My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

”音色も設計も群を抜いていた”

2006年05月17日 | マエストロ菊田
たにつちさんのブログを覗いたら、とてもうれしいニュースが。
イタリアでバイオリンを製作されている菊田浩さんがポーランドのコンクール"ヴィエニアフスキー国際ヴァイオリン製作コンクール"で優勝!Yahooニュースにも出ていたと、明月さん情報も。
急いで菊田氏のブログを訪問すると、おお、ご本人の報告が。

”音色も設計も群を抜いていた”
YAHOOのニュースを読むと、素晴らしい賞賛の言葉がかけられています。
アンジェイ・ワパ副審査委員長のことばだそうな。

かつて、おなじみ宮崎駿の「耳をすませば」の主人公しずくが巡り合った天沢聖司君は、バイオリンを作る人になりたくて、クレモナにいってしまいましたね。
大人になったら菊田さんのようになったんだ、きっと♪と、勝手に想像しています。

「セイジクンみたいですね、菊田さん。」などとブログで気軽にお話したら、
「中学生で結婚の約束なんぞイカーン。(笠智衆の声で)」と、
ユーモアで返してくださったり、
”○○委員会”をいくつも作ってだれかれなく勧誘し、役職をたくさん任命し、収拾がつかなくなったりと、想像力豊かな、遊びごころをわかっていらっしゃるお方。なかよくしていただいているつもりが・・・。
なんと、すごいお方だったのでした。
・・・。私だけじゃないですよね、どうしよう~と思われていらっしゃる方がたくさん?

製作日記の、あの美しい写真。
菊田さんが製作途中のバイオリンの写真。初めて出逢った時、とても感動しました。きっと誰もがそうであったように。その、作り手の世界に引き込まれていきました。実際にバイオリンを拝見したくたくなりますよね。
どの工程の写真にも美しさがあふれていて、物語があって、単なる記録写真ではないのです。
弛まぬ努力をこういうかたちで拝見し、こんなに丁寧に作られている楽器。
実際に菊田さんの楽器に触れられた、または、所有していらっしゃる方(羨ましい~)の感激もひとしおでしょう!

それにしても、すごいなあ。

私は細かいことは何もわからないですが、菊田さんのような方がその実力を認められたという事が大変うれしいです。

あらためて、おめでとうございます。