天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

6月30日: 雪を頂いたアンデス山脈

2019年06月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションが南アメリカの西海岸に沿ったアンデス山脈の上257マイル(411キロメートル)を周っているときに、雪を頂いた山脈の頂上が描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 南アメリカでは7月2日(日本時間7月3日朝)皆既日食が起きます。NASAがチリから中継します。午前4時から7時まで。放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」からご覧ください。

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6月29日: ライコケ、灰を吐く/お知らせ

2019年06月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2019年6月21日、予想外で強力な爆発がクリル(千島)列島の ライコケ(雷公計島:千島列島の中部にある島) 火山で始まった。6月22日にとられたこのイメージでは、密度の濃い雲の上高く、北太平洋を東に漂う褐色の灰の煙を示している。火山灰警報センター(VAAC)東京によれば、厚い灰の噴煙は海抜約13キロメートルまで上がった。気象当局は、このエリアを飛ぶ航空機に、爆発に続く火山灰に注意するように警告した。今大部分の噴煙がベーリング海上を漂っている。ライコケは居住する島にある円形の成層火山であり、その最後の爆発は1924年であった。

<出典>: 「Space in Images(ESA)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 6月24日の記事です。

<お知らせ>: NASAは、太陽系の次の目的地として、ユニークな豊かな有機の世界、土星の衛星タイタンを発表しました。タイタンは土星探査宇宙船カッシーニが特に深く調査した土星最大の衛星で、メタンの雲、雨、川、湖を持つ、太陽系で地球と比較し得る光景を持つ唯一の天体です。メタンは生命の素材になり得るのだろうか? ドローンタイプのドラゴンフライ(トンボ)ミッションは、この土星の冷たい月の周辺サイトのサンプルをとり、調べるために複数回の飛行を行うだろう。ドラゴンフライは2026年に打上げられ2034年に到着する計画です。アニメーションビデオは こちら から。

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6月28日: SEIS:火星の地震に聞き耳をたてる/お知らせ(2件)

2019年06月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのインサイト着陸船は、昨年後半、火星の地震を検出することができる高感度地震計 SEIS を配置した。4月の初め、風と着陸船自身の動きを聞いた後に、 SEISは、火星の地震に期待する、先例のない出来事を記録した。この出来事は YouTube ビデオ で聞くことができる。火星が地球のような地殻構造のプレートを持つとは考えられないが、恐らく火星の冷えた内部が熱くなり、続いて冷たくなった時に起きた多数の断層が火星の地表に見える。強い十分な火星の地震が起これば、 SEIS は、もしそれが存在するなら、液体のコアのような火星の内部の大きな構造からの反響する響きを聞くことができるかもしれない。ここでは、いくらかの太陽光を受けた SEIS が静かに火星の地表にあり、明るい雲が地平線に見える。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ1>: NASAは、日本時間6月28日金曜日午前5時のNASAサイエンスの中継放送の間に、太陽系を探査する新しいサイエンス・ミッションを発表すると報告しました。但し、この報告には、ミッションの内容については示されていません。この放送は NASA Science Live:(特別版)として中継放送が発表されています。英語中心の早朝の中継ですが、視聴は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<お知らせ2>: NASAテレビは、月へまた火星へ宇宙飛行士達を送るアルテミス(Artemis)ミッションへの道を開く、NASAのオリオン宇宙船の打上中止システムの飛行試験、上昇中止-2(Ascent Abort-2)の打上と打上前の活動を放送します。このテストの4時間の打上秒読みは、日本時間7月2日火曜日午後8時に開きます。このクルー・モジュールのテスト・バージョンは、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の、宇宙打上複合施設46から打上げられます。NASAテレビの放送は日本時間7月2日火曜日午後7時40分に始まります。 視聴は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
<参考>: NASAの月また火星への有人飛行アルテミス計画では、新しいクルー船、重量級打上ロケット、そのための新しい打上台の開発が重要なテーマとして取り上げられています。打上中止システムは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故の教訓から、ロケット飛行で最もリスクを伴う打上で異常が発見されたとき、打上を中止して飛行士達を安全に地球に戻す新しいシステムです。

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6月27日: 遠征59宇宙ステーションクルーがカザフスタンに安全に着陸する

