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5月31日: 速報:デモ2打上/輝くオーロラが地球の地平線を覆う/お知らせ

2020年05月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<速報・追記> アメリカ打上げ! クルードラゴンを載せた「スペースX」ファルコン9がデモ2ミッションで宇宙ステーションに向かって離昇する

クルードラゴンを載せた「スペースX」ファルコン9が、フロリダのNASAのケネディ宇宙センタの打上複合施設39Aから、東部夏時間2020年5月30日午後3時22分(日本時間5月31日午前4時22分)に打上げられた。これは、2011年の最終打上以降、米国内からの宇宙飛行士達の初めての打上を印す。NASAの商用クルー計画の一部であるこの打上は、軌道の研究室への規則的な、乗組員を乗せたフライトのための、NASAがクルー輸送システムを保証するための道を開く、「スペースX」の最終フライトテストになるだろう。

ビデオ(Youtube)は以下から。
  ・ 宇宙服に着替える
  ・ 打上台に向かう
  ・ ドラゴンカプセルに搭乗する
  ・ 打ち上げ
  ・ 打上ロケットからの分離
なお、中継放送は続いています。 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。


国際宇宙ステーションが、ロシアの東海岸のオホーツク海の沖合262マイル(419キロメートル)を周ったとき、星の空の下で、輝くオーロラが地球の地平線を覆っている。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。


<お知らせ>: 気象条件に起因して延期された「スペースX」ファルコン9ロケット/クルードラゴンのデモ2の打上は日曜日早朝(今夜)の打上が予定されています。打上後の日程を含む詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
<参考>:ドラゴンには貨物輸送機とクルー輸送機の二つがあります。このテストは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故後、ロシアのソユーズのみに頼ってきた国際宇宙ステーションへのクルーの往来を米国とロシアの協働に戻す、歴史的にも重要な試金石となるデモンストレーションです。

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5月30日: サンフランシスコ湾/お知らせ

2020年05月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションがサンフランシスコ湾をとった。この フル解像度イメージ(TIF 451.36 MB) は10メートル/Pic である。長さほぼ100キロメートルのサンフランシスコ湾は、サンフランシスコ湾エリアに囲まれた浅い河口であり、サンフランシスコ、オークランド、サンノゼなどの大きな都市によって支配された広範囲な大都市領域である。湾の周辺の人口の密な市街化区域が周辺の緑の森と公園エリアと強い対照をなしている。右下には、サンパブロ湾に流れ落ちる茶色の堆積物で満たされた水とともに、サクラメントとサンワーキン川のデルタが見られる。いくつかのボートとともに、長さ約 2.7 キロメートルのゴールデンゲートブリッジが見える。---以上記事の冒頭部分の一部。 センチネル2号はヨーロッパのコペルニクス計画の一部である二つの衛星ミッションである。このミッションは同じエリアを頻繁に再訪しており、その高い空間分解能は、水の変化の細かな観察を提供している。このイメージは2019年1月25日にとられた。

<出典>: 「コペルニクス・センチネル2(Sentinel-2)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右上のイメージは右に90度回転しています(北は右)。

<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。


<お知らせ>: 気象条件に起因して延期された「スペースX」ファルコン9ロケット/クルードラゴンのデモ2の打上は、明日、日曜日早朝(今夜)の打上が予定されています。ドッキングを含め、日本時間では多くが深夜帯になりますが、打上からハッチオープンまで放送は続きますので適宜な時間にご覧ください。中継放送時刻等詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
 <参考>:ドラゴンには貨物輸送機とクルー輸送機の二つがあります。このテストは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故後、ロシアのソユーズのみに頼ってきた国際宇宙ステーションへのクルーの往来を米国とロシアの協働に戻す、歴史的にも重要な試金石となるデモンストレーションです。

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5月29日: ジェミニからの赤外線の木星/お知らせ

2020年05月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

木星が赤外線で夜に照らされている。最近、天文学者達は、ハワイのジェミニ北天文台の、地表からとられたこれまでで最高の木星の赤外線写真をつくり出した。ジェミニは多くのイメージをとり、偶然、地球の大気が最も穏やかだったときにとられた最も鮮明なもののみを結合することによって、幸運な画像撮影(lucky imaging)と呼ばれる技術を使って、このような鮮明なイメージをつくり出すことができた。この木星の“カボチャちょうちん(jack-o'-lantern)”のような外見は、この惑星の雲の異なる層に起因している。赤外線光は可視光線より雲を透過することができるので、木星の大気のより深くより熱い層を見ることができ、ここではその最も厚い雲は暗く見えている。ハッブル宇宙望遠鏡とジュノ宇宙船からのものと併せて、これらの写真は、その大規模な、惑星サイズの嵐を形づくる木星の気象パターンについて、我々に語っている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右下の写真は地上から見た可視光線による木星。

