ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

感情のおもむくままなんだから…と思いつつ。

2009年07月26日 01時27分21秒 | 観察屋ねーさん
「まーったく参っちゃうなぁ。」

と思わされる人がいますが、あれはよくよく観察すると、

「ものすごく勘が鋭い」というのと紙一重だったりしますね。



「勘」っていうのは鍛え上げられるとすぐに行動に出ちゃうんだよ。
まわりは大変だけどね~。


でも「勘が鈍い」より「勘が鋭い」のはいいと思うな。


腹を括ってるし、そこでなに気にひとまず諦めがついてるし。

うんと、表現する言葉を的確にしない?

2009年07月26日 00時02分40秒 | 観察屋ねーさん
今構築中のとある業界さんのとある子会社さんの受発注&修理履歴管理システム。

ここの社長様(ぱっと見は威圧感満点のオヤジ。「私は所詮企業(大企業のくせに)に勤めるしかできない人間だからね。そちらの社長さんみたいな人はすごいんだよ。」とマジ顔にちょっとペロっと舌でも出すかの感じで謙遜しつつ粋にからかう感じが人間味溢れる人。いや、相手をちゃんと認めてるから嫌みがイヤミじゃないの。)が絶妙な距離で「ちょいちょい」と覗きにくる。

「お、いいねぇ、進んでるねぇ。
○○さん(この会社のクルーだ)も大丈夫?○○さんに説明出来てる??」

「○○さん、ゆ~~~~っくりやってくれていいからね。
よく世間では「単納期で」と急かすらしいけど、うちはホントに急いでないからね。」

「いいの、いいの、凝ったもんはいらないよ。凝ってたって所詮仕方無いのよ。(分ってるなー。凝ってて使いやすくても使えないモノが沢山あるからねー)」

「大変そうだったら、伝票作成出来るだけでいいよ。(分ってないなぁーもー。何のための集計システムなんだよ。データベース化は「仕訳方法を考える」を面倒くさがったらアウトなんだよぅ。どいつもこいつもココを分ってないんだよなぁ。すーぐ面倒臭がるからなぁ。わははー笑)」


そんな風なやりとりの中で、いつもこの社長が気にするところが一点。
システムの画面の中に表現されている「項目名称」の表現だ。


社長60代「あ、これ、付属品ってどの機器のこと言ってるの?」

♂クルー30代?「アノ機器って周辺にアノ機器もついてたりするじゃないですかぁ。それを付属品としたんですがぁ。」

社長60代「付属品という表現は違うなぁ。付属品って言うとそれは・・・(考えて)違うなぁ。違うよ。」

♂クルー30代?「(困っている)」

ね40代「(ちらちら観察している・・・付属設備??とか??・・・頭に浮びそうな時に・・・)」

♂クルー30代?「うーーーん、なんでしょうねぇ。」

社長60代「あの機器についてるあれらの機器のことだよねぇ。付属品という表現じゃぁないだろう。」

♂クルー30代?「(黙っている)」

社長60代「そういうモノを表現する言葉の使い方は正しくしたいのよね。」

♂クルー30代?「(黙っている。苦笑している。本気であてはまる言葉を想像できないみたいだ。)」



ということで「付属設備」になったんだけどね。


「読み方が正しいか」「一般的な呼び名はどうだっけ?」なんてことよりも「ものの意味として言葉が的確か。」ってことをいつも気にするのねぇ、この社長もねぇ。


海の男は慮るねぇ。
自然相手にはルールなんてことよりまずは慮りだからだよねぇ。