バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

第13回和歌山将棋フェスティバル  (居飛車の基本手筋)

2016-11-20 19:44:43 | 将棋

すっかり更新を怠っていました。単に怠けていただけです。

今月初めての更新です。

今日は、和歌山市のビッグ愛で行われた和歌山将棋フェスティバルに行ってきました。

大阪や奈良からも来ていて、特に研修会の若手の強豪が猛威を振るいました。

ビッグ愛に行ってみると神崎先生が最近出版された自著にサインを汗をかきながら必死にしていました。

さあ本屋を始めますよ、1冊¥1540 いまならサインと名前を入れるサービス付きでよという感じで

文章もいくつかのなかから選べるというので ”早逃げは 恥ではなくて役に立つ ”という文章を選びました。この大会では早逃げをする局面は出てきませんでしたが

どちらかというと初級から中級向けだが 面白い項目もあるので、その場で購入しました。(多分初めての出版本だと思いますので(笑))

マイナビの編集部ブログでも載っていたこの問題はいいですね。

次の一手がすんなり頭に浮かぶようならセンスがいい。答えを書くとご法度なので悩む方はご購入を(神崎先生! 宣伝しときましたよ(笑))

 

さて将棋の方に戻ります。

4人ブロックの2人抜けです。

ブロックのなかに奈良から来た中学生の横谷くんが2連勝で抜けました。まあのこり1枠をどうとるかです。

初戦の青棋会のN君と

先手▲バビル3世 後手△Nくん

局面は、終盤戦で図の48歩を見落としていて敗勢

ここで▲48金引△同成桂▲同王と進みました。そこで△57金▲39王△47歩くらいで敗勢と思ってましたが攻め間違えてくれて次図となる

先手玉が横利きのZになっているそのため銀はいく渡しても詰まない。▲63銀と打ち込んで手ごたえを感じ、辛勝である。

 

2戦目が奈良から研修生の横谷くんと対戦

先手が▲横谷君 後手△バビル3世

先手が▲56角打ってきたところだがここでは、後手の私としてはうまく指せていると思っていた。

このあと△64角▲85飛△25歩▲同歩△同銀▲26歩△同銀▲同銀△同飛▲27歩△56飛▲同歩△36歩と大決戦に

但し 飛車を切る手でおとなしく引く手は、どうですかと言われたがそこは棋風だからしかたない。

その後 次図に進展

ここで、△34香が良かったのだが△37桂成と進め次図と進展

ここで▲84歩が鋭い。△93角と粘ったが及ばなかった。

以下▲75桂△84角▲22竜とすすみこれを△52香とか受けると▲25竜で攻めが切れるので、 △38香成▲同王△74金と催促にいったが

▲84飛△同金▲71銀でぴったり詰まされた。こういうところはしっかりしてるね。

 

予選抜けを目指し N君と再戦

▲バビル3世 △N君

模様は、よかったのだがもつれ気味で時間も切迫し▲43銀と打ったところ

ここで△44飛と誤ったので▲64角が恰好となり攻めがつながった、以後もよれよれで辛勝。

なんとか予選抜け

 

トーナメント1回戦は 大阪から参加の小学生  小学校低学年かもしれない、予選を抜けてくるからには強いのだろう。道場では4段との事。

先手▲バビル3世 後手△K君  (この将棋に関して先後逆で表現しています)

△63金と角に当ててきたところ。 まあ角を逃げてもいいのだが勢いを重視した攻めに出た。

▲41銀△31金▲73角成△同金▲55桂△32銀▲同銀成△同金▲43銀△31銀▲32銀成△同銀▲43金△31銀▲35歩△67角▲56歩△35歩▲34歩(次図)

銀冠が堅いののでちょっと強引気味の攻めがつながった、近頃の小学生は強い。全力投球しないと勝てない。(しても勝てないこともあるかも)

 

ベスト8の戦いは、顔見知りの新田さん、 対戦相手がベテランでほっとした。

先手▲バビル3世 後手△新田さん

後手が△86飛と走ったところだが これには格好の手筋がある。

▲75銀△76飛▲89飛△87歩▲同飛△86歩▲同飛△69角▲79歩 と進み先手好調

その後次図を迎える

ここで もっと腰を落として読めばよかったのだが手拍子で▲25桂と打ち△24王のあと▲85竜△46飛と進み混戦気味に

囲いから追い出せば何とかなると即断したがここでもっと考えるべきだった。以下は、攻めが切れ気味になり敗戦。

 

ベスト4は、大阪の畑さんVS新田さん  研修会の菅谷君 VS 研修会の横谷君 

さてどうなるのでしょうね。

とはいえ 23日に西日本団体戦があるのでこれの練習にちょうどよかったが 団体戦の方はレベルが非常に高いようなので少しでも頑張りたい。

ちなみに下馬評では、参加させてもらう きのくに支部が一番弱いとの評判である。まあいいですよその方が気が楽だから(笑)