2019年06月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征59クルーメンバー、NASAのアン・マクレイン、カナダ宇宙局のデイビッド・サン‐ジャック、ロシアのオレグ・コノネンコを乗せたソユーズ MS-11 宇宙船が、カザフスタン時間2019年6月25日火曜日に、カザフスタンのジェズカズガン近くの遠隔地に着陸するのが見られる。彼らは、国際宇宙ステーションの遠征58・59のメンバーとして勤めた後、宇宙での204日後に地球に戻った。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<右下の図>: 月を背景にジェズカズガン近くの草原に向かうソユーズ MS-11 宇宙船。現地時間6月25日午前9時前。

 

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6月26日: 夜の NICER

2019年06月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションに積載された中性子星内部組成探査機(NICER)が、国際宇宙ステーションが惑星地球を93分ごとに周る中で、宇宙のX線源を追うために曲げられ切り替えられている。このX線探知器は夜間軌道の間にオンにされる。 NICER がターゲットからターゲットへ明るい弧とループを描くので、22ヶ月の NICER データから作られたこのマップは全天を追跡している。これらの弧は、 NICER が通常目標として監視しているX線の空におけるパルサーの、際立った明るい場所に集まっている。パルサーは、X線の、時計のようなパルスを発する、回転する中性子星である。それらのタイミングは極めて正確であり、宇宙船の速度と位置を判定するために使うことができる。この NICER X線全天マップは、中心を横断する水平の天の赤道と一致するように構成されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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6月25日: ハッブルからのステファンクィンテット/お知らせ1・2

2019年06月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

約3億光年離れたステファン・クィンテットの五つのうちの四つが、度重なる接近した出会いに閉じ込められている。その奇妙な銀河が、このハッブル宇宙望遠鏡の最近再加工されたイメージに容易に見ることができる。左から右に相互作用している銀河 NGC 7319、7318B、7318A、7317 が黄色く見える。それらは、また、破壊的な重力の流れの影響を受けて大きくなった歪められたループと尾を持っている。ほとんど青い銀河、左下の大きな NGC 7320 は約 4000 万光年の手前にあり、相互作用し合っているグループの一部ではない。データとモデルは、 NGC 7318B が比較的新しい侵入者であることを示している。ステファン・クィンテットを囲む古く赤い星達に最近発見されたハローは、これらの銀河達のいくつかが少なくとも10億年の間にもつれ始めたことを示している。ステファン・クィンテットは、ペガサス座の方向に、中規模の大きさの望遠鏡で見ることができる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<お知らせ>: 
1、ゲイルクレータを探査中の火星探査ローバーキュリオシティが、火星の地表に大量のメタンを検出しました。メタンは生物由来のものもあるので今後の精密な調査が必要です。詳細はホームページの 「マーズローバーキュリオシティ(6月25日)」 から。

2、今日6月25日火曜日に3件の中継放送が予定されています。
① 国際宇宙ステーションの遠征59の3名が帰還します。作業は25日火曜日早朝に始まり、カザフスタンへの着陸は正午前の予定です。中継の詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
② 同日正午過ぎ、スペースXの重量ロケット、ファルコンヘビーの打上が予定されています。今回は複数の小型衛星を軌道に運びます。中継の詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
③ 同日午後3時から「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るにはホームページの 国内機関による中継とビデオ から。

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6月24日: ポイスク・モジュールにドッキングしているソユーズ MS-11 宇宙船/お知らせ(3件)

2019年06月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションのポイスク・モジュール(ロシア)にドッキングしているソユーズ MS-11 宇宙船が、地上制御の外部高解像度カメラで描かれる。このソユーズクルー船は、去る12月3日に、ソユーズ指揮官オレグ・コノネンコ(ロシア)、アン・マクレイン(NASA)、デイビッド・サン‐ジャック(カナダ)の3名の新しいクルーとともに国際宇宙ステーションに到着した。この宇宙船は、6月24日(日本時間6月25日)に、パラシュートによる支援を得て、同じ3名のクルーとともにカザフスタンに着陸するだろう。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<お知らせ>:
明日6月25日火曜日に3件の中継放送が予定されています。視聴はホームページから。

① 国際宇宙ステーションの遠征59の3名が帰還します。作業は25日火曜日早朝に始まり、カザフスタンへの着陸は正午前の予定です。中継放送の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
② 同日正午過ぎ、スペースXの重量ロケット、ファルコンヘビーの打上が予定されています。今回は複数の小型衛星を軌道に運びます。中継の詳細は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
③ 同日午後3時から「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るには 国内機関による中継とビデオ から。