<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。


<お知らせ>: 気象不適合のため延期された「スペースX」ファルコン9ロケット/クルードラゴンのデモ2の打上は明後日曜日早朝(明日夜)の打上が予定されています。打上後の工程には未定の部分が多く今後の発表待ちです。中継放送時刻等詳細は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、「スペースX」社のドラゴン宇宙船には貨物輸送機とクルー輸送機の二つがあります。このテストは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故後、ロシアのソユーズのみに頼ってきた国際宇宙ステーションへのクルーの往来を米国とロシアの協働に戻す、歴史的にも重要な試金石となるデモンストレーションです。

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5月28日: 国際宇宙ステーションクルー、ドラゴンの打上を待つ/お知らせ

2020年05月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<速報・追記>:クルードラゴンデモ2の打上は土曜日まで延期され、クルーは日本時間午前7時前に宇宙船から退出しました。詳細は後刻!

国際宇宙ステーションの遠征63クルーは、二人のNASAの宇宙飛行士達の、今週の、この約10年間で初めての、米国内からの打上と到着の準備している。NASAと「スペースX」のマネージャ達は、準備レビューを終え、「スペースX」クルードラゴン宇宙船に搭乗する商用クルー宇宙飛行士達、ボブ・ベンケンとダグ・ハーレイの打上に“GO”を与えた。この二人は、ファルコン9ロケットのトップに載せられて、フロリダのケネディ宇宙センタから、ステーションに向かって、水曜日午後4時33分(日本時間木曜日午前5時33分)に打上げられるだろう。彼らは、木曜日午前11時39分(日本時間金曜日午前0時39分)に、国際宇宙ステーション前部のハーモニーモジュールの国際ドッキングアダプターにドッキングするだろう。2時間半後にハッチが開かれ、ベンケンとハーレイはステーションに入り、軌道を周っている研究室の宇宙での調査を速めるために、遠征63クルーを5人に拡大するだろう。このクルードラゴンは、新しく到着した日本からの H-II 運搬船9号(HTV-9)に隣接してドッキングするだろう。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 記事はNASAのブログから。右下のイメージは、ファルコン9ロケットのトップに載せられたクルードラゴン宇宙船。

<お知らせ>: 先にお知らせしたとおり、米国の商用有人宇宙船スペースX社のドラゴンクルー船(デモ2)が今朝早く打ち上げられました。このテストは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故後、ロシアのソユーズのみに頼ってきた国際宇宙ステーションへのクルーの往来を米国とロシアの協働に戻す、歴史的にも重要な試金石となるデモンストレーションです。ステーション到着の中継放送時刻等は ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。また、これに関する毎日のNASAの発表は、同じくホームページの「国際宇宙ステーションは今」に掲載しています。

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5月27日: カナダのロボットアーム、日本の貨物船を捕える/お知らせ(重要)

2020年05月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

5日間の旅の後、 H-II 輸送船9号(HTV-9:こうのとり9号)は、ステーションのキューポラからその12トン宇宙船をつかむためにステーションの Canadarm2 ロボットアームを使う、NASAの遠征63指揮官クリス・キャッシディによって捕えられた。 HTV-9 は、ヒューストンのNASAのジョンソン宇宙センターのロボットアーム・オペレーションの操作によってステーションのハーモニーモジュールの地球に面するポートにインストールされ、2ヵ月間繋留されるだろう。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 上の記事はNASAのブログから。ドッキングのビデオは こちら(JAXA Youtube) から。「こうのとり9」の主な搭載品などは こちら から。なお、これまでの HTV-1 から HTV-9 までのシリーズの運用は今回が最後となり、今後は新開発の HTV-X による輸送に切り替わります。新開発機の概要は こちら から。 

<お知らせ>: 明日28日早朝(今夜)「スペースX」ファルコン9ロケット/クルードラゴンのデモ2の打上が予定されています。ドラゴンには貨物輸送機とクルー輸送機の二つがあります。このテストは2003年のスペースシャトルコロンビアの事故後、ロシアのソユーズのみに頼ってきた国際宇宙ステーションへのクルーの往来を米国とロシアの協働に戻す、歴史的にも重要な試金石となるデモンストレーションです。中継放送時刻等詳細は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

 

