28日、東京競馬場で開催された「第30回ジャパンカップ」、入場人員も10万人超で売上、入場者数とも前年比を上回ったと翌日のスポーツ紙に出ていた。
ところが、24分にも及ぶ長~い審議の結果、誰もが予想もしていなかったC.スミヨン騎手騎乗の1着馬ブエナビスタの2位降着の審議放送が場内に流れると・・・・スタンドからブーイングが巻き起こったとか。
同馬を管理する松田博資調教師も興奮がおさまらなかったらしい。
「まず、ファンに失礼。なんであんなに時間がかかるんだ。決めるなら早く決めればいい」と、さらに「いちいち騎手を呼んで話を聞かないと(処分を)決められないのか。自分たちのやることに自信がないなら、辞めたらいいさ」との苛立ったコメントだったらしい。
一方、繰り上がりで優勝したローズキングダムを管理する橋口弘次郎調教師も「審議の時間が長すぎるよ。これでは(裁決に)自信がないのかと思ってしまう」と、さらに「なんて表現していいのかわからない。ブエナビスタの松田(博資)調教師には悪い気がするし、ひと言で言えば後味の悪いレース」と、気分もすっきりしないコメントだったとか。
ただ、この不利をハネのけての勝負根性の同馬に対する労いのコメントもあった。
また、2位降着になったC.スミヨン騎手は、「郷に入っては郷に従え(と解釈している)」とのことであったが、内心は穏やかではなかったとのこと。
なお、最終レース終了後、裁決室に行って再度説明を聞いたが納得できなかったらしい。
JRAの青木清也裁決委員は、「加害馬(ブエナビスタ)が被害馬(ローズキングダム)に外から圧力をかけ(審議1件目)、さらに前へカットして入った(審議2件目)ことで降着としました」とのこと。
なお、1コーナー手前でブエナビスタがつまづいたことも審議の対象となっており、このレースでは都合3件の審議が行われ、外国人騎手が12人出場しており通訳を介しての聴取にも手間取ったらしい。
第30回のメモリアルレースの国際競争でもあり、外国馬や騎手も多数出ているため、より慎重を期したものと思われる。
でも、一刻も早い審議結果を待っているのは多くのファンはもとより、騎乗した騎手、管理する調教師やスタッフ、さらに言うなら馬主と生産者にとってもそうであろう。
1番人気の1着降着のため、単勝⑯、馬単⑯⑥、3連単⑯⑥②の計 4億8711万7700円が紙くずとなったらしい。
1着賞金2億5000万円、2着賞金1億とその差は1億5000万円。その賞金のうち10%が調教師、5%が騎手、5%が厩務員、残りは馬主となっており、関係者にとっても雲泥の差である・・・・・名誉は勿論のこと。
なお、ブエナビスタとローズキングダムの馬主(サンデーレーシング)、生産者(ノーザンファーム)とそれぞれ同一であったが、複雑な気持ちではなかったろうか。
ブエナビスタの一口馬主の某TVキャスターさん、ローズキングダムにも投資されていたのか・・・・ちょっと気になった。(夫)
「不利を克服して追い上げたローズキングダム」(出典:JRA公式HP)
[追 記1]
問題となった2件の審議内容、⑯ブエナビスタは直線に入ると外から内へ進路を取り、内にいた⑥ローズキングダムと馬体を接する形になった。このとき、内の②ヴィクトワールピサが外へ進路を取ったため、真ん中のローズキングダムの進路が狭くなった(審議1件目)、その後も、ブエナビスタのスミヨン騎手は右からムチを入れて馬を内に誘導し、ローズキングダムの前をカット。武豊騎手が手綱を引いてバランスを崩した(審議2件目)。
[追 記2]
降着制度とは、欧米諸国にならって1991年からJRAで導入。「加害馬は被害馬のみに責任を負う」というのが基本理念。
一般的に被害馬の次位の着順に降着となるが、被害馬が落馬したり、大きなダメージを負った際には失格処分が科せられる。
参考資料:サンケイスポーツ、大阪スポーツ、JRA-VAN NEXT他
