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「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SW IN 『Jo』S01E06「Le Marais」視聴

2013-06-26 16:10:23 | SW
以前記事しました、フランスのTVドラマ『Jo』です。
Jean Reno主演のサスペンスもの。
S1が、終了したそうで。全8話。
コレは、ちょいと問題あり刑事ジョーが主人公で
(問題は、薬物&アルコール&女性・・・うつ症状も)
パリの観光地を背景に事件が・・・て感じです。

以前ご紹介しましたが
『L&O』のRené Balcerが制作&脚本等手がけています。
Jill Hennessyもレギュラーです。
しかし彼女は刑事さんではなく、尼僧さんで・・・
ジョーにアドバイス等やジョーの悩み相談役みたいで。

で、残念ながら、人気がどうも・・・だったようです。
結構鳴り物入りで、登場したようですが・・・
アメリカ×フランス、がうまく行ったかどうかって感じで。
『L&O』のようなクォリティを期待したのに・・・という御意見も。

また・・・言語の問題もありだそうで。
これ、英語で・・・って紹介されているんですが
フランスでDVD発売されましたが、フランス語ですね。
で、今回私は、偶然にも!!ホント、偶然だわ(自身も驚愕!)
多分フランスで提供されている動画だと思うのですが・・・
視聴できました・・・これはフランス語だと思います。

・・・・いくらおバカさんな私でも
英語とフランス語の違いは、分かるかと・・・(ちょっと不安・笑)

さて、以前の記事でも
SWがゲスト出演したって書いたのですが。
あぁ、勿論検事長が出演していないのなら、観ませんがね。
で、視聴できたんですよ・・・どうしてだ??期間限定か??
・・・・・・知らんが・・・・

S1#6です。サブタイトルは『Le Marais』
パリのマレ地区のことだと・・・
ここで事件がってことですかね・・・フランス語、全く分からんので。

えっと、まぁ視聴前にエピ情報を探る・・・
女性の遺体が発見される。頭部への衝撃。
誰かが、女性の頭部を壁に叩きつけたようだ。
激しい衝撃。
メッセージの書かれた血だらけの紙片を発見。
手掛かりになるのか?

という感じでスタートです。
SWは、犯人役です。
結構出演してます。涙が出るほど、有難い・・・(感動)
姿は、まぁ『The Newsroom』のCharlie Skinnerですわ。
まぁ、当たり前で・・・・
しかし、フランス語で、本人が話していると思うのだが・・・
若い時の映画もそうですが
フランス語だと、英語の韻と異なるので・・・
それに、ホラ、声も掠れているので・・・
最初、吹替えか??って思ったのですが、いや本人だと思いますわ。

掠れた声にフランス語は、似合うと思いました。
だから、声は、雰囲気に合っています。
結構刑事さん方に詰問されます。
最初は関係者&協力者って感じでにこやかに。
で、段々と怪しい奴と思われ、ついにアンタが犯人だって感じ。
まぁ、これは『L&O』と同じ流れだわね。

結構フランス語で力説しているのですが、
最後には、折れて、涙目で訴えています・・・
SWの犯人役は、なかなか無いからネェ。
そういう意味では、貴重です。殺人犯だ==!!!(何気に嬉しい)

えっと、私のためのボーナスではないと思うのですが
ホロコースト関連エピだそうです。
フランスのレジスタンスを、アウシュヴィッツに送った等々が背景に。
検事長は、それに関与していたのかな?
殺された女性は、そのことを何やら研究調査していた、ということなので。

ラストで、ジョーが何やら文章を読み上げます。
多分、SWが関与していたことを裏付ける文章なのでしょうか?
または、女性殺害に関する証拠?
最初は否定的でしたが、もう坐り込んじゃって、
耳を塞ぎ、苦悶の表情・・・次は顔を覆い、目はもう焦点定かじゃない。
そして、必死に訴える・・・
「仕方がなかった」風だと推測・・・
あとは刑事さんズに、腕を掴まれ立ち上がり、歩き出す。
表情は、放心の様子・・・・

確かにCharlie Skinner顔なんですが、
やはりフランス語のためか、落ち着いた印象です。
それに、表情は厳しさアップで。つまりシリアス検事長。
しかし、ちょっとあった笑顔は、とっても素敵・・・(←バカ)
それに、追い詰められた一連のシーンは、貴重!!!
こんな役は、なかなか無いからネェ。

検事長、お見事!!で御座いましたッ!!!!

思ったより、出演時間が多かったので大満足!大大満足!!
って。。。。。。なんで視聴できたんだ??(まだ言う・笑)

ドラマは・・・ってこのエピ視聴だけですが・・・地味です。
他のエピは分からんが・・・
活劇風じゃないので。地味に捜査。パリが暗く見えるわ(苦笑)
この辺も、人気が~の要因なんだろうか?
日本放映は、まだですかね?
日本では、結構受けるかも?と思っています。
ジックリ暗めのサスペンス・・・好みの方、いるよね?(私だッ・笑)

DVD、もっと安値になったら購入考えようかな?
フランス語で良いかと。
まぁ、じっくり待ちましょうってことで。
今は、視聴は無理って思っていたものが観れたので・・・感謝感謝!です。


さて、ここで告知ですが、画像変更しました!!
『Jo』の検事長です。
この辺は、まだ泣いていませんね(笑)
結構厳しい表情かと。ウ~ン、素敵だ(←バカ2)

SW IN 『MindWalk』<3>

2013-06-22 17:08:03 | SW
・・・・・・・・続きです

Sam・Waterstonは、ジャック・エドワード役です。
・・・・・・・・ここでもジャック・・・・(笑)
当然マッコイのように激高することはありませんので、安心です(笑)

ジャックは、この作品の主題を教えてもらうって感じの人物です。
ソニアが講師役。
そしてトーマスは、詩人という発想に囚われない人物ということで、
物理の会話に、音楽や詩や神々を持ち出してくれます。
映像的にも、彼が最も動いたり、表情も豊かです。