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5月26日:  日本の貨物船、ステーションクルーを補給するために打上

2020年05月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの遠征63クルーのための4トンの補充用品、水、予備部品と実験用ハードウェアを運び、 HTV-9 が、日本時間5月21日火曜日午前2時31分に、種子島宇宙センターから打上げられた。この貨物船は5月25日月曜日にステーションに到着するだろう。ランデブーと捕獲の生放送は日本時間月曜日午後7時45分に始まり、 HTV-9 の捕獲は日本時間月日曜日午後9時15分ごろの予定である。また、 HTV-9 の最終的なインストールの放送は日本時間午後10時30分に始まるだろう。 HTV-9 は下からステーションに接近し、軌道の最前線に向かってゆっくり進むだろう。ロシアのイヴァン・ワグネルの補助を受けるNASAの遠征63指揮官クリス・キャッシディは、ステーションのキューポラからステーションの Canadarm2 ロボットアームを操作して、12トンの宇宙船をつかむだろう。その貨物には、ステーションの電気システムの全ての交換を終えるために必要な六つの新しいリチウムイオン電池を含んでいる。バッテリと対応するアダプタ・プレートは、今年後半に予定されるステーションクルーによる一連の船外活動を通して、ステーションの右舷端のトラス・セグメント(S6)の二つのパワー・チャンネルの古くなったニッケル水素バッテリと交換されるだろう。これは、2017年1月に始まったステーションのパワー・システム全体のアップグレードの、新しいバッテリの最終的なセットである。 

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<ひとこと>: 記事はNASAのブログから。イメージは、種子島打上場で、打上前に青く照らし出された HTV-9 (JAXA の記事から)。打上のビデオはイメージをクリックして JAXA Youtube から。

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5月19日: ハッブルからのネズミイルカ銀河/お知らせとお詫び

2020年05月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この二つの大きな銀河達の上の NGC 2936 は、数百万年前、恐らく回転し星達をつくっている通常の渦巻銀河であった。しかしその後、下の大きな楕円銀河 NGC 2937 に近づき過ぎた。その肖像的な形の故にネズミイルカ(Porpoise)銀河と呼ばれる NGC 2936 は、接近した重力の相互作用によって歪められている。上の銀河の右に若く青い星達がネズミイルカの鼻を形づくり、渦巻の中心が目として現れている。この銀河のペアは Arp 142 としても知られ、卵を保護しているペンギンのようにも見える。複雑な暗いダストレーンと明るい青い星の流れがこの銀河を右下に追っている。この Arp 142 を詳細に示すイメージは、昨年、ハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。 Arp 142は、ミズヘビ(ヒドラ)座の方向、約3億光年に横たわっている。この二つの銀河達は、10億年ほどで、恐らく一つの大きな銀河に併合するだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<お知らせとお詫び>: 5月20日(水)から5月25日(月)までの間、記事の更新は休ませていただきます。
コロナウィルス対策で外出が抑制される中、今月に入って本コーナーへの閲覧数が急激に伸び、連日200件を超え、250件に達することもありました。このため5月の連休にも情報の提供を続けてきましたが、軽い入院手術のため、5月20日から5日間ほど掲載を休ませていただくことになりました。 Stay Home の重要な時期に掲載できなくなることご容赦ください。なお、5月26日(火)には復帰する予定です。

5月21日早朝(5月20日深夜)、日本の国際宇宙ステーション補給船「こうのとり」が打上げられる予定です。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、この打上はコロナウィルス拡大防止のため種子島打上場付近での見学を慎むよう周知が出されています。


<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

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5月18日: 木星の月エウロパの水の噴煙の新しい証拠/お知らせとお詫び

2020年05月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

木星の月エウロパは魅力的な世界である。この月の表面は赤い褐色の傷跡で満たされているように見える。これらの傷跡は水の氷の層に彫られ、厚さ数キロメートル以上、生物の可能性のある広大な地下の海を覆っていると考えられている。1990年代に撮られたNASAのガリレオ・ミッションの目録に見られるこの月の傷跡は、氷の表面の長い亀裂であり、木星がエウロパを引きその氷を破壊することによって起きると考えられる。月に見える色は表面の組成と氷の粒の大きさを表し、例えば、赤褐色は氷以外の物質の高い含有を、青白いエリアは比較的純粋な氷のエリアを示している。科学者達は氷のエウロパの厚い覆いの下を探査することを求め、ガリレオ・ミッションの時代からエウロパの噴煙の存在を推定してきた。もしそのような噴煙が実際に存在し、月の氷の殻を突き破っているなら、それらはその地下の海の内容にアクセスして、特徴を描写する考えられる方法を提供するだろう。これらの展望は、木星とその氷の月を調査するために2022年の打上げられ2029年に木星への到着が予定されている、ヨーロッパ宇宙機関の来るべきジュース・ミッションにとっての大きな興味である。このイメージのスケールは 1.6 キロメートル/ピクセルであり、月の北極は右である。

