バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

藤井9段 7敗目  bonkras棋譜(ボンクラーズ棋譜)更新 まとめ (全棋譜)

2012-01-16 19:18:42 | PCの話

先日のB級1組の藤井先生の戦いぶりを足早に紹介します。 結果的には、7敗目を屈し再び降級の赤ランプ点灯です。 なんとか残り2番踏ん張ってほしいですね。

10戦目は、比較的相性のいい木村8段戦でした。もっとも今期は、相性のよかった深浦戦を落とすなどどうも相性は、関係なく調子の問題かもしれません。

先手▲木村8段 後手△藤井9段です。

例によって角換わり振り飛車ですが、2筋交換に関して△3五歩と独創的な指し方です。以下指し手は、進んで次図を迎えます。

ちょっと見には、参っているようですが、アクロバティックに指しまわします。  △2三同角▲同歩成△2七歩▲同飛△4五角・・・と続いて次図を迎えます。 少し木村8段がよさそうな感じです。

ここからも頑張り △4九飛▲5九竜△同飛成▲同金△6四歩▲7九銀△6五歩▲3六飛△6六飛 と次図を迎えます。

木村8段の渋い自陣飛車に対して派手に歩頭の飛車です。 しかし木村8段に丁寧に受けられ苦戦です。(次図)

いつのまに木村陣は、堅い陣形になってしまいました。いつもは、もっとあっさりの藤井先生ですが、この日は、頑張ります。(次図)

受けの好きな木村8段のペースで、さすがに切れ筋がはっきりしてきました。ここで投了かと思いましたが、さらに頑張りましたが、刀折れ矢つきました。(次図、投了図)

この頑張りは、次戦にきっといい結果を及ぼすでしょう。 次は、今期不調の中村9段戦です。

 

 開始日時:2012/01/13(金) 10:00:00
先手:木村一基
後手:藤井 猛
棋戦:
戦型:
手合割:平手

▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △4二飛  ▲6八玉  △8八角成 
▲同 銀  △6二玉  ▲4八銀  △7二玉  ▲7八玉  △8二玉  
▲2五歩  △7二銀  ▲9六歩  △2二銀  ▲2四歩  △同 歩  
▲同 飛  △3五歩  ▲2八飛  △4五角  ▲2六飛  △3四角  
▲2四飛  △1二角  ▲2八飛  △3三銀  ▲5六角  △同 角  
▲同 歩  △1二角  ▲2四歩  △2二飛  ▲2三角  △2七歩  
▲同 飛  △2三角  ▲同歩成  △4五角  ▲3六歩  △2三角  
▲7七角  △3一金  ▲3五歩  △4五角  ▲2二飛成 △同 銀  
▲3八金  △2六歩  ▲2八歩  △5六角  ▲5九飛  △1二角  
▲5三飛成 △4九飛  ▲5九竜  △同飛成  ▲同 金  △6四歩  
▲7九銀  △6五歩  ▲3六飛  △6六飛  ▲同 角  △同 歩  
▲同 飛  △3三銀  ▲6八銀  △4四角  ▲5五歩  △3五角  
▲5七銀右 △4四銀  ▲4八金寄 △2四角  ▲5四歩  △3三角  
▲3六飛  △3五歩  ▲2六飛  △5五銀  ▲7七銀  △4四角  
▲5三歩成 △5六歩  ▲4六銀  △同 銀  ▲同 飛  △4五銀  
▲1六飛  △5三角  ▲3七桂  △3六銀  ▲4六銀  △4四角  
▲5五歩  △3三桂  ▲6八金  △4一金  ▲1三飛成 △3七銀不成
▲同 銀  △6五桂  ▲3四歩  △5七歩成 ▲同金右  △同桂成  
▲同 金  △3四角  ▲2四竜  △2三金  ▲2六竜  △4五桂  
▲5八金  △5七歩  ▲6八金  △3七桂成 ▲同 竜  △5五角  
▲4六歩  △3六歩  ▲同 竜  △6六歩  ▲4五銀  △6七歩成 
▲同 玉  △3五歩  ▲3九竜  △4五角  ▲同 歩  △6五銀  
▲5七金  △1七香成 ▲同 香  △6六歩  ▲同 銀  △7八銀  
▲同 玉  △6六銀  ▲4六銀  △7七銀打 ▲同 桂  △同銀成  
▲6九玉  △4六角  ▲5八玉  △5七角成 ▲同 玉  △7六成銀 
▲5三桂  △5六歩  ▲同 玉  △6四桂  ▲4七玉  △3六銀  
▲3八玉  △5二金左 ▲3七歩  △4七金  ▲2九玉  △3七銀成 
▲6一桂成 △同 銀  ▲2六銀  △3八成銀 ▲同 竜  △同 金  
▲同 玉  △8八飛  ▲2七玉  △2五歩  ▲同 銀  △8七飛成 
▲3七歩  △3三桂  ▲1六銀  △1五歩  ▲同 銀  △2五桂  
▲2六銀打 △1七桂成 ▲同 玉  △1一香  ▲2一飛  △1五香  
▲同 銀  
 まで、187手で先手勝ち