・・・変化がないのは、ジャックとソニアの会話が主で・・・
<2>で紹介しました会話が、延々と・・・なんです。
アレは、まだ理解可能な方で・・・泣きますわ状態(笑)

でも、私が(勿論勝手に)思うんですが
「理解できる&できない」というより「好き&嫌い」かなって。
こういうことって本でも映像でも何でも、ですが。
いやいや、なかなか面白いぞって思う方もいるし。
いや、全然ダメだわった方もいると思うし。

私は、最終的には好き嫌いだろうなぁって思っています。
いや、それはそれぞれが思えば、良いことで。
良い悪い、という問題ではないので。

で、私は好きだから、まぁ楽しい訳で。
物理は???????ですが、まぁ日本語読めば何とか(と信じたいッ)
そして、詩や中世の言葉や、思想家の言葉や、神々は・・・好きだし。

物理や科学&化学等々、そういう方面は
中世では、ある意味神々の領域だし。
数字がね・・・・神々の領域だと思われていたんですよね。
そして、現代もそう考える方もいる訳で(私もだ・笑)

えっと、ちょっと御紹介。
ル・コルビュジュという超超有名建築家の方ですが。
えっと、スッゴク素晴らしい方なのね・・・初めて知ったわ(苦笑)
・・・・・興味を持った方は、検索を(おっと、得意の丸投げ一本!苦笑2)
ル・コルビュジュの著書『モデュロール』の言葉で・・・

「壁の向こうで神々が戯れている。
 神々は、宇宙を構成する数と戯れているのだ」

とまぁ、こういう思考があるんですよね。
だから、『MindWalk』の考えに神々が出てきても、まぁ頷けるってことで。
あぁ、私はですよ。個人的思考で。

Waterston、ここではインテリ度、マックス状態!
でね・・・何となく楽しそうで・・・悩む役じゃないのか??
でも、ソニアの話を聞いて、俄然やる気が出て(?)
ソニアを自分のスタッフに勧誘しているし・・・
トーマスも、そのバイタリティに呆れ脱帽状態(笑)

この作品、なかなか予算的にも厳しかったようで。
3人の主要役者さん方は、それも承知で出演したとか。
またWatetstonは、あるインタビューで
「この映画に出演することは、私の善行である」風に語っていたとか。
脚本にも積極的参加で・・・なかなかやる気あったようですね。
多分自身も環境問題に取り組む活動に参加しているので
この映画は、自身も楽しんでいたんでしょう・・・と推測。

まぁ真面目役ですが、トーマスに腕を振り上げたり
まぁ、ニマーと笑ったり。(「ニマー」「ニマー」)
笑うと、なかなか!ではなく、絶対可愛い&素敵だし(検事長===!!)

朝から夕方まで、会話は続いて・・・
美しいモン・サン・ミッシェルで・・・

そうだ!!石建築と検事長・・・・・・・そんな贅沢な・・・・(パッタリ)

内容も!映像も!!もうもう、私好み!!!!!!!!!!で。
そして、もう一度、ほんの木さんに御礼を!!
お蔭で理解できましたわ・・・って、本当かどうかは不明だが(苦笑)
とにかく!何を喋っているかは、分かりましたわ(おっとコレか)

検事長~!!地味でしたが、素敵でしたよ。
もう歩いているだけで、絵になる作品でした。
・・・・・・・・・・・・泣くほど、地味で素敵で・・・・これが最大級の賛辞で御座います!

SW IN 『MindWalk』<2>

2013-06-22 17:07:50 | SW
・・・・・・・・・・続きです


物語は、大統領選に敗れた失意のジャックから始まります。
ジャックは、フランスのトーマスに電話をかけ、自身の失望を訴えます。
そして、トーマスの誘いで、フランスへ。
・・・・しかし、トーマスは、本心は熱烈歓迎ではない様で。
NYでの生活や人々、その他に嫌気が差しフランスへ行ったのに。
アメリカでの生活の象徴でもあるジャックの訪問は・・・

しかし、2人は朝早く、モン・サン・ミッシェルへ観光へ。
もう、この2人から、ちょっと難しめ会話はスタート。
ソニアは、多分モン・サン・ミッシェルに住んでいる様子。
日課の朝の散歩に教会へ。
この朝、彼女は大学の休みで来ている娘キットと揉めて
気分は低空飛行。
キットは、世捨て人のような母が、
娘である自分も捨てているように感じ、不満を漏らしたのだ。

観光客の声を聞きながら、散策する3人。
時計台で3人になり、
過去と現在の時間の流れに対する違いを語るトーマスは
同じ場所にいるソニアに話しかけ、3人の会話がスタート。

そこから・・・原子や電子や中性子、光、
それに加えて、様々な・・・・が始まります。

ウ~ン、私は、思考をテーマにしているように思えました。
だから「こうすれば良いんだよ」ではなく
「こう考えれば、良くなるのでは」という方向に、です。

だから『MindWalk』かぁ、と理解。思考しながら歩く。

この作品はまぁ20年前なので・・・
この作品の主題となっている考え方は、今現在では結構広まっていると思う。
しかし、当時・・・または原作発表時では、新しい思考だったのかも。

えっと、本から抜粋させていただきます。
「MindWalk マインド・ウォーク」(ほんの木)より抜粋

ジャック
「その全体的な考え方で、物事を有効に考えることができるんですか。
 僕には分からない・・・何かを具体的にするには、
 物事を切り離さないといけないんじゃないですか。
 根や葉や樹皮を語らずに、どうして木を有効に語れるだろう」

ソニア
「私にはできるわ。あなたが言った部分などの名前を挙げることさえなく。
 ・・・・・・・
 システム論者は木を見て、木と地球、
 地球と空の間の季節的な交流を見ることができるの。
 私達に酸素を供給している森林を通じて、
 地球がつく大きな一息である一年のサイクルを見ることができるわ。
 地球と空、私達と宇宙をつなぐ生命の息吹、
 そして木を見ることによって森全体の生命とのつながりから木の生命を見る。
 木と鳥の生息場所、虫の住処として見る・・・・」

・・・・・・・・・・唸ってしまいましたか??(苦笑)
全編、こんな調子です。
「分からない・面白くない」と言われた方々の心境も・・・納得ですね。

これは、とても良い例だと思います。内容のね。
部分ではなく、全体を見る。
部分だけの解決は所詮対処療法であり
全体を見て考え、解決を導き出す。
だって、全てがつながっているのだから・・・・と、私の解釈(あてにならん、が)

・・・・・ちょっと~!
検事長、いつ出てくるのよ~!と私も思っているので・・・・続きます(エエェ?)