<出典>: 「エウロパ(Science Exploration:ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関の記事から要点のみ抽出。

<お知らせとお詫び>: 5月20日(水)から5月25日(月)までの間、記事の更新は休ませていただきます。
コロナウィルス対策で外出が抑制される中で、今月に入って本ブログの訪問者数は急激に伸び、250件ほど/日に達することもありました。このため5月の連休にも情報の提供を続けてきましたが、軽度の入院手術のため、5月20日から5日間ほど掲載を休ませていただくことになりました。 Stay Home の重要な時期に情報の提供ができなくなることご容赦ください。5月26日(火)には復帰する予定です。なお、5月21日には日本の国際宇宙ステーション補給船「こうのとり」が打上げられる予定です。中継は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。なお、この打上の現地見学は自粛するよう案内されています。

<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

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5月17日: 南太平洋で台風が描かれる/お知らせとお詫び

2020年05月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

南太平洋上を周っていたとき、国際宇宙ステーションから台風が描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 台風の季節の到来です。コロナウィルス対策として“3密”回避が叫ばれる中、避難所など、更に対策を難しくする台風の襲来は避けてほしいものです。左下はロボットアームの先端。このイメージの撮影は5月13日、発表は5月16日。

<お知らせとお詫び>: 5月20日(水)から5月25日(月)までの間、記事の更新は休ませていただきます。
コロナウィルス対策で外出が抑制される中で、今月に入って本ブログの訪問者数は急激に伸び、250件ほど/日に達することもありました。このため5月の連休にも情報の提供を続けてきましたが、軽度の入院手術のため、5月20日から5日間ほど掲載を休ませていただくことになりました。 Stay Home の重要な時期に情報の提供ができなくなることご容赦ください。5月26日(火)には復帰する予定です。なお、5月21日には日本の国際宇宙ステーション補給船「こうのとり」が打上げられる予定です。中継は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。なお、この打上の現地見学は自粛するよう案内されています。


<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

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5月16日: 南ウクライナの穀倉地帯

2020年05月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号ミッションによって捕えられたこの疑似カラーイメージに、南ウクライナが示されている。このイメージは、植物を明るい赤に見せる、近赤外線チャンネルを含む方法で処理された。この国の経済は、気象と耕地の故に、農業が大きな役割を演じている。2019年6月26日にとられたこのイメージでは、その光景を農地のパッチワークが支配している。ウクライナの主な産物は、秋播き小麦、春の大麦と穀物である。

<出典>: 「センチネル2(Sentinel-2:ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

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5月15日: LDN 1471:吹きさらしの星の空洞

2020年05月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この変わった放物線状の構造の原因は何だろう? パラボラの頂点の明るい源のように見える LDN 1471 として知られるこの照らされた空洞は、新しく形成された星によってつくられた。この原始の星は、明るさを引き起こすペルセウスの分子雲の中で、周囲の素材と相互作用する星の流出を経験している。我々は空洞の一つの側面のみを見ており、他の面は暗いダストで隠されている。このパラボラ型は、時とともに星の風による空洞を広げることによって生じてきた。また、この原始星の両側に二つの更なる構造を見ることができ、これらは、周囲の素材の流出の相互作用に起因する ハービッグハローオブジェクト として知られている。しかしながら、この空洞の壁の条線の原因については不明のまま残されている。このイメージは、スピッツア宇宙望遠鏡によって検出された後に、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<参考>: 天文関係の、月に数十件開かれる世界規模での会議、イベント、講演、ワークショップなどが、コロナウィルスの影響で、ほぼすべて中止または延期になっています。また、6月以降、いくつかの会議、レクチャーなどが、バーチャルやオンライン会議などの方式で行われるように変化してきました。