--------------------------------------------------------

 

bonkrasの棋譜を1ヶ所にまとめました。あちこちに飛ばなくてもいいようにここから落とせるようにしました。

研究材料にもってこいかと思います。

bonkras 大阪道場の棋譜は、ここから。

bonkras 東京道場 平成23年度全対局棋譜 はここから。

bonkras 東京道場 平成24年度全対局棋譜(1月1日~14日(米長戦まで))は、ここから

 

来年は、棋士5人対コンピュータソフト5つの 5対5の対戦を米長会長から発表がありましたが、時間がたてばコンピュータはますますパワーアップしてくるので、船江4段以外誰が対局するか決まっていませんが、たいへんな対戦になりそうです。

いまbonkrasは、米長会長戦以降 対局していませんが、 ちょっと仕事も忙しくなってきたので、今後対局が始まっても更新は、微妙です。

 

 

 


bonkras棋譜更新 (1月8日~12日)

2012-01-14 08:38:53 | 将棋

昨日 B級1組順位戦があり 藤井9段は、木村8段に破れ再び 降級ランプが点りました。 うーん残念です。残り2戦頑張ってぜひとも残留してほしいものです。 この模様は、しばらくしたら紹介したいと思います。

今日は、電王戦 米長会長 VS bonkuras の注目の一番があります。 bonkrasも今日の1番に備えて12日に対局を終えたあと対局してませんので、それまでの棋譜をまとめました(ひとつに圧縮)ので、公開しておきます。

bonkras 1月8日~12日分 棋譜は、ここからダウンロードできます。

なお大阪道場での全棋譜は、ここで紹介しています。

以前の東京道場の棋譜は、ここここで紹介してあります。

いずれひとつの頁にまとめます。

 


bonrasの弱点? 脇システム

2012-01-13 20:45:52 | 将棋

今日 bonkrasの棋譜をみていたら2301点のwさんにbonkrasが連敗していました。 これは珍しいと棋譜を検討してみると なんと中終盤まで同じ局面ですすみ 連敗しているのです。

bonkrasは、定跡でよいと思われる局面には積極的に進み同じような間違いはしないはずなのにと思いながら見ていくと 不思議な局面に出会いました。いままで後手がよいだろうと言われていて先手がさける変化と思いきやこれがどうしてなかなか難しい。 bonkrasもこの局面は、定跡でいいはずだとインプットされているのか迷いなく飛び込んで負けている。

それを検証してみましょう。

先手▲Wさん(2301) 後手△bonkras 

ご存知  脇システムです。通常▲1五香では、もちろん▲1五銀もありますがどちらも定跡です。定跡どおり進み次図を迎えます。

この△7七歩に対して普通は、▲同金ととるのが定跡ですが先手のWさんは、▲同桂と取ります。(一般的には、ちょっと怖い形と言われています)

以下△5九飛▲7九歩△5八銀▲4六馬△6九飛成▲8八王△6七銀成(次図)

金をぽろっと取られて、どう見ても後手がよさそうに見えましたが、この局面 難解です。bonkrasには、この局面は、後手がいいはずとインプットされているはずです。 この局面 激指しに局面判断させても 後手よしと判断します。

