天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

4月30日(日): 宇宙からの地球:ローマ/ミッション別ページ

2023年04月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 5月3日~5月6日の更新は休みます。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

宇宙からの地球:ローマ、イタリア

イタリアの首都ローマの歴史的中心部が、2023年3月28日に撮られたこのイメージに紹介されている。ズームインしてこのイメージを 1.2 メートルのフル解像度で探索するか、〇をクリックして詳細を確認しよう。

ちょっと面倒ですが楽しんでみてください! (扱い方下記)

永遠の都として知られるローマは、イタリアで3番目に長い川であるテベレ川のほとりにある。川が街を蛇行しているのを見ることができる。砂とシルト質の川床による川の水の色は、テベレ川が「ブロンド川」として知られる理由である。

このイメージには、世界的に有名なサイトがいくつか表示されている。ローマの円形劇場であるコロッセオの独特の楕円形がイメージの中央右の近く、川の東側、フォロロマーノとパラティーノの丘の遺跡に隣接している。その下には、古代ローマで最大の戦車競馬場であったチルコマッシモの細長い輪郭がある。川の曲がり角の左側には、川の市街地で唯一の島であるボート型のテヴェレ島がある。テヴェレ川を北上すると、ナボーナ広場の楕円形の東に、直径43メートルを超えるパンテオンの白いオープントップのドームがある。川の反対側を少し北に行くと、サンピエトロ大聖堂とその有名な広場があるバチカン市国の主権国家が見える。星型のサンタンジェロ城も近くにある。それはハドリアヌス皇帝の墓だったが後に要塞として機能した。

イメージから明らかなように、ローマには公園、歴史的な別荘、公共の庭園など、多くの緑地があり、合わせて約4千ヘクタールをカバーしている。

このイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のサードパーティミッションプログラムの一部、非常に高解像度の編隊であるプレアデスネオミッションによって取得された。

<出典>: 「地球観測(Observing the Earth: ESA)」

<扱い方>: 上のリンクから該当するイメージ(Rome Italy)を開き、右上図のような〇印をクリックすると、その部分を拡大し、主な施設等の概略の英語解説を見ることができます。
右下の図はコロッセオを指した例とその解説です。

--- 図中の訳:その特徴的なオーバル(卵型)形を持つこのコロシアム(Colosseum)は、これまでに建設された最大のローマの円形劇場である。

一方、右上のイメージは説明なしの高精細イメージに直接リンクしています。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ> ---今日の更新はありません。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月28日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月28日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月28日(金): お知らせ/M87の降着円盤とジェットの撮影に成功/ミッション別ページ

2023年04月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 4月29日(祝日)及び5月3日~5月6日の更新は休みます。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

M87巨大ブラックホールを取り巻く降着円盤とジェットの同時撮影に初めて成功

2019年4月、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)によって撮影された史上初のブラックホールシャドウの画像が公開された。おとめ座の方向約5千5百万光年にある楕円銀河M87の中心に存在し、質量が太陽の65億個分もある超巨大ブラックホールである。撮影された画像は、光さえ脱出できないブラックホールの視覚的証拠を初めて示すとともに、銀河の中心には巨大ブラックホールが存在することを決定的にするものだった。

しかしながら、この画像だけでは中心部のブラックホールの周囲に広がる構造が明確ではなかった。撮影された直径約 0.011 光年のリング状構造は、ブラックホールに最も近いところで重力によって光の軌道がねじ曲げられた「光子リング」と呼ばれる領域だった。この光子リングの周囲には「降着円盤」と呼ばれる構造が広がっていると予言されている。一方、波長の長い電波を用いた広視野の観測では、中心部から高速で噴出する「ジェット」と呼ばれるガス流の様子が確認されている。また、M87は「活動銀河核」と呼ばれる明るい中心核を持つことが知られている。巨大ブラックホール、降着円盤、ジェットというこれらの「活動銀河核の三種の疑問」を明らかにすることが、天文学者達への大きな宿題として残されていた。

研究チームは、今回、グローバルミリ波 VLBI 観測網(通称 GMVA)と呼ばれる地球規模の国際電波望遠鏡ネットワークを主に用いて中心部の詳細な観測を行った。波長 3.5 ミリメートル帯で観測する GMVA は、波長 1.3 ミリメートル帯で観測する EHT と互いに不足を補い合う役割の国際 VLBI ネットワークである。

今回の観測では、チリのアルマ望遠鏡とグリーンランド望遠鏡も新たにネットワークに加わり、データ品質が大幅に向上し、M87巨大ブラックホール周辺の様子がかつてない高い精度で明らかになった。