SW IN 『MindWalk』<1>

2013-06-22 17:07:37 | SW
以前、小さな記事で紹介しましたが、
今回はキッチリ鑑賞できたので、もう一度記事に(ペコリ)

1990年作品。映画ですね。日本未公開。
原作は、Fritjof Capra『The Turning Point』
フリッチョフ・カプラは、御存知の方がいるかも。
またこの本「ターニング・ポイント」も御存知の方も・・・。
カプラは、物理学者であり、エコロジーな思考&活動も。
また神秘主義的な思考も・・・
「タオ自然学」は、日本でも有名になったそうで。

・・・・・・・・・・・・申し訳ないが、私は全く知らないので(ペコリ×100)

この作品、私が調べた限りでは、評価が真っ二つ状態。
「素晴らしい・感動した」「全く分からん・面白くない」
これネェ・・・約2時間作品なのですが
2時間、殆ど3人の登場人物の会話なんですよ。
まぁ場面は変わりますが、もう3人が会話しているのを聞いているって感じ。
つまり「ターニング・ポイント」の内容を会話で表現しているってことなんですが・・・・。
会話を2時間・・・そして内容は・・・そう内容は!!

物理学、詩、音楽、神・・・
名前で書きますと、デカルト・ニュートン・パプロ・ネルーダ(詩人)
バッハ・ベートーベン・オッペンハイマー・ハイゼンベルグ
シバのダンス(ヒンズー教の神)
キリスト教・フェミニズム・・・・・
・・・・・・・・・・それにエコロジーをプラス・・・・

だから、鑑賞によっては、講義を聞いてるようだ、とも言える。

こういう作品だとは、知っていました。
だから、字幕無しでは全く理解不能だと思っていました。

しかし!偶然に発見!!
この映画シナリオの邦訳本があったんです。

『Mind Walk マインド・ウォーク』 (株)ほんの木

出版された、ほんの木さんは、この映画の主旨に賛同し
ぜひ、日本で紹介しようと、思ってくださったようです。
有難いですネェ。本当に、有り難う御座います(深々一礼)
また、ほんの木さん自身も、環境保全の活動等をされているようです。
アメリカでも、活動されているとか。
作者のフリッチョフ・カプラとも、活動されているようです。

さて、邦訳シナリオを入手。
読むが、それはなかなか難解で。
で、全部読んで映画を、では、理解不能。
この映画、27のシーンに分かれています。
もう!もう!!もう!!!
1シー分のシナリオを読んで、1シーン鑑賞。
この方法で、観賞開始!・・・・時間は当然かかる・・・
でも、恐ろしいことに、そうすると、かなり理解できる・・・

で、思ったのは、字幕では、多分理解できないのでは?ってこと。
この文字数の多さ&難解さ、では、字幕どうする??
と、思った次第で。

3人の登場人物。
ジャック・エドワード
  = アメリカの上院議員。
    大統領選に敗れ、仕事&自身を見失い状態。

トーマス・ハリマン
  = ジャックの友人で、スピーチ・ライターだったが
    自分自身や環境に嫌気が差し、フランスへ。
    詩人。

ソニア・ホフマン
  = 物理学者。高名な研究者。
    自身の研究が兵器に利用されていると知り、
    そのこと&それに気付いていなかったことに絶望し
    世捨て人状態に。フランスに1人移住。

舞台は、モン・サン・ミッシェル
ココを選んだのは、特別な思いがあったようで。

監督は、バーント・カプラ。フリッチョフと兄弟です。
このシナリオ本によりますと・・・
「ターニング・ポイント」が発表されたのが1982年頃で
それから1989年まで構想していたということです。
最初はドキュメンタリー映画にしようかと。
しかしそれでは、人々の記憶から消えてしまうと。
その後、フリッチョフと様々な人々の会話にしようかと。
実際撮影したが、どうも取り留めない印象になってしまった。
最終的には、原作を脚色し、3人の役者が話し手となる構成にした、と。
この手法が、最も適した、と判断したようですね。


・・・・・・・あぁ、長くなった!
で、続きます・・・・あぁ、面白い話じゃないので・・・(ペコリ)

『The Great Gatsby』 思うこと

2013-06-10 13:51:40 | SW
えっとレオ様版映画『The Great Gatsby』もう直ぐ上映ですね。
もうTV等で、宣伝が多くなりました・・・

どうも見る限りでは、
「ファッションが~」「ジュエリーが~」が目立つような気が。
あぁ、勿論、それも売り!の1つなのかも?
そういう部分目当てに鑑賞する方も、いるのでしょうね。
それは全然悪くないし、楽しんでねってことで。

で、内容についての言及がないのは、なぜか?
役者さんに関する、まぁお気楽情報はあるが
『The Great Gatsby』の内容がどうこう、がないのは・・・
作品に対する、熱い思いがないのかな?日本では。

原作読まれた方、いますかね?
1974年ロバート・レッドフォード(RR)版を鑑賞して
原作を読まれた方も、いるかもしれませんね・・・。

原作は、もうアメリカでは古典ともいう地位の作品で。
つまり、まぁ古き良き文学、とも言えるかと・・・。
しかし!面白いのは事実!読んで損はなし!!(キッパリ)

