なんて聞き分けだけがいいんだろう、今の子は。
なんて人の気持ちを(わざと)荒げない技を身につけちゃってるんだろう、今の子は。
なんて自分で自分をこんなに客観視できちゃってるんだろう、今の子は。
だって、何かを開発したり創造する仕事は無いでしょう?
そういう業界だって、アリモノを上手に組み合わせたりすることで成り立っちゃうじゃないですか。
アリモノだってこんなにいっぱい世の中に溢れかえってれば、あえて作る気にはならないですね。
出てくるものを次から次へと攻略していくのが楽しいっていうか。
だけどですね、あれやこれやといろんなやり方で攻略してみるじゃないですか。
でも限界は来るんですよ。
あの手段で攻略して「はい、クリア」、この手段で攻略して「はい、クリア」で、案外簡単にクリア出来ちゃうんですよ。
だからそうなっちゃうともうその次が無いじゃないですか。
そうなると今度は自分との闘いなんですよ。
「自分が自分でそれにどこまでつき合ってられるか。」みたいな。もう哲学の世界ですよ。
こんなことニコニコして「あはは~あはは~~」って話すのね。
でも「いいな。」と思ったのは、この2名は「自分との闘い」っていうことを口にしたことね。
誰かを倒して勝ったり勝ち上がったりすることが一番の目的じゃなくて、
いろいろなそのモノを攻略して、それを攻略しておしまいじゃなくて、
「そうなったときに自分がどうなるか。」を試してる訳。
誰かを使って試してるんじゃなくて、自分で自分を実験している風なのね。
自分で自分を追い詰めてるんじゃなくて、追い込んでるのよ。
一名は言ったね。
「(あることが)トラウマになってる」って言うの。
それはどうやら親からの説教なんだよね。
「ちみちみ? トラウマっていうより、単に怒りじゃないの??
なんでオレのこの(他の子とはちょっと異なる)感性を受け止められないの? この親?? みたいな。
そういう風じゃないの?」
って切り込もうと思ったけど、昨日はやめといた。
けどそのトラウマ(多分怒り)が誰かを攻撃するものになってなくて、
何かを攻略してスッキリして、最後には自分で自分試しするところに到達出来てる。
「偉いねぇ。」ってちょっと感心して、その若い21歳君達の話を聴きながら、彼らの表情を眺めていた。
「親は何をしている人?」って聞く前に、彼らは自分の育った環境をしゃべってくれた。
一名は街のお米屋さん。一名はおじいちゃんが街のお寿司屋さんだってさ。
だけど彼らは理数が発達してるんだよなぁ。
一名は(ね)の勤務する会社でバイトしながら大学の情報工学部で何か研究してるんだって。
一名は(ね)の勤務する会社の正社員としてスカウトされたちょいと天才肌風の超ゲーマー(ネットゲーム)。
この彼らと(ね)の共通点は小中高時代の「卓球」で、そんなこんなで神保町のファミタクに時たま通ってる。
彼らは卓球すると「やっぱ卓球はおもしれーなー。」と言う。
(ね)は「卓球」がひとつのトラウマ(いや、非常に厳しく管理された部だったので、それに対する怒りか?(笑))になっていたところがあるので、若い世代のこの子らとやることで、それがなんだか消化されてきていることにビックリしている。
昨日は21歳に身を委ねてみた。
「あのですね、○○(ね)さん、
スマッシュ打ち込みたいなら、もう少しためた方がいいですよ。
う~~~ん、バンッ!みたいな。(ニコニコニコ)」
「(そんなこたー君らより分ってるんだぞーーー。多分基礎はこっちのほうがよっぽど鍛え上げられてるぞーーー。と思いつつ。)はい、分りました、そうしてみます。(しらっと風)」
「(ニコニコニコ)」
そんなこんなで。
卓球の後は安居酒屋でビールだのを飲んではお話して、なんか今の若い世代に初めて触れた気がした。
会社でちょっと挨拶するだの、会社でちょっとお話するだの、準備や約束などの段取りが整った上でのお話だけだの、
そういうのと全然違う、なんとな~く成り行きで安居酒屋行って、なんとな~く飲みたいお酒頼んで、
なんとな~く好きなおつまみを頼んで、なんとな~~くお話する。
そういうのがさすがに20代なりたてとは初めてだったから、なんかちょっと自分の中で何かが弾けたね。
そういうのはいっつも40~50代とばっかりだからね。大抵年上男女が仕切り役になってるしね。
20代なりたてとなんとな~~くそういう飲みが出来るのは、なんか貴重だね。
(余談)
それはそうと神保町の土地勘が誰も無いので(一名は横浜、一名は都内でも下町のほう、一名は名古屋犬山)、
ファミタクまで到達するのに迷ったが、迷っている最中に発見した安居酒屋(ワタミ)の場所だけは、卓球した後も(ね)の頭にしっかりインプットされており。自分で笑ったな。
なんて人の気持ちを(わざと)荒げない技を身につけちゃってるんだろう、今の子は。
なんて自分で自分をこんなに客観視できちゃってるんだろう、今の子は。
だって、何かを開発したり創造する仕事は無いでしょう?
