昨日、元職場の女性二人が、お寺に寄進した襖絵を見に近くまで来ているが、場所が分からないので教えてほしいと電話があった。どうやら、すぐ近くのようなので「○○郵便局の裏手です・・」と答えておいた。
その後、襖絵やお寺を見られた感想をいただいた・・ありがたいことである。
「こんにちは忙しいところにすみませんでした。素晴らしいお寺でした。それにお嬢さんの襖絵に感激しました。色も素晴らしく最高です。Tさんと感激して帰りました。ありがとうございました。Tさんからも宜しくとの事でした」
さて、競馬の話。西日本地方は早朝から雨が降っており、京都競馬場周辺も雨であろうと思い10時前にTVでチェックすると・・・やはり降っている。
10時05分、京都競馬第1 レースのファンファーレが鳴り響いた。2番人気の太宰啓介騎手騎乗のテイエムチカラが好スタートを決め、逃げ脚を伸ばして最後の直線では後続を引き離し・・・楽勝のゴールイン。この日の同騎手、メインレースでは2番人気のフミノイマージンに騎乗し、力をつけた同馬も絶好の状態にあるから初のGI制覇がかかっており、幸先のいい勝利である。
雨は止む間もないほど降り続いているのが、画面を通して分かる・・うーん、このまま降り続くとメインの頃は馬場も相当悪化しそう。案の定、午後から芝も稍重になり、10 レースになると重馬場発表。
ところで、500万下の第6 レース、地方で2戦して帰ってきたアイアンテール(10番人気)に騎乗した太宰騎手は、またしても逃げ切っている。この日、メインレースまでに1着2回、5着2回など着外4回・・・と、メインを睨んで奮起していた。
そして、雨が降りしきる中、メインレース「エリザベス女王杯」がスタートした。フミノイマージンもいいスタートを決めるも、定位置ともいえる後方に下げて追走している。1番人気のヴィルシーナはすかさず先団に取りつき、終始3、4番手から追走。レジェンドブルーが雨中をついて軽快に逃げ脚を伸ばしているが、中団にはホエールキャプチャ、マイネイサベル。大外のラシンティランテは後方から追走し、さらに後方からレインボーダリア、そのさらに後方にフミノイマージンなど。
何と後方にいたエリンコートがスローの流れを嫌って、3コーナー手前から大外を一気に動き先頭に詰め寄った。それに併せるかのようにオールザットジャズも動き、先頭のレジェンドブルーとの3頭が馬群を引っ張って直線に向かった。最後の直線に入るとエリンコートは脚が上がって・・ここまで。ヴィルシーナも先団に取りつくように動き、大外からラシンティランテなども上がって来るが、フミノイマージンは、直線に向くと最内に潜り込んだ・・・。
直線半ばから行き脚の悪そうであったヴィルシーナが、内から先頭に立っていたレジェンドブルーを外から交わして先頭へ。すると後方待機のレインボーダリアが大外からこの重い馬場を一気に伸びて来て、ヴィルシーナと馬体を併せた・・・2頭の叩き合いがゴールまで続く。どうやら、レインボーダリアはこのような馬場が合っているらしい。
最内にコースをとって中団まで上がってきたフミノイマージンは、想定外の馬場に脚を取られているのか・・・本来の力が出ない。伸び悩んでおり万事休す
馬場が渋っても大丈夫と思われていた同馬、ところが激しく降る雨で一気に悪化した馬場に相当苦労していたと思われる。午前中から好発進であった太宰騎手のGI初勝利も露と消えてしまった・・・残念。本来は馬場の外に出したかったが、包まれて外に出せなかったことを鞍上は悔いていたとのこと。
ゴール前の壮絶な叩き合いの2 頭に後方から、追い込んできた馬がいた・・・M.デムーロ騎手騎乗のピクシープリンセスが先頭の2頭に迫った。しかし、このような馬場得意らしいレインボーダリアが、ヴィルシーナをクビ差抑えて初GIを制し、後方から一気に追い込んだピクシープリンセスは、クビ、ハナの3着に入線。
ヴィルシーナにとっても、このような馬場は不運なことであった。シルバーコレクター返上とならなかったものの、先行集団で際どい2着とはさすがに実力馬である。(夫)
[追 記]~レース後のコメント~
1着 レインボーダリア 柴田善臣騎手
「調教の段階から馬はいい状態でしたし、不利がなければいいレースができるという手応えはありました。重馬場でこの馬としてはよりチャンスがあるのではと思っていました。4コーナーにいい形、いいリズムで入れたので何とかなるのではと思いました。GIの舞台でこの馬の力を出せて嬉しく思います。この馬はとにかく性格がよく、調教以上にレースで乗りやすい馬です。馬場は悪かったですけど、いいレースはできたと思います。これからも応援よろしくお願いします」