RR版も原作とは、異なる演出があります。
またそれを考察する方々も・・・それを読むのも楽しい。

そしてレオ様版。既に上映されている場所では、色んな御意見が。
私の読んだ限りでは・・・
華麗&派手な演出に惑わされず、じっくりドラマを堪能しよう!
って意見が、多くありました・・・
・・・・勿論バッサリ切り捨て意見もありますがね。

派手さに気を取られて・・・
でも多分派手だけの映画じゃないんじゃないかな?
その裏に隠されたドラマを・・・鑑賞しましょってことで。

SW至上主義者(どんな主義だよ・笑)の私も
レオ様版を楽しみにしています。
だって、時代によって色々変化は当然で。それを楽しみに。

さて、しかし、RR版を鑑賞しようって方に宣伝を(笑)
あぁ、『L&O』ファンの方ってことですがね(苦笑)

Sam Waterstonは、ニック・キャラウェイ役で出演です。
約40年前ですね・・・若い検事長をお楽しみ下さい。
おっと!!
RRも上品さがあって、素晴らしく格好良い!間違いない!!
で、原作ではニックが語る物語、なんですが
RR版でも、ニックがナレーション的役割です。
ニックの声で始まり、終るってことで。
当然Waterstonの声です。でも、マッコイ声じゃないのよ。
もっと落ち着いて、朗読するような声です。
決して!法廷でギャンギャン捲し立てる声ではありません(笑)

よろしかったら!!
検事長声も、楽しんで下さいね。年の割には、落ち着いた声です。
私、最初聞いた時
「ワッ!声は変わらん・・・」と思いましたが、やはり若いわ(笑笑)
あぁ、勿論私は
「若かろうと、年だろうと関係ありません、検事長!!」で・・・(今日のバカ)

で、RRの素晴らしさを堪能する映画でもありますが・・・
まぁ男性陣、スーツ、ビシッと着用シーンが多いんですわ。
で、検事長も含め・・・男性陣、汗がダラダラ・・・そうだろうねェ。
そこを、あえて着用するのが!その時代の美学なのか?(知らんが)
しかし!しか~し!!
RRは、汗ひとつかかず、涼しげに(?)着こなしているんですよ。

さぁ!この辺にも御注目を!!よかったらね(お好きに)

それと、笑えたのが・・・
レオ様版を鑑賞した方の感想で(アメリカでね)
「原作でも、1974年版でも、2013年版でも!
 ギャツビーは、なぜ、あんなどうしようもない女に執着するのか!」
・・・これ、読んだとき、納得の大笑いを====!!!
確かに!賛同者、結構いましたね。同感だわ。

でも、ねぇ、これがこの物語の核、なんだからネェ。
どうしようもないわ・・・・
鑑賞予定の方々・・・・この辺もよろしく(大苦笑&大爆笑)

ディジー好きの方、居ましたら、申し訳ありません(ペコリ)
でも・・・・・そう思うでしょ?(ゴメンね)

私、上記感想を読んで、笑った後・・・
ニックが、ディジー愛で盲目のギャツビーに
「あんな女(ってニックの従姉妹なんだが)やめろ!
 他にも、いい女いるだろ」
と説教してくれれば・・・などと妄想・・・

しかし、どう考えても!
当時新人扱いのWaterstonが大スターのRRに説教なんて無理(笑)
・・・・・・・・・妄想が・・・スマンです。

ちなみに、RRとWaterston、他の方で、
この作品を朗読したCDもあるそうです・・・絶版かな?
・・・・ちょっと未確認・・・気になる方は、どうぞ(得意の丸投げダァ)

ということで、レオ様版鑑賞予定の方、楽しみましょう!

SW IN 『The Journey Of August King 』

2013-06-02 10:09:15 | SW
1995年作品。放映は1996年らしい。
約90分のドラマです。
多分・・・TVドラマかと。
・・・・・情報が少なくて、詳細がはっきりせず(ペコリ)

アメリカの奴隷制度のドラマです。
同名小説のドラマ化。
Sam Waterstonは、俳優と同時にプロデューサーとしても関わっています。
『A House Divided 』もありますし・・・
こういう問題を取り上げたい、ようですね、御本人は。

あまり人気がなかったのか?
情報が少なくて・・・と愚痴って申し訳ありません。
私は、全く英語がダメダメで・・・言い訳もしてみる。

主人公はAugust Kingという名の男性の農夫。
彼は、妻と子供を亡くして失意状態。
無念の日々を送っています。
そんな彼が、逃亡してきた奴隷少女と出会う。

勿論匿ったら、自分の身も危ない。
それは重々承知している。
だから助けなかったが・・・
もう一度出会った時には、彼は決める。
助けようと。

少女を無事逃がすため(って北部に??)
彼は荷車の中に少女を隠し、旅に出る。
当然、少女の所有者は、捜索にあたっている。
どうも・・・単なる奴隷以上に考えているようだ。

物語は、この旅の描写なんですが・・・
この2人が恋愛に・・・は無いんです。
一歩手前、というようなシーンもありなんですが、そうならない。

何かネェ・・・
まぁラストになっちゃんですが、
無償の奉仕っていうことがテーマなようなんです。
最後に少女は逃れていき、保安官がAugustを訪ねてくる。

というか旅の途中に、一度保安官と接触している。
保安官は、自分の仕事として逃亡した奴隷を追っている。
その時は、なんとか逃れたが・・・
もう言い訳はできない。

・・・・・これ・・・Augustが自宅に戻ってきたのかなぁ?
少女の所有者や、追手に雇った男たちもやってきて、
まぁ関係者一同に、って感じなので。

そこで・・・アァ、会話を訳すればよいのでしょうが・・・
申し訳ありません・・・そんな時間もやる気も・・・ごめんなさい、です。

その後、Augustの家(多分)が燃やされます。
つまり・・・これが少女を逃した罰ってことなのかなぁ。
所有者がAugustを殴りつける場面がありますが
保安官が止めて・・・こういう結末になったのかと。

