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ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

サンナシ小屋の春

2008-04-29 | 花と自然
一週間ぶりに北海道から小江戸川越に帰ってきた。サンナシ小屋は春も真っ盛りだった。5月中旬の陽気とかで、あちこちにまだ雪の固まりが残っているので、さすがに桜はまだ咲かないが、早春の花は咲き乱れていた。フクジュソウの花の黄色い絨毯を予想していったのだが、福寿草の花はもうほとんどが枯れて青い実が結実していた。咲いていたのは、エゾエンゴサク(写真)、キバナノアマナ、アキタブキなどの早春のおなじみの花たちだ。
エゾエンゴサク

いろんな草の芽がどんどんと伸び始めていて、柳の芽もいまにも爆発しそうに膨れている。春の爆発。エゾアカガエルの鳴き声もにぎやかで、水たまりには蛙の卵塊がびっしりと生み付けられている(写真)。まもなくオタマジャクシが泳ぎ出す。
エゾアカガエルの卵塊

 この時期の楽しさは、山菜採り。とくにギョウジャニンニク(写真)が今取り頃。となりにはクロユリ(写真)の芽がいっせいに伸び出している。
ギョウジャニンニク(別名アイヌネギ)
クロユリの芽生え

サンナシ小屋の周囲でギョウジャニンニクを採集し、お昼はラーメンに入れて、夕食には焼き飯に炒め込んで、匂いも気にせずに美味しい美味しいと食べる。久しぶりのサンナシ小屋だったが、やはりここにいるとあらゆるストレスから自由になる。ベランダにいると暖かくてストーブも使わずに済んだ。さすがに夕方になるとストーブなしでは無理だったが。この冬に強風が吹いたので、薪にする倒木が多い。少し倒木を集め、ストーブ用に切りそろえておいた。無心に薪割りをしていると、遠くからここへきたことも忘れる。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お帰りなさい! (mmadoka)
2008-04-30 06:57:01
 リフレッシュ出来たようですね~。
 グロテスクなキャビヤのような、なまこのようなものは蛙のたまごなんですね・・・。
 行者にんにくってすずらんに似てますよね。
 匂いでわかりますが、すずらんは猛毒とか~。
 行者にんにくが生えてるのはじめてみました!!
 美味しそうです~^^。
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美味しいものには気をつけよう (比呂志)
2008-04-30 09:27:34
毒のあるスズランとにているギョウジャニンニク。美味しいものは毒あるものに似せるのでしょうね。猛毒のものがこの時期にもいろいろあります。バイケイソウもたくさん芽を出していて、ギョウジャニンニクと間違える人もいます。死にはしないが下痢に悩まされるそうです。

 エゾエンゴサクの花の写真の手前に大きく写っている葉は、エンゴサクの葉ではなく、実はエゾトリカブトの葉ですよ。

 やはりサンナシ小屋では癒されます。今回も、タンチョウの夫婦が迎えてくれました。
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