2着 ヴィルシーナ 内田博幸騎手
「勝ったと思いましたが、悔しいですね。この馬場ですし、内にこだわらず出たなりで競馬をしましたが、外から早めに来られましたからね……。馬場に関しては言い訳にならないと思います。GIを勝てる力はあるのに、1番人気に支持してくれたファンに申し訳ないです。ただ、馬はがんばってくれました」
3着 ピクシープリンセス M.デムーロ騎手
「スタートしてからの動きが硬く、ノメって手前を替えてばかりでついて行けませんでした。直線に向くときに外を回るロスもありました。最後は本当にいい脚を使ってくれましたが……」
4着 マイネオーチャード 柴田大知騎手
「この馬場もまったく苦にしませんでした。道中はあまり進んで行かない馬なので、無理せず行きましたが、しっかり走ってくれました。馬が本当に力をつけてよくなっています。今後が楽しみです」
5着 オールザットジャズ 川田将雅騎手
「3コーナーまでは本当にスムーズで、いい雰囲気だったのですが、外からまくってきた馬の影響を受けて一気にハミを噛んでしまって、行ってしまいました。あそこで抑えていれば……」
7着 マイネイサベル 松岡正海騎手
「いいところにつけられましたし、良馬場なら面白かったと思うのですが……。ここまで悪くなるとノメってしまいました。今は本当に調子がいいですし、この距離でも大丈夫です」
9着 ラシンティランテ C.ルメール騎手
「道中はスムーズで、4コーナーを回るときの手応えもよかったのですが、残り300㍍ぐらいで馬が疲れてしまいました。距離の問題かもしれません」
10着 ホエールキャプチャ 田中清隆調教師
「馬場は関係ないと思います。今日は動きたいときに動けませんでしたからね」
11着 フミノイマ-ジン 太宰啓介騎手
「デキは今までで1番良かったのですが、外に出せなくて。ボクの責任です」
(出典:サンスポ、JRA-VAN NEXT 抜粋)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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その後、襖絵やお寺を見られた感想をいただいた・・ありがたいことである。
「こんにちは忙しいところにすみませんでした。素晴らしいお寺でした。それにお嬢さんの襖絵に感激しました。色も素晴らしく最高です。Tさんと感激して帰りました。ありがとうございました。Tさんからも宜しくとの事でした」
さて、競馬の話。西日本地方は早朝から雨が降っており、京都競馬場周辺も雨であろうと思い10時前にTVでチェックすると・・・やはり降っている。
10時05分、京都競馬第1 レースのファンファーレが鳴り響いた。2番人気の太宰啓介騎手騎乗のテイエムチカラが好スタートを決め、逃げ脚を伸ばして最後の直線では後続を引き離し・・・楽勝のゴールイン。この日の同騎手、メインレースでは2番人気のフミノイマージンに騎乗し、力をつけた同馬も絶好の状態にあるから初のGI制覇がかかっており、幸先のいい勝利である。
雨は止む間もないほど降り続いているのが、画面を通して分かる・・うーん、このまま降り続くとメインの頃は馬場も相当悪化しそう。案の定、午後から芝も稍重になり、10 レースになると重馬場発表。
ところで、500万下の第6 レース、地方で2戦して帰ってきたアイアンテール(10番人気)に騎乗した太宰騎手は、またしても逃げ切っている。この日、メインレースまでに1着2回、5着2回など着外4回・・・と、メインを睨んで奮起していた。
そして、雨が降りしきる中、メインレース「エリザベス女王杯」がスタートした。フミノイマージンもいいスタートを決めるも、定位置ともいえる後方に下げて追走している。1番人気のヴィルシーナはすかさず先団に取りつき、終始3、4番手から追走。レジェンドブルーが雨中をついて軽快に逃げ脚を伸ばしているが、中団にはホエールキャプチャ、マイネイサベル。大外のラシンティランテは後方から追走し、さらに後方からレインボーダリア、そのさらに後方にフミノイマージンなど。
