったんだけど、きっとみんな喜んでると思いますよ」といってくれた。
その言葉がすごくうれしかった。
そのあと事故現場でもお経をあげてもらいました。やはりそこを見るのはつらく、私はこれから先当分この道は通ることはないだろうと思いました。
春になったらお墓のそばに桃の花の木を植えようと思います。

何もする気になれないのでその後は家でおとなしくテレビを見てました。
しかしそんな時に限ってBSでは「千の風になって」という某女優さんが父の死を経験し考えるようになった「千の風になって」の歌と詩のルーツを探るという旅のドキュメンタリーがやっておりました。
家族、大切な人の死、死をどのように受け入れていくのか、そんな番組なのですが、これがまた自分と重なってしまい、涙ながらに見入ってしまいました。
そして見終わったら「千の風になって」のCDを買いに行ってしまいました。
こうしてみるとほんとにいい歌・詩だと思います。
こんな風にモモがみんなが自分のそばにいるんだなと感じれるなら素敵なことなのかもしれません。

A THOUSAND WINDS

Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.

I am a thousand winds that blow;
I am the diamond glints on snow,
I am the sunlight on ripened grain;
I am the gentle autumn's rain.

When you awake in the morning bush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet in circled flight.
I am the soft star that shines at night.

Do not stand at my grave and cry.
I am not there; I did not die.