咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

ゲリラ豪雨・・・

2012-08-22 22:31:20 | 報道・ニュース
  「ゲリラ豪雨 察知せよ」と掲載の記事が目に留まった。

 折しも、昨日の午後から俄かに積乱雲が黒々と発達し稲妻と雷鳴が轟いた。すると、バケツをひっくり返したような豪雨が襲ってきた・・・。

 我が家にいたものだから、即座に開け放っている窓という窓を閉めて歩き、窓越しに豪雨を眺めていた。突然光ったかと思うととてつもない轟音が鳴り響いた・・・どうやら近くに落ちたらしい。そして、雨も上がったと思っていると少し時間をおいてから、前にも増して豪雨となってきた・・・。

 物凄い、勢いである

 畑地も水不足であるが、これだけの叩きつけるような雨には閉口せざるを得ない。1時間程度の雨であったが、その後は何事もなかったかのような快晴になっており、蒸し暑くなってきた。このゲリラ豪雨と雷鳴、時には竜巻の発生・・・と、年々このような突然の天気の変化、それも大荒れの天気。やはり、人間のエゴによる地球温暖化が加速度的に進んでいるのであろうか。

 先日も関西方面では雷による死傷者が出ており、夏における突然の雷雲には気を付けなければならない。野外コンサートにおける突然の雷鳴と豪雨、それを避けようと大きな木の下に入ったことが、返って悲運となったとのこと。

 雷の際には、身を低くして通り過ぎるのを待つしかないとのことであるが、マニュアルどおりにはいかないところが人間社会なのかも知れない。

 ところで、これらのゲリラ豪雨をいち早く察知し、周知する研究が気象庁の研究所と民間気象会社で取り組まれているらしい。

 「虫の大群の動きで積乱雲の発生を予測する手法の研究」が、気象庁の研究所で継続的に行なわれているとか。一方、民間気象会社では「高機能な携帯電話を活用し、利用者からの目撃情報(積乱雲の発生)を集める“人海戦術”で雲の動きを把握、早期の警告に生かしている」とのこと。

 気象研のこの研究は、次のような利点があるらしい。

 「過去の研究から、レーダーに映った虫の群れは全長1㍉程度の『ホソハネコバチ』や小型のクモなどとみられ、目に見えない空気の流れを把握する手がかりとなった。気象庁によると、積乱雲は数㌔から十数㌔の大きさに発達するまで気象レーダーで観測できない。防災目的では雨の降りだしに間に合わないことが多いため、今回の手法は、空が晴れている状態で兆候が把握できるとしており、気象研は『データを蓄積すればさらに精度が高まる』という」

 一方、民間会社(ウェザーニューズ)では、次のようなことらしい。

 「位置情報の分かるGPSやカメラ機能の付いた携帯電話の普及で、利用者が目撃した雲の成長具合や流れる方向、雷鳴の有無などの情報を集めて同社の気象予報士が解析。ゲリラ豪雨が発生する危険性をホームページやメールで呼びかけている。・・・『利用者からの情報が多く集まれば、ゲリラ豪雨の予測確率もより高まる』としている」

 高確率で発生の40分前に注意を呼びかけることに成功しているとのこと・・・。そのため、登録利用者は、20年の約1万人から昨年は2万8千人に増えているとか。

 いずれにしても、夏場の突然の豪雨発生が、事前に予測できて周知されるようになると・・・屋外作業や先般の野外コンサート参加者の悲惨な出来事を防ぐ手立てにもなったであろう。

 本日以降も不安定な天気が続くらしい・・・。(夫)


(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 参考資料:産経新聞、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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