そういう業界だって、アリモノを上手に組み合わせたりすることで成り立っちゃうじゃないですか。
アリモノだってこんなにいっぱい世の中に溢れかえってれば、あえて作る気にはならないですね。
出てくるものを次から次へと攻略していくのが楽しいっていうか。
だけどですね、あれやこれやといろんなやり方で攻略してみるじゃないですか。
でも限界は来るんですよ。
あの手段で攻略して「はい、クリア」、この手段で攻略して「はい、クリア」で、案外簡単にクリア出来ちゃうんですよ。
だからそうなっちゃうともうその次が無いじゃないですか。
そうなると今度は自分との闘いなんですよ。
「自分が自分でそれにどこまでつき合ってられるか。」みたいな。もう哲学の世界ですよ。
こんなことニコニコして「あはは~あはは~~」って話すのね。
でも「いいな。」と思ったのは、この2名は「自分との闘い」っていうことを口にしたことね。
誰かを倒して勝ったり勝ち上がったりすることが一番の目的じゃなくて、
いろいろなそのモノを攻略して、それを攻略しておしまいじゃなくて、
「そうなったときに自分がどうなるか。」を試してる訳。
誰かを使って試してるんじゃなくて、自分で自分を実験している風なのね。
自分で自分を追い詰めてるんじゃなくて、追い込んでるのよ。
一名は言ったね。
「(あることが)トラウマになってる」って言うの。
それはどうやら親からの説教なんだよね。
「ちみちみ? トラウマっていうより、単に怒りじゃないの??
なんでオレのこの(他の子とはちょっと異なる)感性を受け止められないの? この親?? みたいな。
そういう風じゃないの?」
って切り込もうと思ったけど、昨日はやめといた。
けどそのトラウマ(多分怒り)が誰かを攻撃するものになってなくて、
何かを攻略してスッキリして、最後には自分で自分試しするところに到達出来てる。
「偉いねぇ。」ってちょっと感心して、その若い21歳君達の話を聴きながら、彼らの表情を眺めていた。
「親は何をしている人?」って聞く前に、彼らは自分の育った環境をしゃべってくれた。
一名は街のお米屋さん。一名はおじいちゃんが街のお寿司屋さんだってさ。
だけど彼らは理数が発達してるんだよなぁ。
一名は(ね)の勤務する会社でバイトしながら大学の情報工学部で何か研究してるんだって。
一名は(ね)の勤務する会社の正社員としてスカウトされたちょいと天才肌風の超ゲーマー(ネットゲーム)。
この彼らと(ね)の共通点は小中高時代の「卓球」で、そんなこんなで神保町のファミタクに時たま通ってる。
彼らは卓球すると「やっぱ卓球はおもしれーなー。」と言う。
(ね)は「卓球」がひとつのトラウマ(いや、非常に厳しく管理された部だったので、それに対する怒りか?(笑))になっていたところがあるので、若い世代のこの子らとやることで、それがなんだか消化されてきていることにビックリしている。
昨日は21歳に身を委ねてみた。
「あのですね、○○(ね)さん、
スマッシュ打ち込みたいなら、もう少しためた方がいいですよ。
う~~~ん、バンッ!みたいな。(ニコニコニコ)」
「(そんなこたー君らより分ってるんだぞーーー。多分基礎はこっちのほうがよっぽど鍛え上げられてるぞーーー。と思いつつ。)はい、分りました、そうしてみます。(しらっと風)」
「(ニコニコニコ)」
そんなこんなで。
卓球の後は安居酒屋でビールだのを飲んではお話して、なんか今の若い世代に初めて触れた気がした。
会社でちょっと挨拶するだの、会社でちょっとお話するだの、準備や約束などの段取りが整った上でのお話だけだの、
そういうのと全然違う、なんとな~く成り行きで安居酒屋行って、なんとな~く飲みたいお酒頼んで、
なんとな~く好きなおつまみを頼んで、なんとな~~くお話する。
そういうのがさすがに20代なりたてとは初めてだったから、なんかちょっと自分の中で何かが弾けたね。
そういうのはいっつも40~50代とばっかりだからね。大抵年上男女が仕切り役になってるしね。
20代なりたてとなんとな~~くそういう飲みが出来るのは、なんか貴重だね。
(余談)
それはそうと神保町の土地勘が誰も無いので(一名は横浜、一名は都内でも下町のほう、一名は名古屋犬山)、
ファミタクまで到達するのに迷ったが、迷っている最中に発見した安居酒屋(ワタミ)の場所だけは、卓球した後も(ね)の頭にしっかりインプットされており。自分で笑ったな。