ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

豪雨と猛暑

2006-07-26 | 環境
九州の豪雨も一段落したようだ。被害に遭われた多くの人たちにはお見舞いします。早く梅雨が明けると良いですね。最近毎年のように集中豪雨で記録更新という言葉を聞くようになった。

 アメリカのカリフォルニアでは、46℃という記録的な猛暑だという。30人が暑さで死んだらしい。アリゾナ州でも45℃を記録したという。体温が36℃くらいだから、45-6℃というのは想像もできない。42℃のお湯に入っているのも熱くて長くは入れない。45℃の気温が半日も続くのは、死ぬしかない温度のように思う。

 台風の大型化、豪雨の記録破り、各地の猛暑など聞くと、やはり地球上の異常気象がそろそろ本格化しつつあるなあ、と思う。アメリカの猛暑やハリケーン被害などを聞くと、地球温暖化にもっともエネルギーを使って貢献しているくせに有効な手だてをしようとしないアメリカ、京都議定書の発効にも妨害を続けたアメリカに与えられた天罰じゃないか、と思うが、被害を受けているのは最下層の黒人やヒスパニック系の市民(クーラーのかかった部屋にいるワスプたちは被害を受けないだろう)だと知ると、やはり気の毒だ。

 もう昔の原始時代に帰るのは嫌だとか、現在の便利さを維持したままなどという甘えた対策では人類の未来はないと思うべきだ。日本も京都議定書を推進した当事国の責任でも、目標達成は不可能だなんて言っていないで真剣に取り組むべきだ。それによって経済が後退してもしかたない。国民が死んでしまったら、経済の発展なんて何の意味もないのだから。ミサイル7発くらいに騒いでいる人が首相になるようでは日本の将来もない。アメリカは人類の破滅の責任を取れ。