ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

圧制と束縛

2009年07月04日 23時42分40秒 | 2種分ねーさん
「親」は家族を統括する権力者や。

それを分かっていて出来る親だったら子どもはちゃんと育つぜ。
けど、権力をおもちゃにしちゃって、縛り上げちゃうような人がいるから、ダメにしちゃうんだ。

「圧制」も「束縛」もないまま気ままに育ててしまうと、
なんだかその一歩先へ進めない、一段階上に上がれない、
結局ず~っと管理して答えを与えて餌を与えてあげないと自分で何も出来ない、そんな風になっちゃう。

いまってこれがかなり進行してる。加速して進行してる。
まだ答えを知ってるご長老達はごくわずかに活きてるようだけど、この人達だってこの先は老いていなくなる。
こういうご長老達の「しごき」を一等壟断に「悪」みたいにののしる大人も沢山いる。

しかし、「圧制」も「束縛」もないまま気ままが浸透して、そういう中でしか育った事の無い人ばかりの時代が到来した時、「権力者はどんな人間になっているんだろう?」と想像するだけで、なんだかぞっとする。

そうなっちゃうとなんかまた「戦争」になりそうな気がする。違うかなぁ。

だって、気ままに育った人が権力持ったらどうなりますか。
本当にやっちゃいけないこと(できるだけ抑制すること)の思考とか洞察をしてきてないもん、気ままな人って。



▼ 圧制

権力(親である権力)などを使って、他の者(まだ育ってない幼稚な子ども)の言動を押さえつけたり、人に(まだ育ってない幼稚な子ども)強制したりすること。また、そのさま。


▼ 束縛

まとめてしばること。しばり捕らえること。

圧制や束縛がとりのぞかれた上での気ままでは経済が回らない。

2009年07月04日 16時44分56秒 | 考えるねーさん
民主の鳩さんだと、

「圧制や束縛がとりのぞかれた上での気まま」を遂行していっちゃうと思います。
「圧制や束縛がとりのぞかれた上での気まま」ったら民衆は単純にラクチンだから喜ぶでしょうし、ウケるでしょう。

だけど、そうなったときに経済が成り立たない事を、
多分商売経験のないおぼっちゃまだから分ってないと思います。
経験してないから分りようもないですよね。
だから「お気楽な理想主義」で経済を回す現実が見えてないと思います。


麻生さんもおぼっちゃまだけど元々企業の経営者です。
「主導力に欠ける」だの「リーダーシップに欠ける」だのと言われますけど、
経営という経験があるだけでやっぱり違います。

小泉さん宅も鳶のお家の人ですよね。
経営者というより商売屋のお家のお方。
商売やってるようなお家の人には時々「変人」が生まれるみたいですよ、小泉さんに限らず。ほほほ。
だけど実行力はかないませんし、「自分が働いて金を取る。自分のメンツにかける。」という執念はすごいですよ。


戦後は大企業が発達してそこに勤務する人が莫大に増えましたよねぇ。
企業側との折衝をする労働組合なども拡大してった。

その「労働組合」と仲良くして手厚く助けていた政治家がいたよね。(白状をおし!!笑)
んで、「大企業が世界に羽ばたきたい」ってことを「円高対策」「グローバル化」「省エネ」「エコ」って言葉にすり替えて(そういう差し替えはそういうことが得意な分野の人達が演出したんでしょうけど。)安易に助けちゃった政治家がいたよね?(白状をおし!!笑)

アノ時さぁ、企業経営って最終的には「従業員の生活を守ること」って信念があった長老達が猛反発してませんでした?
そんなことをやったって「経営は成り立たない」って猛反発してませんでした?

だけどそれを振り切ってバンバン進めちゃったよね。
かっこよさげなオシャレな演出が始まったよね。
そのおかげでどこに責任があったのかが全く不透明で矛盾しまくりな従業員解雇に進んでった。

特に中国での安い製品作り、日本企業としては「中国の経済発展に寄与した」って思ってるかもしれない。
「君たちだっておかげで安く買えて嬉しいでしょ?
昔はこれを買えるって~のはある程度の収入のある人達だけだったけど、
一般の人でもこれが買えるようになったのよ?」って言うかもしれない。

すみません。
特に物が安くなったからって私は嬉しくもなんにもない。
高かった時と安かった時で特別生活が変わってない。

すみません。
ある一定の人しか買えないようなものはそういう人達が買うから価値があったりそれ自体の商売が栄える訳で、
一般市民はそれを手にする必要は無いと思うし。
本来そういうクラスの人間でも無いのに、そういうところのモノを欲しがるのは心根が卑しい人だから放っておきましょうよ。(笑)

すみません。
そのおかげで中国などに赴任になった従業員(労働者)達は(本音は)楽しめてない10何年を過ごしてます。
日本にいてそれをコントロールしている人達がなにやら得をしてるだけです。

その代償がこういうこと。
心(マインド)が何にも通わない世の中になっちゃった。管理社会。
管理が行き過ぎて、人の顔色ば~~~っかり伺って立ち回るような世の中になっちゃった。

産業が発達した時の代償は公害問題。
それによる特定疾患患者なども出た。
それによるイジメもあったようだし、それによって心に傷がついた人達も大勢いるだろうと思う。
それによって人生を寝たきりなどで過ごさなきゃいけない人達も出た。

じゃぁ両方とも無い社会って実現できるか?

