「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン3 #16「パーティの代償」

2012-07-01 02:21:37 | シーズン3
海兵隊員の久々の上陸パーティ。盛り上がりを超えて、無法状態。
会場のホテルでは、他の客が大迷惑。ホテル側も警察に依頼して、強制撤去に。
その一室で、女性の海軍大尉トレーシー・ヘイガンの遺体がベッドに・・・。
一見傷等は確認できないが、肩が外れ、半身を捻挫していた。

事件性を疑う、ブリスコー&ローガン。
海軍側も協力的に見えるが、事故で終らせ、早急な幕引きをしたい様子。
口を閉ざすパーティ参加者たち。
だがパーティの様子をビデオ撮影していることが分かり、映像を確認。

ヘイガンは相当酔っているような状態で、フラフラしている。
そんなヘイガンを抱きかかえているベイツを追及。
ベイツは、ウォルターズが関係していると言う。
ウォルターズはヘイガンと部屋に一緒にいたことを白状する。

「部屋に入り、ベッドへ・・・。服を脱がせていたら嘔吐し始めて動かなくなった。
 原因は不明で・・・理由は不明ですが・・・死んだのです」

権限は海軍にあると言われ、不満を隠せない警察。
ブリスコーがある推理を・・・

「ウォルターズは暴力行為を覚えてない。
 ボクシングの試合で打たれ負けた奴が、終了30分後に、シャワー中に死亡した例がある。
 脳卒中だ」
「すでに、殴られてたと?」

ロビネットは『一休さん』を観ていたようだが
ブリスコーは『あしたのジョー』を観ていたのかも?(クスクス)

参加者の1人、バンカー大佐の部屋から、ヘイガンの指紋が発見。
廊下を酔っぱらったように歩くヘイガンの様子から
バンカーの部屋から出てきたのかも、という疑念が。
しかし海軍による、ウォルターズの軍法会議が決まってしまった。
クレイゲンは、ウォルターズの証言を取り寄せる。

ウォルターズは、何も覚えていないと証言している。
バンカーの部屋にいたのでは?
パーティのもう一人の女性参加者メンドーサに話を聞くことに。
ウォルターズの取り調べ中、メンドーサは休暇を取っていた。
バンカーによる処置だ。メンドーサを追及するコンビ。

「・・・廊下は騒ぎがひどすぎた。だから彼女と私は大佐の部屋へ。
 お酒を飲んでたら、2人の雲行きが怪しくなってきた。
 ・・・・過去に何かあったみたいで、大佐は私を追い出した。
 ・・・・翌日ヘイガンの死が分かると、大佐は私を口止めした。 
 2人は世間話をしただけだと」

ヘイガンの遺体、嘔吐物を見せようとしていたような気がして。
今までも遺体の嘔吐物、こんなにハッキリ見せることは珍しいような?
白いシーツだったし(ふつう、ホテルは白いシーツか?笑)
犯人は軍関係者だろうし、軍の妨害は当然だし、って展開は見えたけど
さぁ、これをどうするの?ってことがポイントですかね。

シフの執務室。
バンカーへの捜査に難色を示す海軍当局。
ウォルターズを犯人にして、幕引きを図りたいのは見え見えだ。

「・・・防戦大勢は完ぺきだ。伝統の手法だ」
「バンカーの乗った艦を見送るしかないと?」
「逮捕できる十分な証拠がなければな。話は無理に聞き出せない」
「重要参考人に」
「誰かを起訴しなければ、参考人としても呼べない」
「1人候補が?」「無実のウォルターズを?」「目的はバンカーだ」

バンカーを呼び出し、話を聞く。
ヘイガンと別れた後、パーティに呼ばれていた娼婦と共にいたという。
その娼婦に話を聞くロビ。
娼婦は、バンカーが性的不能になり、怒りだし乱暴させそうになり怖かったと言う。