何と後方にいたエリンコートがスローの流れを嫌って、3コーナー手前から大外を一気に動き先頭に詰め寄った。それに併せるかのようにオールザットジャズも動き、先頭のレジェンドブルーとの3頭が馬群を引っ張って直線に向かった。最後の直線に入るとエリンコートは脚が上がって・・ここまで。ヴィルシーナも先団に取りつくように動き、大外からラシンティランテなども上がって来るが、フミノイマージンは、直線に向くと最内に潜り込んだ・・・。
直線半ばから行き脚の悪そうであったヴィルシーナが、内から先頭に立っていたレジェンドブルーを外から交わして先頭へ。すると後方待機のレインボーダリアが大外からこの重い馬場を一気に伸びて来て、ヴィルシーナと馬体を併せた・・・2頭の叩き合いがゴールまで続く。どうやら、レインボーダリアはこのような馬場が合っているらしい。
最内にコースをとって中団まで上がってきたフミノイマージンは、想定外の馬場に脚を取られているのか・・・本来の力が出ない。伸び悩んでおり万事休す
馬場が渋っても大丈夫と思われていた同馬、ところが激しく降る雨で一気に悪化した馬場に相当苦労していたと思われる。午前中から好発進であった太宰騎手のGI初勝利も露と消えてしまった・・・残念。本来は馬場の外に出したかったが、包まれて外に出せなかったことを鞍上は悔いていたとのこと。
ゴール前の壮絶な叩き合いの2 頭に後方から、追い込んできた馬がいた・・・M.デムーロ騎手騎乗のピクシープリンセスが先頭の2頭に迫った。しかし、このような馬場得意らしいレインボーダリアが、ヴィルシーナをクビ差抑えて初GIを制し、後方から一気に追い込んだピクシープリンセスは、クビ、ハナの3着に入線。
ヴィルシーナにとっても、このような馬場は不運なことであった。シルバーコレクター返上とならなかったものの、先行集団で際どい2着とはさすがに実力馬である。(夫)
[追 記]~レース後のコメント~
1着 レインボーダリア 柴田善臣騎手
「調教の段階から馬はいい状態でしたし、不利がなければいいレースができるという手応えはありました。重馬場でこの馬としてはよりチャンスがあるのではと思っていました。4コーナーにいい形、いいリズムで入れたので何とかなるのではと思いました。GIの舞台でこの馬の力を出せて嬉しく思います。この馬はとにかく性格がよく、調教以上にレースで乗りやすい馬です。馬場は悪かったですけど、いいレースはできたと思います。これからも応援よろしくお願いします」
2着 ヴィルシーナ 内田博幸騎手
「勝ったと思いましたが、悔しいですね。この馬場ですし、内にこだわらず出たなりで競馬をしましたが、外から早めに来られましたからね……。馬場に関しては言い訳にならないと思います。GIを勝てる力はあるのに、1番人気に支持してくれたファンに申し訳ないです。ただ、馬はがんばってくれました」
3着 ピクシープリンセス M.デムーロ騎手
「スタートしてからの動きが硬く、ノメって手前を替えてばかりでついて行けませんでした。直線に向くときに外を回るロスもありました。最後は本当にいい脚を使ってくれましたが……」
4着 マイネオーチャード 柴田大知騎手
「この馬場もまったく苦にしませんでした。道中はあまり進んで行かない馬なので、無理せず行きましたが、しっかり走ってくれました。馬が本当に力をつけてよくなっています。今後が楽しみです」
5着 オールザットジャズ 川田将雅騎手
「3コーナーまでは本当にスムーズで、いい雰囲気だったのですが、外からまくってきた馬の影響を受けて一気にハミを噛んでしまって、行ってしまいました。あそこで抑えていれば……」
7着 マイネイサベル 松岡正海騎手
「いいところにつけられましたし、良馬場なら面白かったと思うのですが……。ここまで悪くなるとノメってしまいました。今は本当に調子がいいですし、この距離でも大丈夫です」
9着 ラシンティランテ C.ルメール騎手
「道中はスムーズで、4コーナーを回るときの手応えもよかったのですが、残り300㍍ぐらいで馬が疲れてしまいました。距離の問題かもしれません」
10着 ホエールキャプチャ 田中清隆調教師
「馬場は関係ないと思います。今日は動きたいときに動けませんでしたからね」
11着 フミノイマ-ジン 太宰啓介騎手
「デキは今までで1番良かったのですが、外に出せなくて。ボクの責任です」
(出典:サンスポ、JRA-VAN NEXT 抜粋)
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