・・・・もしかしたら所有者はAugustを殺しても・・・なのかなぁ。

Augustが得することは、全くないんですよ。
家・・・まぁ財産を無くすってことなんですし。
でも少女を助けた・・・これだけ、なんですよね。

だから無償の奉仕、というようになるんでしょうね。

旅は人目を避けて、なので
時代設定よりも、更に自然豊かな映像になります。

また他の奴隷の処刑シーンもあり(ここ残酷描写注意!らしい)

自分を投げ打って、助けるという
人間の心でも最も崇高な部分を・・・・ということもできるし。

まぁ、一般大衆受けは、なかなか難しいかと。

で、SWは保安官役です。
で、所有者に是がある、という立場かと。
セリフ分からないから・・・いや、いつか訳さないと!!
SWの部分だけは!!!!!(←当然ココだけ、だろうなぁ)

まぁ、嫌な役?かぁ??
でも嫌な役かどうかも・・・・乞う御期待(違う違う)

で、丁度『L&O』S6位か?
でもモテ男モードは、全く御座いませんね。
それに、汗や泥や土の雰囲気で・・・いや、似合っておりますね(←始まった・・・)

オォ!乗馬も!!って他作品でもあるだろッですが・・・ネェ(何が?)

まぁ、中盤ほんの少しと、ラストに登場だけですが・・・
・・・・・・・・なんで購入しようと思ったのか・・・・?

いやamazon.ukのmarketplaceで購入ですが・・・・
送料も合わせて1000円ちょっとで・・・・価格が決意を!!(笑)

いや、こんな役も(姿も)良いだろう・・・と思いますが。
でも、ウ~ン、表情は『Nixon~only in director's cut』だなぁ。
まぁ時期的にも同じだし・・・
というか、悪役顔(?)すると、こうなるのか??

だから、なかなかじゃない!!!!
とっても素敵な検事長に・・・・いつもですね、ハイ、その通りで。

いや、泥と土で、良いかと。こういう検事長、好きです。
東部のインテリも良いが、こちらも、私をキャーキャー言わせてくれます。

こういうドラマを視聴して、これでは・・・
原作も邦訳ないしネェ・・・

でも!SWのセリフさえ訳せば、なんとかなるのでは(嘘つけッ)
それまでは、お素敵姿を堪能で・・・・

・・・・・・作品紹介になっていませんね・・・これもいつも通りか(苦笑)

ちょいと、お知らせ

2013-05-30 16:12:35 | SW
えっと Sam・Waterston出演作品のお知らせです。


6月1日(土)AM4:30~
WOWOWシネマ、で放映されます。

「Hannah and Her Sisters」
(ハンナとその姉妹)(字幕)


1986年作品。ウディ・アレン作品です。
アメリカでも評判をとった映画です。
アカデミー賞の助演男優賞、助演女優賞、脚本賞を受賞。
その他の賞も。

ウォーターストーンは、クレジットなし出演です。
まぁ、ちょっとだけ出演という感じで。
役は建築家で、姉妹の次女に恋心を抱かせる役ですが
次女の友人と仲良くって感じです。
色男風で、気障っぽいのが特徴・・・46歳位ですね。
マッコイとは違って・・・洒落た服装も御披露(感涙)

余りにも容姿が異なるので、認識不明・・・に陥る方も(?)
あぁ、声の調子はマッコイのまんまなので・・・
声聴けば、分かりますわ。

で次女役が、ダイアン・ウィースト。
「L&O」ノラ・ルーウィン役でで御登場しましたね。
ウィーストが助演女優賞に輝きました。

ウォーターストーンもウィーストも
ウディ・アレンの常連さんと言われていました。
ウォーターストーンはアレン作品4作に出演です。

中年の男女のアレコレ風なので
若い方には、動きのない映画になってしまうかも。
「自分も年取ったなぁ」ってお思いの方には、丁度良いかな?

私はレンタルで視聴しましたが
検事長の出演時間の余りの短さに、所有を断念。
しかし今回録画して、保存しましょ!ってな感じで(エヘヘ~)

検事長映画が日本で放映されるのって
「The Great Gatsby」か「The Killing Fields」辺りでは?
そう思うと、今回の放映は、感無量で・・・・

よろしかったら、ご覧くださいね。
あぁ、時間帯考えると、録画だよね(笑)

SW IN 『Gore Vidal's Lincoln』<2>

2013-05-18 09:46:02 | SW
・・・・・・・・・・・続きです。


で、ドラマに再挑戦!!
オ~ッ、今回は何とか・・・って、自分比だが(笑)
勿論、何言っているかは?セリフは??ですが
内容は、分かるわァ。
こういう事、話してるんだろッ的理解ですね。

ドラマは、4年間の出来事です。
そして舞台は、殆どワシントンDCで、ホワイトハウス。
つまり大統領になって、次の大統領選で再選して、その後暗殺され・・・
この間の出来事なんです。

最初のシーンは列車。
大統領就任式の為ワシントンDCに到着するリンカーンと数人の側近。
暗殺の恐れがあるので、変装(といっても特に何も)で。
ここから始まります。

そして組閣、無限の大統領の業務・・・
閣僚たちをまとめるのに一苦労も二苦労も。
そして、南部の反乱、戦争の序奏・・・
その間にも、閣僚の反抗的態度等々・・・
もう大騒ぎですね。

内容が満載な小説を3時間で収めるのは、所詮無理で(苦笑)
ドラマは、要所要所を描いている、という感じです。
特に、戦争に関しては、大分端折っているかと。

だから・・・多分・・・アメリカの方々は
殆どのことが、もう承知の歴史だと思います。
今さら、歴史をドラマで教えてもらう必要もないかと。
では、見どころは何か?
リンカーン役者の演技の力量でしょうね。
どれだけ、リンカーンを彷彿とさせてくれるのか。
実際とは異なるだろうけど
リンカーンってこんな男だったんだって納得させてくれるか。
・・・・・そういう事だと、思うんですけどネェ、私は。

