お盆が終わって、二女は西宮にアルバイトがあるので帰って行きましたが、長男、長女がいて、なかなか賑やかでしたが 30日に長女が上海に日本語学校の営業活動を含めた旅行いき(時期としては最悪ですけどね)、昨日の31日に長男も東京に帰り元の生活3人にもどりました。まあいま一緒にいる二男も来春には大阪の専門学校(製菓)にいくので、来週その学校の寮を見学にいってこようかと思っています。
今日は、将棋ネタです。
マイナビに最近発行された先手中飛車 佐々木慎著を紹介します。
先手中飛車の本は、本家の近藤さんや、鈴木大介8段、戸部6段とかいろんな方が出版されています。
今回 この本で面白い筋が紹介されていたのでほんの少しご紹介します。
後手が△5五銀と出て飛車を詰ませたところですが、先手としては、こういう変化にあまりしたくないところでしたが ここからうまい指し方が紹介されていました。
▲5六飛△同銀▲7八角!△4五銀▲5五歩(次図)
こうやってしつこく銀を狙うのです。たとえば△3五歩とか指すと▲6六歩△4四歩▲4五角△同歩▲8三銀という筋があります。
それで△4四歩と指すくらいですが▲6六歩に△7四歩と突いて先ほどの筋を消しても今度はそこで▲6八角と2枚目の角を打ちあくまで銀を狙う筋が生じます。
こういう手順は知りませんでした。
この本 結構 広範囲に解説されていますので参考になる本です。但し 著者の性格からあまりここせの悪手を指させてわかりやすく優勢にしませんので、先手ペースとかいう結論で終わる項目が多数あります。 私はこの方がいいんですけど。
アマゾンレビューも書いてみたんですが、なかなかこの著に関しては、2通りの見方があって、人によって賛否両論ですね。 ところでこの佐々木慎6段 もうちょっと活躍してもいいと思うのですが。 才能ある若手の一人です。見守っていきたいと思います。