ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

サンナシ小屋&京都から世界の愛する人たちへ

すばらしい雨竜沼湿原の自然2

2006-07-20 | 花と自然
先週、暑寒別山塊に出かけた。雨竜沼湿原を見たかったので雨の中を出かけた。予報は雨。登山口のキャンプ場にテントを張って翌朝の登山に備える。しかし、夜半に激しく雨が降る。明日は無理かな、と思いながらもすぐに寝てしまった。キャンプ場にテントは一張りだけのさびしさとうれしさ。

 翌朝は、降ったりやんだりの雨の中を出発。吊り橋を二つ渡り、頭は雨に濡れ、身体は汗に濡れて登る。雨具を脱ぐわけにいかないが、着ていると汗が流れてくる。白竜の滝は雨水を集めて見事な水量だ。額から流れる汗に眼鏡が曇って良く前が見えない。眼鏡を取って歩く。1時間半ほど登ると突然ゆるやかな登りになる。雨竜沼湿原の入り口に到着だ。

 雨竜沼湿原は広々としている。その中を一本の木道がどこまでも続いている。池塘のほとりに高山植物が乱れ咲いている。ミヤマキンバイの黄色が鮮やかだ。高山に来たという感じがする花だ。大きくてあざやか。(つづく)