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出演:カイス・ネシフ.アリ・スリマン.ルブナ・アザバル.アメル・レヘル.ヒアム・アッバス.アシュラフ・バルフム
監督:ハニ・アブ・アサド
ねーさん的評価:★★☆☆☆
もう何ヶ月も前に観たのに記録するの忘れていた。
この映画は吹き替えを窪塚洋介くんがやっているから観ただけ。(失礼)
どうしてかというと、「窪塚君の声だけで、演技している時と同じオーラが伝わってくるか?」を確かめたかったから。
(ね)的には、窪塚君は声だけだとツマンナイ~。
声の演技力は無いなぁ。(ごめん!)
彼って、セリフ回しが上手なんじゃなくて、顔の表情とかちょっとした動作が彼のオーラなんだよなぁ。
「そうそう、そういう時ってそういう感情の出し方になるよね!」っていう普通さがあるのよぅ。
そういう時の演技が演技通り越して素なんだよなぁ。
変な言い方すれば「一番の見せどこであえて格好わるくなる」っていうのかなぁ。
スター俳優だと「かっこ良く見せよう」と演技して、頑張っちゃってる感がなんか興ざめするのってあるじゃん。
「えぇぇぇ・・・それはなんか違うんだけどさぁ・・・まぁ芝居だからいいかぁ・・・でもなぁ。」みたいな。
えっとねぇ、「俺は、君のためにこそ死にに行く」の中では、
「行っちゃイヤだ!」みたいにダダをこねる弟の頭を自分の胸に抱きかかえて、
自分が泣きたくなるのをグッとこらえつつ目を伏せる表情とかね。
なんでもなくて、静かで地味なんだけど、「そうそれ!」って感じなんだよね。
それとか、「Laundry」の中では、雨に打たれて大泣きするシーン。
ありゃぁ演技じゃなくて人間の素。
ああいう窪塚君を観てるのが飽きない(ね)。