先週比叡山に登った。今週は愛宕山に登った。愛宕山は京都市内でもっとも高い山なのだそうだ。924mと1000mには届かないが、それでも京都にしては高い。比叡山の843mよりも100m近く高い。愛宕山は信仰の山で、頂上は愛宕神社の境内になり、登山路も神社の参詣道なので、かなり雰囲気の違う山だった。
観光客でごった返す嵐山からバスで清滝終点まで乗る。照明が無く、車が離合できない狭い清滝トンネルを抜けると、清滝の集落に着く。そこから登山路いや参詣道が始まる。いきなりの急登。階段がかなりの傾斜で続いている。この参詣道は、頂上に向けてほとんど直登なので、傾斜はかなりのものがある。しかも、高低差は800mもあるので、気軽な山の割にはかなりのバイトを強いられる。道は広くて頂上までまったく迷いようがないほど明らかだ。地図も持っていかなかった。
さすがに休日でもあり、登山者は多い。ひっきりなしに人が行き交っており、登山というのもおこがましい感じだ。しかも子ども連れが多い。子どもの手を引いたお父さんやお母さんたちが、次々と登っていく。しかし、直登でこの傾斜は、正直言って私にはかなりきつかった。でも小さな子どもも果敢に登っていく。危険なところはまったくないので、親も安心なのかもしれない。三歳くらいの男の子が、登るの嫌だと言って泣きわめいていた。そのそばを追い抜いて登ったのだが、頂上から引き返すとき、この男の子がお父さんの手を引いて、頂上近くまで登ってきているのを見た。時間を掛ければ難しい山ではないので、子供たちを連れてくる人が多いのだろう。
頂上まで2時間。途中、5合目から7合目までの間は、多少緩やかな道になるが、それ以外は急な階段がどこまでもまっすぐに伸びている。下の方は石段だったが、そのうち杉の木の階段に変わった。5合目付近は背が高く、いい常緑広葉樹の林が続いているが、それ以外は杉の植林だ。石段は杉の木立と合って、いかにも京都北山の雰囲気だが、あまりうれしい風景ではない。

頂上の境内は、公園のようになっていて、登山客で大賑わいだ。それをみて、愛宕山は市民のピクニックの場なんだなあと実感した。しかし、比叡山がロープウエイやハイウエイがあり、歩いていく人は少ないが、この愛宕山は歩く以外に頂上に行く手段がない。頂上にあるものはすべて今でもボッカをして持ち上げているらしい。ジュースの自動販売機が一台だけあったが、ジュースも200円や300円している。高いなあ、ぼってるなあ、と横にいたお兄さんたちが言っていたが、この坂道をボッカして持ち上げることを考えたら、200円くらい高いとは言えない。
境内に石碑のようなものが立ち並んでいた。書いてある文字を見ると、「愛宕山 参拝登山3000回記念」と書かれている。1000回記念という石碑はいっぱい建っているが、3000回記念の石碑は10本くらいか。毎週の休みに登ったとしても、年間50回がせいぜい。1000回登るには20年かかる。3000回だと、60年だ。毎日登ったとしても、年間せいぜい300回、それを10年だ。毎日登って10年!とても信じられない。そういえば、老婦人があの階段を駆け上り駆け下りているのを見かけた。すごいなあ。きっとあの人も毎日のように登っており、何千回とか言いながら、石碑を作るのを指折り数えているんだろう。すごい人がいるもんだなあ。それに比べて、私は明日あたり筋肉痛が起こりそうだ。上り下りに結局4時間かかった。比叡山でも膝の痛みがあったが、今日はなかった。少しずつ山歩きに慣れ始めたようだ。

観光客でごった返す嵐山からバスで清滝終点まで乗る。照明が無く、車が離合できない狭い清滝トンネルを抜けると、清滝の集落に着く。そこから登山路いや参詣道が始まる。いきなりの急登。階段がかなりの傾斜で続いている。この参詣道は、頂上に向けてほとんど直登なので、傾斜はかなりのものがある。しかも、高低差は800mもあるので、気軽な山の割にはかなりのバイトを強いられる。道は広くて頂上までまったく迷いようがないほど明らかだ。地図も持っていかなかった。
さすがに休日でもあり、登山者は多い。ひっきりなしに人が行き交っており、登山というのもおこがましい感じだ。しかも子ども連れが多い。子どもの手を引いたお父さんやお母さんたちが、次々と登っていく。しかし、直登でこの傾斜は、正直言って私にはかなりきつかった。でも小さな子どもも果敢に登っていく。危険なところはまったくないので、親も安心なのかもしれない。三歳くらいの男の子が、登るの嫌だと言って泣きわめいていた。そのそばを追い抜いて登ったのだが、頂上から引き返すとき、この男の子がお父さんの手を引いて、頂上近くまで登ってきているのを見た。時間を掛ければ難しい山ではないので、子供たちを連れてくる人が多いのだろう。
頂上まで2時間。途中、5合目から7合目までの間は、多少緩やかな道になるが、それ以外は急な階段がどこまでもまっすぐに伸びている。下の方は石段だったが、そのうち杉の木の階段に変わった。5合目付近は背が高く、いい常緑広葉樹の林が続いているが、それ以外は杉の植林だ。石段は杉の木立と合って、いかにも京都北山の雰囲気だが、あまりうれしい風景ではない。

頂上の境内は、公園のようになっていて、登山客で大賑わいだ。それをみて、愛宕山は市民のピクニックの場なんだなあと実感した。しかし、比叡山がロープウエイやハイウエイがあり、歩いていく人は少ないが、この愛宕山は歩く以外に頂上に行く手段がない。頂上にあるものはすべて今でもボッカをして持ち上げているらしい。ジュースの自動販売機が一台だけあったが、ジュースも200円や300円している。高いなあ、ぼってるなあ、と横にいたお兄さんたちが言っていたが、この坂道をボッカして持ち上げることを考えたら、200円くらい高いとは言えない。
境内に石碑のようなものが立ち並んでいた。書いてある文字を見ると、「愛宕山 参拝登山3000回記念」と書かれている。1000回記念という石碑はいっぱい建っているが、3000回記念の石碑は10本くらいか。毎週の休みに登ったとしても、年間50回がせいぜい。1000回登るには20年かかる。3000回だと、60年だ。毎日登ったとしても、年間せいぜい300回、それを10年だ。毎日登って10年!とても信じられない。そういえば、老婦人があの階段を駆け上り駆け下りているのを見かけた。すごいなあ。きっとあの人も毎日のように登っており、何千回とか言いながら、石碑を作るのを指折り数えているんだろう。すごい人がいるもんだなあ。それに比べて、私は明日あたり筋肉痛が起こりそうだ。上り下りに結局4時間かかった。比叡山でも膝の痛みがあったが、今日はなかった。少しずつ山歩きに慣れ始めたようだ。

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