SW、声だけではなく、姿も何時もとは異なります。
まぁ、髭あるし、髪は逆立ってボサボサだし。
それ、画面全体がセピア色風になっていて・・・
時代を感じさせると言えばそうだし、
視難いと言えばそうだし・・・って画面で。
メイクもあるでしょうし・・・・SWだって感じがしない。

私としては・・・・
それはそれで、ドラマに(いつもより・笑)集中できるので
まぁ、それはそれで良いかと。

ドラマでは、妻メアリとの関係を、結構重視しています。
この限られた時間で・・・と思いますが
制作側は、この辺を主に置きたかったのかも。
1人の男としてのリンカーン、ですかね。

まぁ、妻メアリは・・・日本では悪妻って通っていますかね。
浪費癖・・・派手好き・・・ヒステリー気味・・・・・・
ソクラテスの妻か?(笑)

名門トッド家の出身で、
頭もよく、度胸もある女性だという話もあります。
小説の中では
大統領であるリンカーンが夫であり
また別の大統領後候補とまで言われた男性も求婚者だったとか。
本人の魅力と同時に、名門の娘、という点もあったかも、ですが。
社交界の華、だったことには違いないようです。

そして・・・リンカーンとの間に4人の男子がいますが
夫が大統領になる前に、1人病死してます。
大統領になってから、また1人病死。
まぁ、この時代は、そういう悲劇は珍しくなかったのかもですが。
また、その後ももう1人亡くなっています。
最後に残ったのは、長男さんだけだったとか。
また、南北戦争では、実家が南軍に所属しているので
自分の兄弟が戦地で死亡したり、また姉妹の夫が亡くなったり・・・
親類等も同じでしょう・・・
そして、わが夫は北軍の頂点に立つ男・・・

その夫は、観劇中に自分の直ぐ傍で、暗殺される・・・
こんな状況では
その後精神的に参ってしまっても、仕方ないように思えます。

あぁ、浪費は確かだったそうですね。
とんでもないことも、度々・・・
夫の悩みの種、だったことには間違いないかと(フッ)
しかし、夫はそんな妻の欠点や弱さを分かりながら&苦しみながら
日常では、優しく接していたようですね。
そんな時間もあまりなかったかもしれませんが。

ドラマでも、夫婦が話し合ったり、時には怒鳴り合ったり、と
まぁ政治的シーンもありつつ、この辺も結構ありましたね。

そして、政治的駆け引き・・・これは楽しいワァ。
一体誰が誰なんだぁ!!!が分かれば、もうOK!(だと・笑)

Spielberg監督映画、見ると・・・
いやいや、高官な方々、似ている顔&雰囲気なんだわ。
スーアド(スワード)、チェイス、ブレア!
この3人を押さえておけば、もう勝ったも同然!!(何が?笑)
で、秘書のジョン・ヘイさんも・・・!

って・・・SWはどこ行ったのよ?
でも、ドラマが面白いからネェ・・・言い訳?
SWは==!!が、ちょっと薄れるほど面白いのよ。
って、セリフ分からんのだろって突込みは御勘弁(苦笑中)

SW、逆らう高官たちに辟易。
妻の大騒ぎに、ウンザリしつつも愛が勝つ(笑)
戦争では、将軍たちが、独自戦略で見通し不能。

最初は、優柔不断で決断できない大統領と揶揄され
高官たちの一部は、
自分たちの操り人形的存在にしようと、画策した時期もありますが
最後では、
狡猾で強気で、ある意味傲慢ともいえる強引さで・・・
秘書が、「大統領になるべき人物」と感嘆するほどに。
そういう、微妙である変化も楽しめます。

SWの見所は・・・どこだ??
このSWが素敵!!って、1回視聴では、無理か?
これは、何度も何度も視聴すればするほど、面白くなると思う。
少しでも、分かってくるだろうしね(と期待)

えっと・・・タキシードでワルツ、踊ります。
って、他作品でも踊ってるか・・・。
やはりネグリジェ風の服装か??
男性用はスリーパーって言うらしいが・・・・画面はネグリジェだわ。
フリルふりふり、だし・・・。
この時代は、そういうものなんだろうね。
大統領だから、高級モノなんだろうか・・・

このドラマで、私が邪心満載で見入ったのは、ココでした。
だって、後は硬派だし・・・

・・・・ここまで書いて、このドラマの内容、伝わっているか疑問が(アァ~)

まぁ、気になる方は視聴して・・・って買えって?????
イエイエ、そういう意味では・・・ワッハッハ~と笑って誤魔化しますわ。

アァアァアァアァアァアァアァ===================!
いつも、自分の感情に任せて書いているが
今回は特にひどいナァ・・・・

なんか、面白そうって思ってくだされば、幸いです(ペコリペコリ)
SWの代表作の1つなのに・・・この様では!(泣きっ)

でも、ドラマは間違いなし!の面白さです!!
それは、私が保証・・・私の保証が一体何になると??(その通りッ!)
SWの演技を堪能しましょう!!
多分、SW色が最も少ない作品かと・・・。
SWがリンカーンとして、政治&家庭で過ごす姿を堪能しましょう!!