ここからなんですが、先手は、▲1七香と打ちます。 以下△1六歩(どういう意味なんでしょうね?)▲同香△3一王▲7一飛△4一金▲1一香成△4二金引▲1二角(次図)

ここまで、2局とも同一ですが、この局面後手に詰めよがかかりもう後手の優位がとんでいってしまっているようです。

1号局は、ここから△5八竜▲7八香△2二金打▲1三歩△3五歩▲同馬△1二金▲同歩成△5二金寄▲2一成香△4二王▲6五桂△6二角▲7二飛成まで 先手勝ち

2号局は、ここから△2二金打▲1三歩△3五歩▲同馬△1三桂▲同馬△5二金寄▲6五桂まで先手勝ち

 なんと短手数でいずれもbonkrasが敗れています。

 

してみると80手目の△6七銀成と味よく金を取った局面本当に後手がいいのかわからなくなってきます。このようにbonkrasでも定跡でこの変化は、いいはずだからとインプットされているものがあればもしそれが 今回のように負けるのであればそこが弱点にもなりますね。

はたして80手目の局面どちらがいいのでしょうね。

 

 


bonkras大阪道場での全棋譜

2012-01-13 12:41:27 | 将棋

bonkrasは、昨年の11月10日に東京道場で参加しましたが、その2日前に大阪道場に参加していたことをあとから気づきました。

そこでも63局ほど対局して、2400からスタートしたレーティングは、驚異的なスピードでレーティングを2800台にあげました、そのあと東京道場へ移ってからの活躍は、ご存知のとおりです。

そのういういしい bonkrasの開始直後の大阪道場全棋譜を公開します。もっともこの棋譜は、まだ消されていないので、倶楽部24からダウンロードは、可能です。面倒な人用に全局を圧縮してひとつのファイルにまとめてあります。

ダウンロードは、ここ からできるようにしました。

 

明日 電王戦がありますが、 ニコニコ動画で、ボンクラーズを解説した動画がありましたので貼り付けておきます。プレマッチで惨敗でしたがさて今回は、米長会長どんな戦いを見せてくれるのでしょうか?

 

 

 

bonkrasは、第21回コンピュータ将棋選手権の優勝ソフト その対戦棋譜は、ここから見れます。


看寿賞作品集 難しい短編

2012-01-10 22:25:57 | 将棋

今日も将棋ネタです。

前回 ゆめまぼろし百番で、駒場さんの芸術作品の一端をご紹介しましたが、今日は、看寿賞作品集から印象に残っている作品をご紹介します。

まあ中編作、長編作は、詰ませるというよりは鑑賞が中心となりますが、短編作品は詰ましてみたくなるものです。

ところが看寿賞を取った短編のなかでも非常に難しいものもあります。 中段王で手の広い作品では、ないと思われるのに詰筋が全く見えてこない作品がありました。

普通だとある程度筋が見えてくるものなのですが いまから紹介する昭和47年度看寿賞 短編部門の受賞作は、なかなか詰筋が見えてこない難解作です。

11手詰ですので、挑戦してみてください。

 

上部が広くてとても詰むように見えない作品ですが、11手で詰むのはちょっとした驚きです。

 


ゆめまぼろし百番

2012-01-09 19:27:54 | 将棋

昨日 阪神電車に乗った際 アナウンスで何度も、”明日から3日間 戎さん その際は是非 西宮神社へ阪神電車で御参りください”。 と流れていました。

というわけで今日は、宵戎です。 二男と車で地元の須賀神社に参ってきました。 いつもの御飾りは¥5000の購入して 福引4回。 2等で月桂冠があたりました。まあ家では御酒飲む人いないんですが去年も同じでしたね。

 

ここから将棋ネタを。

米長会長が、もうすぐボンクラーズと対戦しますが、来年には、そのボンクラーズ 舟江4段とと対戦することが決まっています。舟江4段と言えば 詰将棋の名手 

その舟江4段が以前に 駒場和男著のゆめまぼろし百番は、素晴らしいと絶賛している記事を読んだことをふと思い出しました。

そこで その本を取り出してきて、1局並べてみると絶句するくらい精密に勝つ巧妙に作られている詰将棋を目にしました。百番とも素晴らしいのですが、指し将棋には向きませんが芸術です。