<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

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5月14日: 蟹星雲:時を通しての観測

2020年05月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この2018年の蟹星雲の合成写真は、チャンドラX線天文台(青と白)、ハッブル宇宙望遠鏡(紫)とスピッツア宇宙望遠鏡(ピンク)のデータからつくられた。蟹星雲をつくるために爆発した星は西暦1054年に地球から最初に見られた。1999年の打上以降、チャンドラは、この星雲をしばしば観測し、そのX線観測は、天文学者達がこの壮観なオブジェクトを理解するのに役立ってきた。この蟹星雲は、チャンドラがその鋭いX線の視力で調査した最初のオブジェクトの一つであり、その後もこの望遠鏡の頻繁なターゲットであった。蟹星雲がそのように良く研究されるオブジェクトであるには多くの理由がある。それは星が爆発した強い歴史の証拠を持つ数少ないケースの一つである。この決定的な時間軸を持つことは、天文学者達が爆発とその余波の詳細を理解するのに役立つ。蟹座の場合、数カ国の観察者が、1054年に、牡牛座の方向に「新星」の外見を報告した。以来、何世紀にもわたって蟹座について学ばれた。今日、天文学者達は、この蟹星雲が、大きな星がその核燃料が尽き崩壊したときに形成される、パルサーと呼ばれる高速で回転する強く磁化された中性子星によってパワーを供給されていることを知っている。この蟹における高速回転と強い磁場は激しい電磁界を発生させ、パルサーの北極と南極から動く物質と反物質のジェットと、赤道の方向に流れ出す激しい風をつくり出す。
 
<出典>: 「星雲(Nebulae)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右下は可視光線の蟹星雲:参考のため掲載。


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5月13日: 地球からのメッセージ

2020年05月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このメッセージは、1974年に、地球から球状星団 M13 に向かって送られた。未だに世界最大の一台の電波望遠鏡の一つ、アレシボ天文台の献辞の間に、1と0のダイアグラムの表示が送られた。人類がいつも電波やテレビ信号を放送するものを突然宇宙に送る地球外通信のこの試みは、ほとんど儀式上のものだった。仮にこのメッセージが受信されたとしても、 M13 は、我々が答えを聞くには約5万年待たなければならない。このメッセージには、人類とその知識について、僅かな純然たる事実を与えている。右から左に、1から10までの数、水素と炭素を含む原子、ある興味深い分子 DNA、説明付の人間、我々の太陽系の基本、送っている望遠鏡の基本。
現在、我々自身のホーム・コンピュータを使うことができるものを含む、地球外の知性のいくつかの調査が進行中である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 右のイメージは変形しています。原版はイメージをクリック。


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5月12日: 暗黒物質の光の輝き

2020年05月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

暗黒物質は目には見えないが、宇宙の質量の大部分を構成し、その下にある構造をつくっている。暗黒物質の重力は通常物質(ガスやダスト)を駆動し、星達や銀河達をつくりあげる。暗黒物質を見ることができないが、天文学者達は、暗黒物質を含む大規模な銀河の集団の重力が、その集団の後ろにある遠い銀河達の光をどのように曲げまた歪めるかを観測することによって、その影響を検出することができる。このイメージで見られるように、大きな銀河集団は、暗黒と通常物質を含んでいる。その全素材の巨大な重力は、集団の周りの宇宙を歪め、集団の後ろにあるオブジェクトからの光を歪め拡大する。この現象は重力レンズと呼ばれる。このスケッチは手前の集団の重力レンズに起因する遠い銀河からの光の通り道を示している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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5月11日: ケプラー90惑星システム

2020年05月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

他の星(恒星)は我々のような惑星システムを持っているだろうか? そのようなシステムの一つがケプラー90である。地球軌道から2009年から2018年まで運用されたケプラー衛星によるカタログでは、ケプラー90に我々の太陽系と同数の八つの惑星が発見された。ケプラー90と我々のシステムとの類似点は、我々の太陽に相当するGタイプの星、地球に相当する岩の惑星、木星と土星の大きさに相当する大きな惑星を含んでいることである。違いには、既知のケプラー90の惑星達の全てが、地球が太陽を周る軌道より相対的に近くの軌道にあることがある。しかしながら、長期にわたる観測は、更に遠く冷たい惑星を発見するかもしれない。ケプラー90は、りゅう座の方向約 2,500 光年に横たわり、中型の望遠鏡でマグニチュード14で見ることができる。系外惑星を発見するミッション、系外惑星通過探査衛星(TESS)は2018年に打上げられた。一方、系外惑星を発見する能力を持つミッションには、次の10年の打上が予定されているNASAの JWST と WFIRST がある。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


<お断り>: コロナウィルスの世界的流行により、NASAを含む、世界的な活動が停止しています。この際これまでに掲載できなかった記事や、ウィルスと無縁な宇宙ステーションからの記事、アポロなど史実の記事を中心に提供しています。

 

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