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6月23日: マニクアガン・クレータとセントローレンス川/お知らせ(3件)

2019年06月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションがカナダのケベックの258マイル(412キロメートル)を周っていたとき、遠征59クルーがとマニクアガン・クレータ(Manicouagan:図中央右)を撮った。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<ひとこと>: マニクアガン・クレータ は、カナダ・ケベック州のコート・ノール地域にある直径約100キロメートルのクレーター。2億 1400 万年前ごろの天体衝突によって生じた連鎖クレーターと推定されている。このクレータは三畳紀後期の大量絶滅を引き起こしたという説もある。 左図はヨーロッパ宇宙機関のセンチネル1号から撮られた2015年のマニクアガン・クレータ。

<お知らせ>: 
➀ 明後日6月25日火曜日午後3時から「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るにはホームページの 国内機関による中継とビデオ から。
② 6月25日火曜日国際宇宙ステーションの遠征59の3名の宇宙飛行士達が帰還します。帰還の作業は日本時間火曜日早朝に始まり、カザフスタンへの着陸は正午前の予定です。中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
③ 6月25日火曜日正午過ぎ、スペースX社の重量級ロケット、ファルコン9が打上げられる予定です。今回は複数の小型ロケットを運ぶ予定です。中継放送は同じく「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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6月22日: 三つのキューブ衛星、「きぼう」研究室モジュールの外に放出される/お知らせ(再掲)

2019年06月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

一連の三つのキューブ衛星が、日本宇宙航空研究開発機構の「きぼう」研究室モジュールの外側のロボットアームに設置されている日本の小型衛星軌道展開装置から放出される。このネパール、スリランカ、日本の小さい衛星は、技術デモンストレーションのために地球軌道に開放された。遠征59クルーがこの写真をとったとき、国際宇宙ステーションは、ブラジルのアマゾン川の上空256マイル(410キロメートル)を周っていた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ(再掲)>: 6月25日火曜日に「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るには「ホームページ」の 国内機関による中継とビデオ から。

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6月21日: 月救出装置、水中でテストされる/お知らせ(再掲)

2019年06月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

今週、NASAミッション「ニーモ23(NEEMO 23)」の二人のメンバーが、月で宇宙飛行士達を救う、ヨーロッパ宇宙機関の最新のプロトタイプをテストしている。ヨーロッパ宇宙機関の月避難システムアセンブリ(LESA)は、能力を奪われたクルーメイトを救うための、月の重力下で独りの宇宙飛行士によって展開できるように設計されたピラミッドのような構造体である。この装置は、一人の宇宙飛行士を近くの加圧された着陸船に安全に運ぶ前ために、10分以内に彼らのクルーメイトを移動ストレッチャに乗せることができる。

<出典>: 「人間とロボット探査:ヨーロッパ宇宙機関(Human and Robotic Exploration : ESA)」

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<ひとこと>: 「ニーモ(NEEMO)」は、NASAによって米国周辺の深海で行われる、国際宇宙ステーションに向かう宇宙飛行士達が必ず参加する水中訓練。日本の飛行士達も最低一回は参加している。

<お知らせ(再掲)>: 6月25日火曜日に「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るにはホームページの 国内機関による中継とビデオ から。

 

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6月20日: 宇宙のティーカップの嵐の怒り/お知らせ

2019年06月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この銀河の嵐の源は、銀河の中心に埋められた、公式には SDSS 1430+1339 として知られる超巨大ブラックホールである。銀河の中央領域の物質がブラックホールの方向へ引かれるとき、強い重力と磁場によってブラックホールの近くでエネルギーを与えられる。この落ち込む素材は、ホスト銀河の全ての星達より多くの放射線をつくり出す。この種の活発に発達するブラックホールはクエーサとして知られている。地球から約11億光年にあるこのティーカップのホスト銀河は、当初、スローン・デジタル・スカイサーベイ(Sloan Digital Sky Survey, SDSS)からのデータを使った銀河動物園プロジェクトの一部として、2007年に、市民科学者達によって、可視光線イメージで発見された。

