ごまめの歯ぎしり・まぐろのおなら

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花の名山に登る

2006-07-10 | 花と自然
日曜日,道東の花の名山といわれる西別岳に登った.登り始めは雲に覆われていた空も、うぐいすの声と姿を探しながら歩いているうちに、どんどん晴れてきて,お花畑を歩く頃は、まったくの快晴になった。

 今年は、時期がうまく会った為か,それとも今年が特別なのか、高山植物の花が実に多かった.チシマフウロの花が今を盛りと咲いている.きれいな薄紫の花をいっぱいつけて、ヒオウギアヤメとともに登山道の両側に紫の花模様を点綴する。緑に映える紫だ.そのほかにも、ミヤマオダマキも豪華な紫の花をあちこちに見せている.

 今年は特にヨツバシオガマの赤紫の花がいたるところで見られた.これもすばらしい。ところどころ鮮やかな赤のエゾツツジの花が眼に飛び込んでくる.スズランも白い鈴のような花を沢山つけている.鈴のような花といえば、ベニバナイチヤクソウの花は可憐でしかも豪華だ.例年見つけるのが難しいくらいしか見られないのに,今年はあちこちにベニバナイチヤクソウの花を見る事が出来た.

 今年の様に高山植物の花がたくさん見られると、西別岳が花の名山であることが実感できる。また、来年もこの時期に登ってみたい。