ところが、24分にも及ぶ長~い審議の結果、誰もが予想もしていなかったC.スミヨン騎手騎乗の1着馬ブエナビスタの2位降着の審議放送が場内に流れると・・・・スタンドからブーイングが巻き起こったとか。
同馬を管理する松田博資調教師も興奮がおさまらなかったらしい。
「まず、ファンに失礼。なんであんなに時間がかかるんだ。決めるなら早く決めればいい」と、さらに「いちいち騎手を呼んで話を聞かないと(処分を)決められないのか。自分たちのやることに自信がないなら、辞めたらいいさ」との苛立ったコメントだったらしい。
一方、繰り上がりで優勝したローズキングダムを管理する橋口弘次郎調教師も「審議の時間が長すぎるよ。これでは(裁決に)自信がないのかと思ってしまう」と、さらに「なんて表現していいのかわからない。ブエナビスタの松田(博資)調教師には悪い気がするし、ひと言で言えば後味の悪いレース」と、気分もすっきりしないコメントだったとか。
ただ、この不利をハネのけての勝負根性の同馬に対する労いのコメントもあった。
また、2位降着になったC.スミヨン騎手は、「郷に入っては郷に従え(と解釈している)」とのことであったが、内心は穏やかではなかったとのこと。
なお、最終レース終了後、裁決室に行って再度説明を聞いたが納得できなかったらしい。
JRAの青木清也裁決委員は、「加害馬(ブエナビスタ)が被害馬(ローズキングダム)に外から圧力をかけ(審議1件目)、さらに前へカットして入った(審議2件目)ことで降着としました」とのこと。
なお、1コーナー手前でブエナビスタがつまづいたことも審議の対象となっており、このレースでは都合3件の審議が行われ、外国人騎手が12人出場しており通訳を介しての聴取にも手間取ったらしい。
第30回のメモリアルレースの国際競争でもあり、外国馬や騎手も多数出ているため、より慎重を期したものと思われる。
でも、一刻も早い審議結果を待っているのは多くのファンはもとより、騎乗した騎手、管理する調教師やスタッフ、さらに言うなら馬主と生産者にとってもそうであろう。
1番人気の1着降着のため、単勝⑯、馬単⑯⑥、3連単⑯⑥②の計 4億8711万7700円が紙くずとなったらしい。
1着賞金2億5000万円、2着賞金1億とその差は1億5000万円。その賞金のうち10%が調教師、5%が騎手、5%が厩務員、残りは馬主となっており、関係者にとっても雲泥の差である・・・・・名誉は勿論のこと。
なお、ブエナビスタとローズキングダムの馬主(サンデーレーシング)、生産者(ノーザンファーム)とそれぞれ同一であったが、複雑な気持ちではなかったろうか。
ブエナビスタの一口馬主の某TVキャスターさん、ローズキングダムにも投資されていたのか・・・・ちょっと気になった。(夫)
「不利を克服して追い上げたローズキングダム」(出典:JRA公式HP)
[追 記1]
問題となった2件の審議内容、⑯ブエナビスタは直線に入ると外から内へ進路を取り、内にいた⑥ローズキングダムと馬体を接する形になった。このとき、内の②ヴィクトワールピサが外へ進路を取ったため、真ん中のローズキングダムの進路が狭くなった(審議1件目)、その後も、ブエナビスタのスミヨン騎手は右からムチを入れて馬を内に誘導し、ローズキングダムの前をカット。武豊騎手が手綱を引いてバランスを崩した(審議2件目)。
[追 記2]
降着制度とは、欧米諸国にならって1991年からJRAで導入。「加害馬は被害馬のみに責任を負う」というのが基本理念。
一般的に被害馬の次位の着順に降着となるが、被害馬が落馬したり、大きなダメージを負った際には失格処分が科せられる。
参考資料:サンケイスポーツ、大阪スポーツ、JRA-VAN NEXT他
TV観戦しましたが、翌日の朝刊を見るまでブエナビスタと思っていました。両馬とも強い。
春は、デビューからずーっとマイナス体重でした。
ところで、そろそろ、悠々自適の生活では・・・・また、会いましょう。