ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

彼に和平が導けるはずがない

2006-07-17 | 環境
小泉首相が中東を訪問して帰ってきた。イスラエルのガザ地区やレバノン侵攻が進む中、和平交渉をどのように進めるか、世界中の政治家がその役割を担いたいと考えている。小泉首相は、やめる前にいったい何しに行ったのだろう。

 イスラエル側とは意見交換をしたが、パレスチナのハマス政権はいっさいの無視。そんなことで和平を将来することなどできるはずがない。パレスチナの民衆の気持ちを理解することなく、中東の和平を言うことは、そのまま現状を追認することにしかならない。結局、イスラエルとアメリカを応援に行ったとしか思えない。少なくとも、結果はそうだった。

 やめる前の外遊はぜひ中止して欲しい。卒業旅行じゃないんだから、税金を使って遊びに行くのはやめて欲しい。小泉の「思いつき素人外交」がここまで日本の外交的立場をめちゃくちゃにしたんだから。アメリカに行っても議会の外交委員長に靖国参拝をやめると言わない限り、議会では演説させないと言われたことが、小泉の外交の失敗原因をはっきり示している。

 アメリカ命の小泉さん、アメリカに靖国参拝を反対されるとは思わなかったのか?鉄面皮には、何を言われても何を言っても無駄かもしれないが。