その30番を紹介します。

この詰将棋、局面図から▲3七銀△同王▲3八銀・・・・ と28手進めた局面が次図です。

この△5七と引いた局面から ▲1八馬△同王▲7八竜△5八と▲6三角△5四角▲同角成△1七王という竜鋸の手順で、50手すすんだ78手目の局面が次図です(途中△5四角合も頭の丸い角で5四に馬を作らせることにより打ち歩詰めに誘う巧妙な受け)。

比べてみると 玉側の9八にあった歩が手駒に加わっているだけで、あとの駒配置はそのままです。実は、このあとの打ち歩詰回避のために1歩足らなかったのを補ったものなのです。それだけでなく 竜鋸で歩を取った竜は、単にそれだけでなく竜鋸で再び6筋に戻してきます。 それは、最終収束で6一の歩を取って収束に向かうためです。

上図から▲1八金△2六王▲2七歩△3五王▲3四銀成(1歩補充したためこの手が成立)△同王▲3五歩・・・・・以下見事に99手で詰みます。

最後の▲1二歩不成は、もちろん▲1二歩成でもいいのですが著者のこだわりです。 この作品見て 構想力のすごさに感心しました。こんな作品がたくさん入っています。芸術作品ですね。

 


大阪日本橋

2012-01-08 22:19:53 | エッセイ,その他(ジャンルなし)

3連休 そんなに仕事も忙しくないので、ゆっくりしていましたが今日は、家族で、二女のいる西宮に遊びに行きました。 嫁さんは、西宮のららぽーとでショッピング。 

二男と私は、別行動ながら大阪日本橋へ。

ここ数年 大阪日本橋をゆっくり訪れることがなかったので、いろいろ気がついたことがありました。

まず パソコン自作のパーツショップが減っていることです。あきらかに自作よりショップブランドの完成品が安いせいか 自作派が減ったのでしょうね。 

それと電子部品のショップが少し増えていたのは、ありがたいことでした。何ででしょうね。いつもは、まずデジットというパーツ屋に行きます。秋葉原でいうと秋月電子通商のようなところです。 組み立てキットや格安パーツやジャンク品とかいろいろあります。

まあ ここに来る人はマニアなんですけどね。そのあと共立電子に行くのがいつものパターンです。

いくつかのパーツとAVRマイコン用の書籍を買い込みました。 

それで日本橋で気がついたのは、少し秋葉化してきたというか萌え系の店が目立つようになりました。二男もそういうところに行ったのかよくわかりませんが、どうなんでしょうね。この傾向。 メイドカフェもできていて、表でその格好でチラシを配っていました。あーあ。

 

その後 大阪梅田にもどり旭屋書店にいくとなんと閉店している。 えーびっくりやな。知らなかった。 ところがその道向かいの新阪急ビルの1F~3Fまで ブックファーストという大型書店ができていた。 これはありがたいとそちらにいきました。50万冊置いているというだけあって さすがです。 ここでほしいものはそろったので、紀伊国屋書店にまでは行きませんでした。 中田章道 短篇詰将棋代表作を買いました。 電車の中で読むためです。 梅田~鳴尾までの30分間で7手詰み 5作しか解けませんでした。意外と難しい。

その30分のうち15分もかかったこの第2問。盲点にはまっていました。

 

 

その後 西宮にもどり合流してアルバイトを終えた二女も含め夕食にいきました。 どこへ行こうか迷って結局 近くの餃子の王将でした。 3人前ファミリーセットを4人で食べましたがそれでも量が多い。 王将ってリーズナブルですね。

今日一日 リフレッシュできました。

 

 


bonkrasの定跡 (bonkrasの棋譜更新)

2012-01-08 08:21:25 | 将棋

bonkrasが再び3300を越えてきました。 一時期は、Zさんに4連敗して相当減りましたが、そのZさんにもそれ以上にリベンジし 再度(何度か)3300を越えてきました。 現在 3331です。前人未到の3400は、達成するのでしょうか?

