八ッ場ダム建設を中止すると前原国交相が表明すると、地元の人たちがそれにいっせいに異を唱えているという報道が相次いだ。しかし、テレビに映る地元の住民という人たちが、実はダム推進派の町会議員だったり、自民党に支持されて当選した町長や市長や知事だったりして、八ッ場ダム反対をずっと訴え続けてきた人たちの姿をテレビメディアは伝えようとしない。
地元の人たちはもともと多くがダム建設に反対であった。長い間反対運動をしてきて、自民党永久政権の意志は変わらないと思い知らされて、金を受け取って賛成にまわったのだろう。もともと金に目がくらんでダム推進の旗を振っていた議員や町長もいたのだろうが、地元の住民(議員は住民の代表でないことが多い)は、ダム反対から態度を変えざるをえなかった人々だ。
住民の本当の気持ちは、ダム建設計画に翻弄され、山村共同体を壊されてしまったことに、恨み骨髄に徹すというところだろう。ダム建設など降ってわいた計画がなかったなら、平和な生活を送れたはずだと思っている。でも途中から金をもらって別の場所で生活をすることにした以上、ダム建設中止で新しい生活がまた壊されたり、金を返せと言われるのを恐れている。
しかし、民主党政権のダム建設中止は、けっしてすべて元に戻すというものではない。経済的に地元が損をすることはないのである。それでも中止反対という住民がいることは、国の都合で生活を左右されることへの恨みであり、私にも理解できる。しかし、ダム中止を決めた新しい国交省とよく話をすれば、住民はきっと納得すると思う。最初からのダム推進派は、金目当てのごね得をめざすだろうけど。
もっともうれしいのは、ダム建設中止によって、あの長野原の自然と温泉と川が破壊されず残ると言うことだ。これを考えれば、費用がすでに7割を使用していたとしても、建設するよりも中止の方がずっとずっと日本のためになるだろう。日本人のためになるだろう。日本を好きになる日本人が増えると言うことである。
民主党政権は、マスメディアの反民主党宣伝にまけず、ダム中止政策を各地で進めて欲しい。無駄なお金の節約だけではない。日本の破壊を止めることでもある。
地元の人たちはもともと多くがダム建設に反対であった。長い間反対運動をしてきて、自民党永久政権の意志は変わらないと思い知らされて、金を受け取って賛成にまわったのだろう。もともと金に目がくらんでダム推進の旗を振っていた議員や町長もいたのだろうが、地元の住民(議員は住民の代表でないことが多い)は、ダム反対から態度を変えざるをえなかった人々だ。
住民の本当の気持ちは、ダム建設計画に翻弄され、山村共同体を壊されてしまったことに、恨み骨髄に徹すというところだろう。ダム建設など降ってわいた計画がなかったなら、平和な生活を送れたはずだと思っている。でも途中から金をもらって別の場所で生活をすることにした以上、ダム建設中止で新しい生活がまた壊されたり、金を返せと言われるのを恐れている。
しかし、民主党政権のダム建設中止は、けっしてすべて元に戻すというものではない。経済的に地元が損をすることはないのである。それでも中止反対という住民がいることは、国の都合で生活を左右されることへの恨みであり、私にも理解できる。しかし、ダム中止を決めた新しい国交省とよく話をすれば、住民はきっと納得すると思う。最初からのダム推進派は、金目当てのごね得をめざすだろうけど。
もっともうれしいのは、ダム建設中止によって、あの長野原の自然と温泉と川が破壊されず残ると言うことだ。これを考えれば、費用がすでに7割を使用していたとしても、建設するよりも中止の方がずっとずっと日本のためになるだろう。日本人のためになるだろう。日本を好きになる日本人が増えると言うことである。
民主党政権は、マスメディアの反民主党宣伝にまけず、ダム中止政策を各地で進めて欲しい。無駄なお金の節約だけではない。日本の破壊を止めることでもある。