ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

パラダイス・ナウ

2008年06月21日 00時36分52秒 | 観たぞねーさん
パラダイス・ナウ

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出演:カイス・ネシフ.アリ・スリマン.ルブナ・アザバル.アメル・レヘル.ヒアム・アッバス.アシュラフ・バルフム
監督:ハニ・アブ・アサド

ねーさん的評価:★★☆☆☆

もう何ヶ月も前に観たのに記録するの忘れていた。
この映画は吹き替えを窪塚洋介くんがやっているから観ただけ。(失礼)
どうしてかというと、「窪塚君の声だけで、演技している時と同じオーラが伝わってくるか?」を確かめたかったから。
(ね)的には、窪塚君は声だけだとツマンナイ~。
声の演技力は無いなぁ。(ごめん!)

彼って、セリフ回しが上手なんじゃなくて、顔の表情とかちょっとした動作が彼のオーラなんだよなぁ。
「そうそう、そういう時ってそういう感情の出し方になるよね!」っていう普通さがあるのよぅ。
そういう時の演技が演技通り越して素なんだよなぁ。

変な言い方すれば「一番の見せどこであえて格好わるくなる」っていうのかなぁ。
スター俳優だと「かっこ良く見せよう」と演技して、頑張っちゃってる感がなんか興ざめするのってあるじゃん。
「えぇぇぇ・・・それはなんか違うんだけどさぁ・・・まぁ芝居だからいいかぁ・・・でもなぁ。」みたいな。

えっとねぇ、「俺は、君のためにこそ死にに行く」の中では、
「行っちゃイヤだ!」みたいにダダをこねる弟の頭を自分の胸に抱きかかえて、
自分が泣きたくなるのをグッとこらえつつ目を伏せる表情とかね。
なんでもなくて、静かで地味なんだけど、「そうそれ!」って感じなんだよね。

それとか、「Laundry」の中では、雨に打たれて大泣きするシーン。
ありゃぁ演技じゃなくて人間の素。

ああいう窪塚君を観てるのが飽きない(ね)。

マジックアワー

2008年06月21日 00時10分19秒 | 観たぞねーさん
観ました、マジックアワー。
笑えますねぇ、相変わらず、三谷幸基作品。

なんていうのかなぁ、コムヅカしいんじゃなくて(コーエン作とかなるとコムヅカしいじゃん!でもあのコムヅカしさは嫌いじゃないんだけど。笑)、
人の描写が日常のどっちでもいい単純さ(大変失礼。でも分りやすく言えばそんな感じしませんか。要するに人の行動パターン(目で見えるところ)が描かれているからなのかしらん。コーエン作とかなると人の心理状態(目に見えないところ)を絶妙に突いてくるようなそんな感じで。)なんだけど、突いてるから、「クスクス」「ウハハハハ」「オイオイ」ってついつい口から出ちゃう感じ。

演じている俳優さんとか女優さんもこの監督の元だとアドリブやりやすいんじゃないのかなぁ?と思うんだけど。

会場は笑いの渦でした。

考えなくても笑えるシンプルさが疲れないから◎。