「バンカーは暴力に走る傾向が」「相手は娼婦だ」「部下も同じでしょう」
バンカーには、数々の軍功があり、また教官を務めていたという過去が。
「88~89年。ヘイガンも、海軍兵学校にいた頃だ」
「ミサイル巡洋艦の司令官から教官となり、その後現場に戻ってない。
 ずっと基地の勤務だ」
「ヘイガンとの問題で、昇進の道を閉ざされたのかも」

検察コンビ、コティ中将の元へ、バンカーとヘイガンの関係を確認する。
2人は男女の関係にあったが、その後別れた。
バンカーは別れ話に納得できず、その後ヘイガンに嫌がらせをするように。

「ヘイガンがバンカーを訴えた。ヘイガンは退学を考えるほど、嫌がらせを受けたと」
訴状の控えを受け取るストーン。
「これが民間企業だったら、バンカー大佐は即刻解雇でしょう」

おっと!!海軍中将に説教ですか?ストーン(クスクス)
中将にこの態度なら、大佐は全く遠慮なし、ですわね~。

この辺から、やっと面白くなってきましたね☆
正直、海軍の妨害が敵かなって感じで、変化がなく・・・
警察パートも、ちょっと寂しかったし・・・
おっと、クレイゲンの義弟ネタは見逃しませんでしたが。
義弟はお酒に弱いタイプだそうで・・・・(クスッ)
はやく、疑惑のマグカップを見せて欲しいものです・・・・

検察トリオ、作戦会議。
今回は寒空のNYの通りです。息が白い~。ストーン、顔、真赤っか~。

「・・・以来、バンカーは陰では要注意人物に」
「出世もなくなった」
「興味深い裏話だが、証拠にはならない」
「出世を奪った女に、暴力を振るったんです」
「自尊心が傷ついた男など大勢いる。起訴理由にはならん」
「では、ウォルターズは?」
「部屋に入った時、ヘイガンはすでに致命傷を負っていた。
 彼が無実の罪で、軍事刑務所に送られる」
「逮捕するからには、しっかり武装しろ」

バンカー逮捕。会議中に逮捕するなんて・・・ストーンの策略、いや嫌がらせでしょうか?(クスクス)

ココから、ストーンの怒涛の展開!!に、やっと・・・!って感じでした。
この辺まで、寝そうになって・・・ごめんなさい。
ストーンが、ウォ~リャ~!!的責め具合で、やっと乗り出して視聴。

ストーンの執務室。コンビ、バンカー、弁護士。

「証拠が乏しい」「検視結果と証言がある」
「大佐の経歴の前では、状況証拠としても役立つまい」
「動機は分かってる」
「私に部下を殺害する動機が?」
「彼女は、ただの部下以上の存在だった」
「海軍でのセクハラ横行が信じられてるのは、偏向報道のせいだ」
「女性兵士も男性同様に指揮してると?」
「いいや、女性兵士こそ優遇されてる。今回事故死したのが男なら君らは軽視した。
 民間人がセクハラなどと騒ぐから、女がのさばる」
「出世を妨げるほど?」
「国に身をささげた私に、勝手な審判を下すな」
「審判を下すのは、大佐自身の良心と12名の陪審員だ。
 後者は前者のような容赦はするまい」

・・・・ストーン・・・火に油を注ぐの実演状態でしょうか??
「ほら、ポール。これが、火に油を注ぐって言うことなんだぞ」って?(ウソ・笑)

ストーンに限らず、マッコイ&カッターも同じですが
次長検事さん方、偉そうに上から目線の相手で勝てそうだと判断したら
もう容赦なく叩きのめしたいのね・・・・。
今回のストーン、鉄仮面の異名(って勝手に私が命名)を超えた冷徹ぶりを発揮。

法廷。証人としてメンドーサ&ウォルターズが出廷。
しかし、軍功もある大佐と、平兵士とどちらを信用します作戦のバンカー側。
さて、ストーンの落としどころは??