なお増え続ける棋譜更新しました。

1月4日~7日分は、以下のところです。

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-vynzyfpd57raxryvqiwtuur3vi-1001&uniqid=cd31019e-c5b7-47b3-8080-f6dc929b66ca&viewtype=detail

 

それ以前は、ここの記事からダウンロードができます。

 

そのbonkrasですが定跡は、どれくらいはいっているか気になるところです。1月6日の対局でも新山崎流がでてきたので、ちょっと覗いてみますと、

先手▲Zさん(3034) 後手△bonkras(3322) です。 

△8五飛VS新山崎流の定跡形です。

ここから▲3三角成△同桂▲3五歩△4四角▲7七角△3五角▲3六飛△3四歩▲8六歩△6五飛(次図)

いっぱい枝葉はありますが、定跡形で進みました。ここで普通は、▲6八銀と指すのが一般的なのですが、そのあとのbonkrasの指し方が見たかったのですが、先手は▲8八銀と変化してしましたので見ることができませんでした。

参考棋譜

開始日時:2012/01/06(金) 20:46:00
先手:Zさん(3034)
後手:bonkras(3322)
棋戦:
戦型:
手合割:平手

▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △3二金  ▲7八金  △8四歩  
▲2五歩  △8五歩  ▲2四歩  △同 歩  ▲同 飛  △8六歩  
▲同 歩  △同 飛  ▲3四飛  △3三角  ▲3六飛  △2二銀  
▲8七歩  △8五飛  ▲2六飛  △4一玉  ▲4八銀  △6二銀  
▲3六歩  △5一金  ▲3七桂  △7四歩  ▲3三角成 △同 桂  
▲3五歩  △4四角  ▲7七角  △3五角  ▲3六飛  △3四歩  
▲8六歩  △6五飛  ▲8八銀  △7三桂  ▲6九玉  △8五歩  
▲同 歩  △2六歩  ▲2八歩  △8五飛  ▲5九金  △5二金  
▲8六歩  △8一飛  ▲8七銀  △4二玉  ▲3五飛  △同 歩  
▲3四歩  △6五桂  ▲6六角  △4四歩  ▲同 角  △2九飛  
▲6六角  △4四歩  ▲3三歩成 △同 銀  ▲2五桂  △1九飛成 
▲5六角  △2四銀  ▲3三歩  △3一金  ▲2三角成 △2五銀  
▲2四桂  △5一玉  ▲3二歩成 △3六香  ▲3一と  △6一玉  
▲7九玉  △3八香成 ▲8八玉  △9五桂  ▲9六歩  △8七桂成 
▲同 金  △4八成香 ▲8四桂  △8三銀  ▲4八金  △5九竜  
▲8五香  △4八竜  ▲9七玉  △7八銀  ▲8八金打 △8四銀  
▲同 香  △8三歩  ▲3二桂成 △8四歩  ▲4一と  △8五香  
▲4二と  △8六香  ▲同 金  △8五桂  ▲9八玉  △8九銀不成
▲同 玉  △7七桂打 
 まで、110手で後手勝ち


bonkrasの棋譜更新 (ボンクラーズの全棋譜)

2012-01-04 09:15:20 | 将棋

bonkrasは、自動で対局し続けているのでしょうか? 夜中もずっと対局していますからね。

対局数が多すぎて、よくわかりませんが 学習機能で定跡どおり負けることは減っているように思われます。ますます強くなっていくばかりです。レーティングも3300前後で留まっています。

bonkras棋譜を研究している人のためにまとめて見ました。(正月休みがすこしあったので)

自分で、将棋倶楽部24でダウンロードして、保存するには、非常に時間がかかりめんどうだなと思う人用に用意しました。

2011年度は、 11月10日から12月31日までの全対局棋譜は。こちらです。

bonkras 2011年対局分(11月10日(開始日)~12月31日)

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-vynzyfpd57raxryvqiwtuur3vi-1001&uniqid=742a0801-5b49-4880-a9ed-78b810dbd56d&viewtype=detail

