今日は6月11日。3月11日の大地震、大津波と原発事故から3ヶ月目である。3ヶ月経ってもフクシマ原発事故の収束の目処も立っていない。やはり原子力は人間が制御できないものであることが、明らかになってきた。原発を核の平和利用だとして原発を作り続けたことが誤りであったことは間違いない。それでもいまだに原発推進を掲げ続ける人間がいる。よっぽど美味しいことがあるのだろう。そんな奴らに人々の将来を託すわけにはいかないと、今日、全国で「反原発100万人集会とパレード」が全国で行われた。
私もこれに参加しなければイケナイと、大阪中之島公園で開かれた関西集会に駆けつけた。中之島公園はほとんどがバラ園などに占められて、広場と呼べる空間は少ない。その空間に今日は人がいっぱいだ。それぞれてんでに自作のポスターやプラカード、脱原発への思いを書きつづった上着などを用意し、狭い会場に溢れている。集会の途中で主催者の見積もりでは5000人を超えたかなということであった。この原発事故が深刻化している中で、反原発集会に関西でわずか5000人かと、残念に思う。全国で100万人を集めると豪語している集会にしては、あまりに少ない。東京がもっとも多いのだろうが、それにしても関西で数万人は集めないと。原子力村の人たちからやはりバカにされるだろう。
淀屋橋駅前から天満橋を通り、御堂筋を南下し、難波駅近くの公園まで歩いた。約2時間と15分くらい。最近の運動不足が少しは解消されたようだ。コンクリートの上をずっと歩いたので、終わった後駅の階段を上るとホッとする。足が棒のように硬くなっていたから、登るときの足の曲げ具合が気持ちいいのだ。途中、右翼の攻撃があった。といっても暴力をふるわれたわけではない。日の丸を持ち、デモ行進に向かって、ありとあらゆる暴言、侮辱をありったけの大きな声で投げかける。感心したのは彼らの声。デモ隊の声は拡声器を使う人以外は温和しく、聞こえにくいくらい。だが、かれら右翼の声はよっぽど鍛えているのか、高い声で良く通る。しかし、10人くらいがそれぞれに大声で叫んでいるので、何を言っているのかはまったく分からない。でもあの熱心さと執念にはちょっと驚いた。最近、旧来の暴力団と一体になったような右翼と異なり、若者中心の狂信的な排外主義者の集団が活動を盛んにしている。主に「在日特権を許さない会」とかいうナショナリストで、日の丸を掲げるところは旧右翼と同じだ。今日の右翼にも、若い女性が混じっていた。髪を茶色に染めて、おしゃれな帽子をかぶり、その口から聞くに堪えない汚い罵詈雑言が発せられていた。彼らは本当に愛国主義者なのだろうか。ナショナリストならもっと日本の文化を大切にして、アメリカに押しつけられた原発を拒否するくらいの気構えが欲しいのだが、彼らが言っているのは、原発反対は非国民が言うことだというのである。驚いた。国を愛するが故に、国を無くしてしまうほど危険な原発を止めようと言っている。彼らはアメリカの言いなりで日本をダメにしてしまおうというのだ。いったいどちらが愛国なのか。茶髪にするのが日本を愛することなのか。アメリカ人のまねをしていないで、もっと日本文化を愛してはどうなのだろう。
さすがに今日の警察のデモ規制は、これまでにくらべて緩やかだった。いつもなら武装した警官も出るのだが、今日はみな警棒だけの丸腰だった。さすがに原発反対の世論が過半数を占めるようになったことに警察も無視できないのだろう。もっと人々が街頭にでることが、日本から原発を無くすことに確実につながる。結局何人が参加したのか分からずじまいで帰ってきたが、全国で10万人くらいは参加したのだろうか。予定の10分の1だが、やがてそれが10分の2になり、10分の3になれば、日本は明らかに変わることができる。そうでなければ、日本はもう人間が住めない土地になるだろう。
3月12日にはもう燃料棒のメルトダウンは起こっていたという。そして、原子炉の圧力容器の底が溶けて、メルトスルーが起こった。それを東電も、原子力保安院も今頃気がついたという。ウソも休み休み言え。彼らはもっと早く分かっていたが、それを国民に言う勇気がなかった。そして今まで隠蔽し続けてきた。今回、それを認めたのは、IAEAへの報告書の中だ。国民には知らせようとしないで、外国の機関に報告するだけ。日本国民を無視し続ける彼ら。
でも、管直人首相への不信任案は、いま出すべきではないと先日書いた。どうしていまになって不信任案が出たのか、よく分からなかった。しかし、それが今日、よくわかった。管直人首相が、浜岡原発を停止しただけではなく、エネルギー政策の見直しに言及し、さらに自然エネルギーへの転換を唱えだしたのが許せないと考えた奴らがいたのだ。この原発事故の最中に、地下原発推進会議を立ち上げた国会議員がいた。その一人が、鳩山前首相。その他にメンバーとして、森喜朗、平沼赳夫、羽田孜、安倍晋三、谷垣禎一、渡辺恒三など、過去に自民党で原発推進してきたA級戦犯ばかり。いままた国民を犠牲にする犯罪に手を染めようとしている。与謝野馨大臣は、かつて日本原子力株式会社で原発を作ってきた。そんな奴が、東電に罪はないと庇う。彼らが、菅首相の脱原発政策への移行に焦って行ったのが、内閣不信任案だった。小沢一郎も電力会社とずぶずぶの関係だった。みんな責任を取って辞めてくれ。
