藤井9段 6連敗

昨日　B級1組の将棋順位戦がありA級から陥落して1年目の藤井9段を注目していましたがまたしても終盤で競り負けて6連敗となってしまいました。

残り6戦に全勝するくらいでないと厳しくなりました。このままだとB級2組に連続降級になってしまうかもしれません。前局の対深浦戦の大逆転負けといい本局の逆転負けといい　流れが非常に悪くなっています。　今回は、相振り飛車でしたが　後手番の時の角換わり振り飛車が思うように勝ち星を稼いでくれていないのが原因ですね。

山崎戦は、次のような展開になりました。　先手▲藤井9段　　後手△山崎7段　です。

 

ここから　激戦が繰り広げられ　次図の終盤戦を迎えます。

ここで▲7六歩△同銀▲6六金で勝てそうに見えますが△3九角の返し技があって最後は6六の金を抜かれて後手の勝ちになります。

ですから難しい終盤戦です。

本譜は、　▲7六歩△同銀▲5八金打　と進め△4八香成となったのが次図です。

ここでも▲5九金という手も見えましたが▲7五香と追っかけましたが逃げられ最後は、見事に遠見の角で決められてしまいました。

(次図）

こうなっては受けても一手一手です。

終盤に競り負けて、6敗目の藤井9段ですが、なんとか奇跡をおこして残留してほしいものです。

中国のひき逃げの事件

先日　中国で起きた2歳の女の子がひき逃げされた事件は、動画も流されていて非常にショッキングです。高速鉄道を事故後埋めたりとかいろんな事件がこの国ではありましたが、人の本質にふれたこの事件は、一番ショックでした。

中国の中でも大反響になっているようですが、この事件が起きた事自体信じられません。　ひき逃げされた2歳の子を見て見ぬ振りをして通りすぎた18人といわれていましたが、最初に引かれたときにすぐに助け出せば2回目に引かれることはなかったのに　母親の気持ちを思うとつらいですね。お悔やみ申し上げます。

とてもやるせない気持ちになります。正直ブログで書き込むほどのやるせなさを感じました。

ただ　人が車にはねられているとき　助けるのは人間の本能だと思いましたがそれができない国があったのは、ショッキングです。　その国に長女は仕事に行っています。ちょっと複雑な心境になります。

中国にいる長女とこのことをチャットで話すると　日本に居る長女の中国人の友人らはこの事件に対して、中国のイメージが悪くなると怒ってるとか言ってました。

この事件をきっかけに中国の人のなかにも同じような考えの人もたくさんいると思います、そういう人たちが中国の意識をいい方向にかえてくれることを期待してやみません。