ストーン、バンカーへの質問。

「・・・B・キャロウェイという名に聞き覚えは?」
「キャロウェイ大将だ」
「海軍兵学校では、戦術理論を教えてた。あなたの前任者だ」
「そうだ」「今の地位は?」「艦隊の長だ」
「・・・あなたの後任者に指名された人物は?」
「B・セシウィック」「彼の現在の地位は?」「少将だ」
「マッキンタイア、ムーア、スウィグット、マークマン。
 皆、海軍兵学校で戦術理論を教えてた」
「ええ」
「全員将官に昇格した。どうです?」
「そうだ」
「同じ出世コースを歩みながら、あなたが大佐どまりの理由は?」
「知らん」
「ヘイガン大尉のせいでは?潜水艦追跡船の指令以上の地位には昇格できない。
 自分では、どうにもならない。まるで性的不能のような状況では?」

ここで「異議あり」・・・・でも裁判長「却下」の声が聞こえたような??

「あなたは、T・ホワイトという娼婦にも同じ怒りをぶつけた?」
「あのアバズレ!!!」
陪審員の顔・・・メンドーサの顔\・・・そしてバンカーの顔・・・・
「・・・・アバズレとは、ヘイガンか、ホワイトか・・・以上です」

ストーンが、名前を挙げだした時、弁護士の顔が「終わった・・・」って感じで(笑)
ストーン、バンカーの泣き所を鋭く突きましたね。
出世欲=社会的プライド。女性蔑視=個人的プライド。
そこに性的不能という男性のプライドまで動員して・・・
こんな鉄仮面を敵にしてはいけません・・・
法廷で負けたでは済まされないダメージがぁ===!

ストーン、最終弁論。

「・・・確かに男性部下たちは、バンカー大佐を称賛する。
 だが女性部下、とりわけヘイガン大尉の評価は?
 彼女も優れた士官だった。逆境を乗り越え、家族初の偉業を成し遂げたのです。
 努力を惜しまなかった。
 彼女が訴えたことで、バンカー大佐は出世を棒に振った。
 時を経て、2人はホテルの一室に居合わせることになった。
 バンカー大佐は、ヘイガン大尉を合衆国の士官ではなく、自分の人生を破壊した女と見た。
 2人の会話の記録はないが、大佐の行為は分かっています。
 彼女の腕をつかんで肩を外し、壁にぶつけて頭蓋骨を折った。
 軍隊では、これを“士官にあるまじき行為”と呼ぶが
 我々の法廷では、第2級謀殺と呼びます」

評決。有罪。

で、総括。またもや寒空のNYの裁判所前。雪が積もってる~ぶるぶる。
検察トリオ、寒空でも表情は晴れ晴れ。

「ウォルターズは釈放された」
「バンカーは、憲法を読んだことがあるのか」
「あの差別意識は、独立宣言さえ知るまい」

言いたい放題ですね(クスクス)
先ずは、あったかいコーヒーでも飲んでください♬♬♬

私が良かったナァ=って思ったのは
ストーンもロビも、常にウォルターズを意識してくれていたこと。
バンカーの犯罪を追及する反面、ウォルターズのことも忘れないでくれていた。
ラスト、ストーンが「ウォルターズも釈放された」はナイスだったなぁ(シミジミ)

それと、まぁストーンに限らず、マッコイ&カッターもやりますが
最終弁論で被害者に言及すること。
まぁ当然と言えばそうですが、傍聴席にいつ御遺族、そして被害者本人に対する礼儀として。
いや、戦術と言えばそうなんですが。。。。まぁ、良いなぁってことで。

ストーンの冷酷無情な戦術で・・・怖いなぁ。
このエピ、目立たないがストーン名場面集??後半はね(クスッ)
でもマイケル・モリアーティ、セリフ、大変じゃなかった??
 

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シーズン3 #15「母の愛」 | トップ | シーズン3 #17「愛の幻想」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

シーズン3」カテゴリの最新記事