あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

気の利いた話。

2012-03-25 12:15:43 | Weblog
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今回は3月末日までのものです。
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   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“弁証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る弁証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”に入っています。
まずは“気”のオタク的お話。

大事な部分ですのでちょっと確認しておきましょか。
さて営と、衛という二つの気ですが
ポイントは二つ-
・卑胃という部分で作られると言いました。
・これら二つの気は後天の気の変化したものということも書きました。
ということです。

ここからもう少し医学的なお話をしますと
まず重要なところは
二つの気は穀物から生まれます。
じゃあどの時点から、これらが二つの気に分かれるのかといいますと-
まず穀物の気が胃から肺に伝わります。
穀物の気は営衛に別れるということが古典にありますね。
つまり上に上がってそこから五臓六腑を潤おすのが営気ということです。
そして粕の部分ともいえる濁気が下に下りてから
今度は下から上に上がってきますが
これが衛気といわれるもので肺の力を借りながら
主に体の外を守る気(衛気)となるわけです。

もう1度いいますと上から下へ降りるのが営気で
下から上に上がるのが衛気ということです。
ここから病の気に関する病理へと入っていくことになるんですね。

かなりしつこく書きましたが
ここは西洋医学にはない気の独特の概念ですし
東洋医学の最も重要なところでもありますので
これは理解していただくしかありませんな。
「信じるものは救われる」ってねえ・・
【次回へと続けます】