<出典>: 「チャンドラX線天文台(Chandra X-Ray Observatory)」

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<お知らせ>:6月25日火曜日に「はやぶさ2」の2回目の着陸を決行するか否かの判断が示される記者説明会があります。「小惑星りゅうぐう」の太陽への接近から「はやぶさ2」の着陸の試みは7月までとされていますので、今回の判断はミッションの最も重要な決断となります。中継を見るにはホームページの 「国内機関による中継とビデオ」 から。

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6月19日: 砂漠の緑樹

2019年06月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

今日(6月17日)は砂漠化と干ばつと戦う世界日(WDCD)の25回目の記念日である。一つの野心的なプロジェクトが、アフリカ大陸全体に木のベルトを設けることによる生活の改善を狙っている。完成すれば、この壁は、西のセネガルから東のジブチまでの20カ国に届く、地球最大の生物構造になるだろう。この計画は、2030年までに、1億ヘクタールの劣化した陸地を復元し、2億 5000 万トンの炭素を抑え、 1000 万の緑の仕事を創出する。コペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこのイメージは、植物が生育する陸地と対比する西アフリカの乾燥した砂漠の端を示している。このイメージは、セネガル、ガンビア、ギニア-ビサウの三つのアフリカ諸国の地域を示している。2007年に緑の壁が始まって以来、サヘルの陸地を元に戻し、セネガル単独でも約 1200 万本が植樹され、陸地の 25,000 ヘクタールが回復した。国連によると、毎年砂漠化と干ばつのために 1200 万ヘクタールの陸地が失われ、750億トンの肥沃な土が退廃によって失われている。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

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6月18日: ハッブルからの渦巻銀河 M96

2019年06月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

美しい宇宙の島の中央のこのカラフルな詳細なポートレイトに、メシェ96のコアの周りに渦巻くダストレーンを見ることができる。もちろん M96 は渦巻銀河であり、明るい中央領域を越えて広がるかすかなアームを数え、ほぼ我々のミルキーウェイの大きさにする10万光年に及んでいる。 NGC 3368 としても知られる M96 は、約 3500 万光年にあり、 しし座1(Leo I)銀河グループの有力なメンバーである。このイメージはハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。この M96 の非対称の理由は明らかでなく、他のしし座グループの銀河達との重力の相互作用から生じたのかもしれない。しかし、集団内に広がる輝きの薄さは、ほとんど最近の相互作用を示さないように見える。写真の端を調べることによって、背景に広がる銀河達を見ることができる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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6月17日: プロバVが見たチリのサンティアゴ/お知らせ

2019年06月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のプロバVミニ衛星からの疑似カラーで見た南アメリカの大都市、チリの首都サンティアゴが赤で示された植物とともに見られる。この12月のサンチァゴは、パーティーの会合の25番目のセッション(COP25)、最近の国連気象変化会合のホストとして、人類の将来を設定するのに役立つだろう。チリの沿岸領域とアンデスの山脈の間の谷に位置するサンチァゴは、先の世紀に爆発的な成長を経験した。今日、それは南アメリカの5番目に大きい都市であり、500万人以上が住み、メトロポリタンエリア全体で700万人が生活している。2013年5月7日に打上げられたプロバVは小型化されたヨーロッパ宇宙機関の衛星であり、2日おきに全惑星を横断し、陸地と植物の成長をマップしている。この空間的分解能100メートルのイメージは2017年4月5日にとられた。宇宙は都市の革新で重要な役割を演ずることができる。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

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<お知らせ>: 今日6月17日午後5時35分、国際宇宙ステーションの「きぼう」モジュールからの、超小型衛星4機の放出が中継放送されます。視聴は右図をクリック。記事の詳細はホームページの 「アストロサイエンス(6月15日)」 から。

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6月16日: ドバイ沖の人工島/お知らせ

2019年06月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アラブ首長国連邦のドバイ沖の人工島は、左から、ワールドアイランド(World Islands)、パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)、パーム・ジェベル・アリ(Palm Jebel Ali)として知られている。遠征59クルーによってこの写真がとられたとき、国際宇宙ステーションは、ペルシャ湾を横断するサウジアラビアの408キロメートルを周っていた。 

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<お知らせ>: 明日6月17日午後5時35分、国際宇宙ステーションの「きぼう」からの、超小型衛星4機の放出が中継放送されます。視聴はホームページの 国内機関による中継とビデオ からまたは左のイメージをクリックして Youtube から。超小型衛星4機の詳細はホームページの 「アストロサイエンス(6月15日)」 から。

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