どっちの社会が好まれるか。
短絡的に言えば管理社会が楽なんですよ。
最初にそれが引き起こす代償が分らないし、「管理してくれるってラクチン!」って思うし。

管理されていればこんな楽なことは無いですし、そうならなかった時に管理してくれる人を非難中傷すればいいだけ。
だけど、今度は管理している側がおかしくなるから。手がつきてしまって。どんどんややこしく複雑になってく。
おまけに管理されている側も「この管理の仕方で本当に大丈夫なのかしら?」って常に不安がつきまとって離れなくなるのよ。

そうなると今度は栄えていく為の知恵を生む余裕がなくなっていくんだよね。
衰退。行き過ぎの管理は。


「圧制や束縛も取り除き、管理も行き過ぎない理想郷」を目指そうってか?

どこにあるんだ、そんなもん。笑っちゃうね。
やってみなきゃわからんてか?
やる前にそんなもんが無い事くらい分るだろうってーの。笑っちゃうね。
どんだけ世の中に交わるのがイヤなのか、そのわがままぶりに呆れるくらい。

そういう世を捨てたくて出来たのが「オウム真理教」みたいなカルト宗教だったんじゃないのかね。
みんな私的財産を貢いだんでしょう?
「理想郷が成り立たないのはアイツのせいだ、そんなヤツはポアしろ。」でしょう。狂ってるよね。

「圧制や束縛」は訳の分からん電極つけたり狭い個室に閉じこもったりするような修行だったんでしょ?
「管理」ってのは脱走者が出ないように管理してんじゃん、きっちりさぁ。笑っちゃうね。
で、行き着く先が「人殺し」ですからね。怖い宗教でしたよ。


なのでね。

「圧制や束縛」で震え上がらせちゃってないか。
「圧制や束縛」をあえてとりのぞいて「気まま」にさせすぎちゃってないか。
「管理」しすぎちゃいないか。

これを意識すればいいんですよ。
おまけに自分で自分をこの3つの視点から客観的に見てれば自ずと冷静になるんですよ。

それを見てないから度が過ぎることになるんだぞぇ。


「圧制や束縛」が出来る人は「親」だったはず。
その「親」がそれを出来ずに、ましてやあえてとりのぞいてやるような人もいて「気まま」にさせすぎちゃってる。
で、気ままにしてきちゃったから自分で自分をどうすることも出来なくて、「管理」に走る、と。


笑っちゃうだろう、これだけのこと。
「圧制や束縛」をしない親に育ったために、社会に出てお金を得る仕事をし出したりして、
初めて「圧制や束縛」を受けてまごついてる人もいるようだけど、逆に「ありがたい」と思ったほうが身のためだ。
それが「理不尽だ」と言うならば、態度と実績でしめし返せってんだ。


それと経済観念を持たないとやっぱり非常にマズイ。
子供用にも「おこずかい帳」って昔から存在するけど、それを身につけさせる為だよね。

自分がどういうクラスの人間で、
自分の今の生活にどれだけのお金があれば生きて生活出来るのか、
自分はどういう余暇が欲しいのか、どうすれば手に入れられるのか、

そうやって整理していったところに、

1.もっとお金を得なくちゃ成り立たない。 = 働いて収入を得る。働く知恵を湧かせる。
2.もっと余暇が欲しい。 = そういう余暇を与えてくれる人に尽くそうとか、腹括って自腹切ってギャンブルしよう。

おのずと答えも出てくると思うのです。

で、厳しいけど、これも行き過ぎちゃいけないのが、むやみになんでも楽に与えてしまうこと。
自分で考えなくなるし、自分で何にも乗り越えられなくなるから。

その家の血を繋げて栄えて行くための資産分けは昔はあったけど、今は見栄で無理して与えちゃってる感じだよね。


「目の前のことが大事でしょ」と「現実が大事でしょ」

2009年07月04日 00時24分58秒 | 2種分ねーさん
「目の前のことが大事でしょ」

いつも手元しか見れない。
だから数年先の予測を立てたり、想像を巡らす事が出来なくて、妄想ばかり。
だから無駄ばかりしている。
無駄に無駄を重ねてややこしいことにクビが挟まっちゃうのが得意。

「顔色をうかがう」「情報を引き出す」のが得意。

▼顔色(かおいろ)をうかが・う
相手のご機嫌をうかがう。顔色を見る。


その先の想像が出来ないから、すぐに顔色をうかがって「ごろにゃん」するのも得意。
「和を重んじるので」とか「協調性が大事なので」などと平気で口にすることが多い。



「現実が大事でしょ」

自分のおかれている現実を直視しているから、
数年先の予測を立てたり、想像を巡らすことをいつでもやってる。
無駄と思われるようなことをやっては、必ずどっかで総括するようなことを繰り返してる。

「空気を読む」「情報を探し出す」のが得意。


▼ 空気を読む
その場の雰囲気から状況を推察する。
特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する。

▼ おくそく【憶測/×臆測】
自分でかってに推測すること。当て推量。


勘が鋭くなってしまうと、実は厳しくなってしまうのが難点。
「身勝手」とか「場が読めない」などと非難される。

実は「勘」ってのは結構あてになるんだなぁ、これが。
言葉の説得の材料にはならないのだけどね。