 

bonkras 2012年対局分 その1(1月1日~3日分)

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-vynzyfpd57raxryvqiwtuur3vi-1001&uniqid=501a4598-0f43-48a9-a622-ea3aa7a032d9&viewtype=detail

まあ 今もbonkras棋譜は、増え続けています。 今後更新するかは、不明ですが機会がありましたら更新したいと思います。

 


bonkrasの強さ 対右玉編 その2

2012-01-02 20:41:42 | 将棋

緊急の仕事もなくゆったりとした正月を過ごしています。箱根駅伝も満喫しています。柏原選手さすがとしかいうほかないですね。 子供らも帰ってきているので、外食にいったりちょっと優雅に過ごしています。

 

さてネット将棋のほうは、bonkrasが年末にZさんに4連敗してレーティングを大幅に落としましたがそこから巻き返してきています。 3200の半ばで推移しています。

この前に対右玉戦で見事な戦いを見ましたがもう一局ご紹介します。

先手▲3さん(レーティング 2848) 後手△bonkrasです。

局面は、bonkrasの攻撃開始前の局面です。

先手の右玉も理想的な形に見え隙などないように見えますが、bonkrasは果敢に攻め込みます。

以下△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△7六飛▲7七桂△6五桂▲6六銀(次図)

先手としては、後手からの攻めがこれ以上ないと思っていましたが第2弾がやってきます。

以下△3五歩▲4八金△3六歩▲同銀△4六歩▲6一角(次図)

△3五歩が鋭い手で、▲同歩は、△3六歩▲同銀で、桂馬があれば△4六桂がきます。その桂馬は7筋にあります。というわけで、▲4八金と傷をさけとようとしましたが、△4六歩とためる手がいやらしい。

先手は金取りに▲6一角と反撃しますが、ここからbonkrasの第3弾の攻めが炸裂します。

以下△3五歩▲同銀△6六飛▲同歩△4七銀▲同金△同歩成▲同王△5七金(次図)

やはり4六の垂れ歩がものをいい、局面図となってはどこへ逃げても飛車を取られます。

以下▲3八王△4七角▲2八王△2九角成▲同王△3六歩(次図)

先手は、金を取っても後手玉が詰めよにならないので△3七歩成で負けです。こうなっては、先手もねばれずあといくばくも後手(bonkras)の勝ちとなりました。 

右玉は、薄いのでこんなに強襲がきまると気持ちいいですが、実戦ではなかなかうまくいかないんだけどbonkrasは違うね。

参考棋譜

開始日時:2011/11/21(月) 22:40:00
先手:3さん(2861)
後手:bonkras
棋戦:
戦型:
手合割:平手

▲7六歩  △8四歩  ▲2六歩  △8五歩  ▲7七角  △3四歩  
▲8八銀  △3二金  ▲7八金  △7七角成 ▲同 銀  △4二銀  
▲3八銀  △7二銀  ▲4六歩  △8三銀  ▲4七銀  △8四銀  
▲9六歩  △9四歩  ▲3六歩  △4一玉  ▲3七桂  △4四歩  
▲5八金  △3一玉  ▲2九飛  △1四歩  ▲1六歩  △5二金  
▲4八玉  △7四歩  ▲4五歩  △3三銀  ▲4四歩  △同 銀  
▲4五歩  △3三銀  ▲6六銀  △7三銀  ▲5六歩  △6四銀  
▲3八玉  △7三桂  ▲5七銀  △8六歩  ▲同 歩  △同 飛  
▲8七歩  △7六飛  ▲7七桂  △6五桂  ▲6六銀  △3五歩  
▲4八金  △3六歩  ▲同 銀  △4六歩  ▲6一角  △3五歩  
▲同 銀  △6六飛  ▲同 歩  △4七銀  ▲同 金  △同歩成  
▲同 玉  △5七金  ▲3八玉  △4七角  ▲2八玉  △2九角成 
▲同 玉  △3六歩  ▲3八歩  △5九飛  ▲2八玉  △5八飛成 
▲5二角成 △3七歩成 ▲1七玉  △3八竜  ▲4一飛  △2二玉  
 まで、84手で後手勝ち