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ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

春の雨が・・

2006-03-12 | 日記風
一気に気温が上昇したようだ。今日は、雨が降っている。雪がどんどん融けていく。真っ黒な地面が顔を出した。北国の人が待ちに待った春の便りだ。

 地面にはフキノトウのつぼみが覗いている。まだまだ硬いが雪の下でじっとサムイ冬を耐えてきた冬芽だ。もう少しでほろ苦いフキノトウの味噌和えが食べられるだろう。これも春の楽しみの一つだ。

 しかし、このまま春が来るわけではない。桜の咲く春は、まだ2ヶ月も先だから、これからまた雪が降ったり、融けたり、暖かくなったり、急に寒気が来たり、行きつ戻りつの早春の譜が奏でられる。

 それにしても、やはり胸が何となくときめくのは、なんだろう。長い冬のせいなのだろうか。春の喜びは暖かい地方の人と比べたら、きっとかなり大きいだろう。そのくらいの喜びは、あの厳しい冬をじっと耐えて過ごした人たちには、当然の報酬と思える。

 これからは、緑のものが見られ始めるまでが楽しみだ。花が咲き始めるまであと1ヶ月。フクジュソウ、エゾエンゴサク、ヒメイチゲと咲いていき、オオサクラソウは桜(エドヤマザクラ)と同じ頃に咲き始める。あのあでやかな桜色の花を見るまで、毎日の楽しみが少しずつ増えてくる。

 サンナシ小屋の周りにも春は忍び足で近づいている。


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