咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

菓子の下に金貨・・・まるで時代劇のような

2019-10-03 21:04:15 | 報道・ニュース

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 『関西電力の経営幹部らによる3億円を超える金品受領問題で関西電力の岩根茂樹社長は午後2時から記者会見を開いています。幹部らは現金や商品券のほか小判型の金貨や金杯、アメリカ・ドルなどを受け取っており、常務と元副社長の2人は受領額がそれぞれ1億円を超えていたことが分かりました』(出典:NHK公式HP 抜粋)
 
 福井県高浜町元助役から関西電力経営幹部への金品受渡問題。
 俄かに信じがたい問題が報道され、昨日には関西電力・八木誠会長と岩根茂樹社長による記者会見が行われていた。
 
 同社長就任祝いとして、元助役から菓子箱が届いたが菓子の下に金貨が入っていたらしい。
 小判型の金貨。
 
 「越後屋、お主も悪よのう」と、云いながら奉行が悪徳商人から金品を手にする時代劇は、よく使われる物語の手法でもある。
 
 現代社会において、まさかに「菓子の下に金貨」とは・・・。
 思わず笑ってしまう話である。
 つまり、時代劇好きの元助役の思い付きの一つだったのであろう。

 いずれにしても原子力発電事業がスムーズに回るよう、地元有力者の元助役と関西電力経営幹部との極悪の関係だったのかも知れない。
 元助役をうまく使えば、原発反対陣営を抑え込みスムーズに物事が動くとのことで、いい関係を築いてきたのであろう。

 一方、元助役は男気を出すことで、地元の顔役として立ち振る舞っていたのかも。
 昨日の関西電力・岩根茂樹社長の会見では、故人となられた元助役が悪の総帥であちらの言いなりにならざるを得なかった。
 そのような言い訳じみた会見に終始していた。 
 『死人に口なし』、関西電力側は悪くない・・・ような自己弁護の多い会見だった。
 
 原子力発電の必要性はその通りであるが、このようなことが起きていたことで、原子力発電を悪玉にしてしまったようである。
 反原発グループには、格好の材料が舞い込んできたとほくそ笑んでいることであろう。
 
 今回の案件、どこへ落ち着くのであろうか。
 原子力発電は悪玉・・・と、ならないことを願っている。(咲・夫)

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