私もこれに参加しなければイケナイと、大阪中之島公園で開かれた関西集会に駆けつけた。中之島公園はほとんどがバラ園などに占められて、広場と呼べる空間は少ない。その空間に今日は人がいっぱいだ。それぞれてんでに自作のポスターやプラカード、脱原発への思いを書きつづった上着などを用意し、狭い会場に溢れている。集会の途中で主催者の見積もりでは5000人を超えたかなということであった。この原発事故が深刻化している中で、反原発集会に関西でわずか5000人かと、残念に思う。全国で100万人を集めると豪語している集会にしては、あまりに少ない。東京がもっとも多いのだろうが、それにしても関西で数万人は集めないと。原子力村の人たちからやはりバカにされるだろう。
淀屋橋駅前から天満橋を通り、御堂筋を南下し、難波駅近くの公園まで歩いた。約2時間と15分くらい。最近の運動不足が少しは解消されたようだ。コンクリートの上をずっと歩いたので、終わった後駅の階段を上るとホッとする。足が棒のように硬くなっていたから、登るときの足の曲げ具合が気持ちいいのだ。途中、右翼の攻撃があった。といっても暴力をふるわれたわけではない。日の丸を持ち、デモ行進に向かって、ありとあらゆる暴言、侮辱をありったけの大きな声で投げかける。感心したのは彼らの声。デモ隊の声は拡声器を使う人以外は温和しく、聞こえにくいくらい。だが、かれら右翼の声はよっぽど鍛えているのか、高い声で良く通る。しかし、10人くらいがそれぞれに大声で叫んでいるので、何を言っているのかはまったく分からない。でもあの熱心さと執念にはちょっと驚いた。最近、旧来の暴力団と一体になったような右翼と異なり、若者中心の狂信的な排外主義者の集団が活動を盛んにしている。主に「在日特権を許さない会」とかいうナショナリストで、日の丸を掲げるところは旧右翼と同じだ。今日の右翼にも、若い女性が混じっていた。髪を茶色に染めて、おしゃれな帽子をかぶり、その口から聞くに堪えない汚い罵詈雑言が発せられていた。彼らは本当に愛国主義者なのだろうか。ナショナリストならもっと日本の文化を大切にして、アメリカに押しつけられた原発を拒否するくらいの気構えが欲しいのだが、彼らが言っているのは、原発反対は非国民が言うことだというのである。驚いた。国を愛するが故に、国を無くしてしまうほど危険な原発を止めようと言っている。彼らはアメリカの言いなりで日本をダメにしてしまおうというのだ。いったいどちらが愛国なのか。茶髪にするのが日本を愛することなのか。アメリカ人のまねをしていないで、もっと日本文化を愛してはどうなのだろう。
さすがに今日の警察のデモ規制は、これまでにくらべて緩やかだった。いつもなら武装した警官も出るのだが、今日はみな警棒だけの丸腰だった。さすがに原発反対の世論が過半数を占めるようになったことに警察も無視できないのだろう。もっと人々が街頭にでることが、日本から原発を無くすことに確実につながる。結局何人が参加したのか分からずじまいで帰ってきたが、全国で10万人くらいは参加したのだろうか。予定の10分の1だが、やがてそれが10分の2になり、10分の3になれば、日本は明らかに変わることができる。そうでなければ、日本はもう人間が住めない土地になるだろう。
3月12日にはもう燃料棒のメルトダウンは起こっていたという。そして、原子炉の圧力容器の底が溶けて、メルトスルーが起こった。それを東電も、原子力保安院も今頃気がついたという。ウソも休み休み言え。彼らはもっと早く分かっていたが、それを国民に言う勇気がなかった。そして今まで隠蔽し続けてきた。今回、それを認めたのは、IAEAへの報告書の中だ。国民には知らせようとしないで、外国の機関に報告するだけ。日本国民を無視し続ける彼ら。
でも、管直人首相への不信任案は、いま出すべきではないと先日書いた。どうしていまになって不信任案が出たのか、よく分からなかった。しかし、それが今日、よくわかった。管直人首相が、浜岡原発を停止しただけではなく、エネルギー政策の見直しに言及し、さらに自然エネルギーへの転換を唱えだしたのが許せないと考えた奴らがいたのだ。この原発事故の最中に、地下原発推進会議を立ち上げた国会議員がいた。その一人が、鳩山前首相。その他にメンバーとして、森喜朗、平沼赳夫、羽田孜、安倍晋三、谷垣禎一、渡辺恒三など、過去に自民党で原発推進してきたA級戦犯ばかり。いままた国民を犠牲にする犯罪に手を染めようとしている。与謝野馨大臣は、かつて日本原子力株式会社で原発を作ってきた。そんな奴が、東電に罪はないと庇う。彼らが、菅首相の脱原発政策への移行に焦って行ったのが、内閣不信任案だった。小沢一郎も電力会社とずぶずぶの関係だった。みんな責任を取って辞めてくれ。
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