この終わり方で・・・・お許し下さい(深々礼)

SW IN 『Gore Vidal's Lincoln』<1>

2013-05-18 09:45:46 | SW
1988年作品。
2夜に渡って放映されたTVドラマです。約3時間。
『Lincoln』と表記される場合もあります
原作あります。『Lincoln by Gore  Vidal』
ゴア・ヴィダル著作の歴史小説リンカーンのドラマ化ってことですね。

SWを紹介する際に、作品としては挙げられるのは
まぁ今現在放映中の『The Newsroom』は別として
『Law&Order』も別として・・・
『The Great Gatsby』『The Killing Fields』
そして、この『Gore Vidal's Lincoln』になります。
つまり、SWの代表作の1つと思ってもイイかと。
日本でも放映されています。
邦題『悲劇の大統領リンカーン』N〇Kさんですね。
いつかは・・・年代不明。ごめんなさい(ペコリ)
日本では4夜に渡って放映されたようです。

SW、リンカーン役で舞台でも主演しています。
『Abe Lincoln in Illinois』1993年~。
こちらは、別の作品です。
こちらは若いリンカーンですね。
この作品は1940年に映画になっているようです。
また舞台にも・・・・。

SWは、リンカーン関連によく出演しています。
演説、イベント、
リンカーンや南北戦争の紹介番組の出演&ナレーター・・・
・・・・しかし近年は、長時間の演説等では
声が聞き取りにくくなって、ということも言われているようです。
ウ~ン、年齢的なものもあるでしょうし・・・
ある意味仕方ない、といえば、そうでしょうが。
『The Newsroom』でも、それは感じていますがね、私は。
まぁ、ドラマ内では、それほど顕著にまでは感じませんが
生で長時間となると、そういうこともあるかと。
 
どこの国もそうだと思いますが
自身の国の歴史や人物には、ちょっとうるさいのは道理で。
ある国の歴史ドラマ&ドキュメンタリー番組では
もう「あちらの世界から、本人連れてきました??」って思うほど
劇似は当たり前で、顔だけじゃなく、雰囲気&動作、そして声・・・
もうもう!総力かけましたッ!!ってキャッチは本当だァ、でした。

ということで、アメリカも同じ。
リンカーンは、歴代大統領でも大人気の方。
そんなリンカーンを演じる俳優には・・・厳しいようで。
このドラマでは、SWは好評を得ていたようです。
まぁ、国民すべてに、とは無理でしょうがね。
レビュー等読むと、声に称賛している方が多かったようです。
リンカーンの声って、甲高かったらしく
それにケンタッキー訛り、ですか?これも納得だったとか。

だから・・・後ほどドラマ感想でも書きますが
いつものお馴染みのSWの声とは、ちょっと異なるんですよ。
時には、いつもの声も聞こえますが
殆どは、いつもとは違うなぁって印象です。
ケンタッキー訛り、については・・・勘弁して~。

さて、ドラマを視聴・・・・当然字幕など無し。
はい、10分もせずに挫折・・・ムリだって(納得)
出てくるおじさん達(おっと当時の政府高官な方々)
全く分からん・・・誰が誰だか?当然会話内容も?

いつも通り、原作を読む・・・
邦訳出ています。全3巻。トホホ、ですね。
しかし、読まなきゃ、分からん!!(そうだ、ソウだ)
頑張る・・・読むと・・・面白いんだわ、コレが!
歴史小説がお好きな方、どうぞ!ってな小説です。
私、「司馬遼太郎さんに、似てるなぁ」って思いながら読んだのですが
3巻の解説で訳者の方が、
「司馬遼太郎の・・・または東洋の歴史小説に・・・・通じるものが・・・」
と、書かれていたので、オォ、やはりか!などと思った次第で。

なにしろ!会話が面白い!!
歴史小説を描く方は、当然人物の言葉を調べているだろうし
小説の中で、それを出したりするだろうし
そして、創作で「いかにも、この人物が言いそうな」言葉を描くだろうし。
この辺が、スッゴク!巧い!!
リンカーンが主役なのですが
「さて、リンカーンってどんな人物なんだ?」
ということを、
リンカーン自身に語らせるよりも、周囲に語らせている。
妻、息子、秘書、側近、政敵、そして暗殺する側・・・
だから読者も、周囲と一緒に
「リンカーンって?」って思いながら&共感しながら読み進めることに。
巧いナァ!本当にウマい!!
この小説、人気小説だそうで。
おっと、華やかな恋愛は・・・期待しない方が・・・
何しろ!おじさんメイン、おっと若いのも出てくるが・・・


・・・・・・・・・・続きます。

SW IN 『 Nixon~only in director's cut』

2013-04-22 14:29:17 | SW
1995年作品。映画です。
監督はOliver Stone、主演はAnthony Hopkins。
アメリカ大統領ニクソンの映画ですね。
監督&主演も、超有名で・・・御覧になった方も多いかと。

ウォーターゲート事件を主軸をしています。
しかし、ニクソンの幼い時や青年時なども、演じられています。
その辺は、結構珍しいと言うことらしいですね。
そして政治の世界へ・・・

ウォーターゲート事件・・・・これまた、有名ですね。
で・・・・・で・・・ごめんなさい、説明できません。
あまり詳しく知らない・・・・正直に白状(ペコリ)

長いナイフの夜事件や水晶の夜事件、リディツェ村の惨劇なら
なんとかなるんですけどネェ・・・・それも問題か(苦笑中)

この映画に描かれているニクソンは、
精神的に不安定と言っていいのか・・・
まぁ情緒が安定していないような描き方をされているとか。
そんなニクソンの周囲にいる、政治家たち、関係者。
多分聞いたことのある名前が、バンバン出てくるんでしょうね。

キッシンジャーとして、Paul Sorvino登場してます。
なかなか適役で、評判上々だったとか。

って・・・・私、映画見ていないんですよね。
では、何を見たのか??

SWが出演しているシーンだけです。約10分間。
SWはディレクターズ・カット版にのみ出演なんです。
日本で販売&レンタルされているものは、このカット版?
違うような気が・・・・カット版って表記されていないし。

さて、SWはRichard Helmsです。
リチャード・ヘルムズ、CIA長官です。
まぁ、ヘルムズの詳しいことは、お調べになっていただけると(丸投げ中)

さてさて、この10分間のカットシーン。
SWファンは、当然注目!なんですが
ファン以外の方々も、ちょっとしたご意見交換会(?)なんですよ。
なぜか・・・?

