<お知らせ>: 1月1日~1月5日の投稿は休みます。
2001年10月から火星で運行中であるNASAのマーズ・オデッセイ軌道船は、12月26日に自身でセーフモードに入ったが地球との連絡は維持された。オデッセイ・プロジェクトチームは、地球と太陽との方向に関する宇宙船の不確実性に起因するその原因を診断し、軌道船を完全なオペレーションに戻している。マーズローバーミッションを支援するオデッセイの通信中継サービスは今週再開し、赤い惑星のオデッセイ自身の科学調査は来週再開する予定である。慣性測定ユニット、および、宇宙船の姿勢を判断するセンサー間のインターフェース回路をリセットすることによって、その軌道船の方向に関する認識は12月26日に回復した。
<出典>: 「マーズ・オデッセイ(Odyssey)」
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<ひとこと>: 2001年に打上げられたマーズ・オデッセイ軌道船は、これまでに打上げられた惑星探査宇宙船で最も長命であり、打上後15年を超えた今でも自己の科学調査、火星探査車との中継などを行っています。詳細は「ホームページ」の 「アストロトピックス」 から。