この映画では、ニクソンは精神的に安定していない印象が多くあるそうです。
傲慢に振る舞うかと思えば、
一瞬後には、視線が定まらず、不安そうに顔をゆがめる。
笑った直後に、怒り出す・・・こんな風なようかと。

その不安定さの中に、ちょっとした象徴的なシーンが。
様々なシーンの中に、獣や蛇を象徴的に入れている、そうなんです。
ゴメンなさいね。私、本編を見ていないので、本国の映画情報を基に書いています。
戦争のドキュメント映像などが、交叉して、
ニクソン自身の不安定さと、世界の不安(戦争?)などが共鳴している様な?
と、同時に、ニクソン自身も、
そのような世界に身を置いている様な?そんな感じかな、と考えています。

ドキュメント映像を駆使しつつも、
象徴的イメージを織り込み、どういうニクソンを描きたかったのか?

SWの出演シーンは、賛否分かれます。
「監督に言いたかったことは、このシーンにある」
「全く無駄なシーン。カットされて当然」
「薄気味悪いシーン」「見たくないシーン」
「これが、ニクソンを象徴している」「悪が明確に現れている」

まぁまぁ、色々、色々・・・

で、シーンの説明。
ニクソンがCIA本部に現れる。ヘルムズに会うために。
ヘルムズは、お付きの者を追い返し、ニクソンと2人に。
ヘルムズとニクソン。まぁ、互いに牽制風でしょうか。
まぁ刺々しい会話が・・・グアテマラ、イラン、キューバ・・・ドキュメントが交叉。

ヘルムズのオフィスって・・・・本当にそうだったのかな?
植物が満載なんですよ・・・花瓶の花より観葉植物。
それも、何となく南国風な花々が・・・温室風なスペースも!
会話に絡めて、顔と同時に花が写ります。
花が開くシーンと顔が重なって・・・音楽はちょっと暗い感じで。
まぁ、不気味と言ってもイイかもですね。
・・・・オフィスには陽光が差し込んで、明るい印象なんですが
なぜか、不気味さが増す・・・・薄気味悪いと表現した方、当たり、です(笑)

ニクソンは、段々表情が陰険というか、暗さが増してくる。
それに比べてヘルムズは、明るいが、どうも何かがおかしい。

そして、ヘルムズが花の香りを嗅ごうと、顔を近づけ目を閉じる。
カメラは、花の向こう側のヘルムズを映している。
目を開くと・・・瞳が真っ黒に。
つまり・・・瞳の白い部分が無いんですよ。暗い2つの穴・・・って感じで。
勿論、人間の瞳は、こんなことにはならない。
監督が、ある効果を狙った演出なんでしょうね。

で、この黒い瞳が・・・注目、なんですよ。
一部の方々は、これを「蛇の目」「獣の目」という表現です。

ヘルムズは、このシーンの後、
自分のお気に入りの詩、を暗唱します。

William Butler Yeats 「The Second Coming」
この詩の第一段落と、最後の部分を暗唱します。
この詩は、世界的に有名ですね。
私も知っています。というか、イェーツ、好きだぁぁぁ!!で。

この詩は、えっと・・・まぁ、解釈は色々でしょうが。
獣、というフレーズが出てきます。それとタイトルの「再臨」
キリスト教的解釈だと・・・調べて下さい(丸投げ2))

この詩は、イェーツの色んな思いがあるのでしょうが
まぁ、言葉だけ追うと、荒々しい獣がベツレヘムへ降りてくる、と。
つまり獣がこの世に現れるってことで・・・なぜこの詩を、このシーンで出す?
とまぁ、ではこの2人が獣=悪、なの?とか
世界が獣=悪の影響で、恐ろしいことになるの?とか
このシーンだけで、この暗唱だけで
色んなことを考えされられる、というか
深読みして、勝手に悩んでしまうシーンなんですね。

なんで、こんな難しいシーンを・・・?????

SW、年代考えると、『L&O』登場時と同じ位です。
でもモテ男風ではなく、もっと落ち着いています(ホッ)
まぁ、声の調子はいつも通りですし・・・。

でも、やはり、何となく・・・何かがおかしい人物風に演じてます。
見るからに悪巧み、ではなく。
いかにも悪の化身、ではなく。

私の表現で御勘弁ですが・・・
世界がグラついているって感じです。
世の理が、ちょっとグラつく・・・理性や正義などがグラつく・・・
何がおかしいとは言えないが、何かがおかしい。
そんな印象を持ちました。

詩を暗唱するヘルムズを、睨み付けるニクソン・・・
シーンは、こんな風に終わります・・・・

SWのこんな演技は・・・2回目ですね。
彼としては、やはり珍しい役、と言いたくなりますね。
ウ~ン、圧倒的にイイ人だからネェ。
私が見た多くの作品ではね。
ある作品では
人の猜疑心を刺激し、破滅に追いやる役をしていますが、
こんな役は、本当に珍しいかと。
だから、ファンとしては貴重なシーンだと思います。


*****************
ココから、ひとり大騒ぎ!!!!!!!!


Yeats !!「The Second Coming」!!!!!!!
あなたの声で、これを聞けるとは・・・・!

・・・・・感動で泣くかと(泣かん・笑)

検事長=======!!!!!!!有り難うございます===!

で、あのぉ~、欲を言いますと(またか)

同じく「The Song of Wandering Aengus」の最後の4行を!
これを、あなたの声で聴けたのなら・・・・・
その場で、パッタリ倒れても、本望!で御座いますわ~~!!

このカットシーンで、
最も強く思ったのは、コレでした・・・・相変わらず自己中心(笑)

あぁ、あの声で、最後の4行を・・・・
叶わぬ夢だけど・・・夢見てよっと。

「The Second Coming」で、満足しなければ・・・・!
なんども、なんども繰り返し聴いております・・・・!!

全く映画の説明になっていない、とお思いの方・・・
全く!その通りで御座います。断言!(笑)