<イメージの解説>: 波長 3.5 ミリメートル帯の観測で得られた楕円銀河M87中心部の電波画像。グローバルミリ波 VLBI 観測網(GMVA)に、アルマ望遠鏡とグリーンランド望遠鏡が新たに参加した地球規模の国際電波望遠鏡ネットワークにより、2018年4月14日から15日にかけて観測が行われた。中心部のリング状の構造は巨大ブラックホールを取り巻く降着円盤であり、そこにつながるジェットの様子も捉えられている。

この研究成果は英国の科学雑誌「ネイチャー」に、2023年4月26日付で掲載された。

<ひとこと>: 以上は要約です。

<出典>: 「国立天文台」

<大判>: 大判イメージを含む詳細は上のリンクから。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

宇宙科学の話題」に、上の記事を含むいくつかの重要な発表を載せています。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月28日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月28日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度

 

コメント

4月27日(木): 銀河間放浪者/ミッション別ページ

2023年04月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NGC 2419:銀河間放浪者

球状星団 NGC 2419 の星達が、星座やまねこ座方向の、このハッブル宇宙望遠鏡の視界のフィールドに密やかに詰め込まれている。フレームの端近くの二つの明るいスパイクの星達は我々の銀河の中にある。しかし NGC 2419 自体は約30万光年離れている。比較として、ミルキーウェイの衛星銀河大マゼラン雲は約16万光年にある。大雑把にオメガ・ケンタウリのような他の大きな球状星団と似た NGC 2419 は、本質的には明るいが、とても遠く離れてのでかすかに見える。その極端な距離は、調査することを、また、我々のミルキーウェイ銀河のハローを徘徊する他の球状星団とその特性を比較することを難しくしている。ある時は「銀河間放浪者」と呼ばれる NGC 2419 は、実際にミルキーウェイの向こうから来たように見える。宇宙を通した集団の動きの測定は、かつて、それが、より大きなミルキーウェイとの度重なる出会いによって崩壊した他の小さな衛星銀河、いて座矮小回転楕円体銀河に属していたことを示唆している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月27日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月26日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月26日(水): 偏光する卵星雲/お知らせ/ミッション別ページ

2023年04月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

偏光する卵星雲

卵星雲の中心は何処だろう? 宇宙の卵から現れたこの卵星雲の中央の星は、ゆっくりと自身を白色矮星に変え、ガスとダストのシェルを投げ出している。その卵星雲が急速に前惑星状星雲に発達し、約1光年に広がっている。それは、北の星座はくちょう座の方向約3千光年に横たわっている。
厚いダストが中央の星を視界から遮断し、そのダストの殻がこの星からの光を一層反射している。平面で振動する光は分極化として知られる効果を引き起こす。卵星雲のために偏向された光の方向の測定は、隠された源の位置の手掛かりを与える。2002年にハッブルの調査用高性能カメラ(掃天観測用高性能カメラ)によってとられたこのイメージは、分極化の方向に焦点を当てるために、特別にコード化された色を与えられている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

<お知らせ>: ジェームスウェブ宇宙望遠鏡を使う天文学者達が、初めて、赤方偏移 7.9 の距離にある、ビッグバンから僅か6億5千万年後の七つの銀河の原始銀河団を確認しました。

この記事の詳細は近日中に下記「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。

 
   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月26日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月26日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月25日(火): グランドデザイン渦巻銀河/ミッション別ページ

2023年04月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

M100:グランドデザイン渦巻銀河

真に宇宙規模で雄大な M100 は、グランドデザインの渦巻銀河として知られている。 それは、我々のミルキウェイ銀河に似たはっきりした渦巻き腕を持つ、100億以上の星の大きな銀河である。 おとめ座銀河団の最も明るいメンバーの一つである M100 (別名 NGC 4321)は、かみのけ座に向かって100万光年にある。この M100 のハッブル宇宙望遠鏡のイメージは広視野カメラ3でとられ、銀河達のこのクラスの特質である明るく青い星の集団と複雑な曲がったダストレーンを強調している。 M100 の変光星の調査は、宇宙の大きさと年齢を判定することで重要な役割を演じている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月25日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月25日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月24日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月24日(月): ペルセウスの星の保育所/ミッション別ページ

2023年04月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NGC 1333:ペルセウスの星の保育所

NGC 1333 は可視光線では反射星雲として見られ、星間のダストによって反射される星明りに特有な青い色によって支配されている。それは、英雄、ペルセウスの星座の方向僅か千光年にあり、大きな星形成分子雲の端に横たわっている。このハッブル宇宙望遠鏡のクローズアップは、 NGC 1333 の推定された距離で、幅1光年超の領域を占めている。それは、ハービッグハローオブジェクト、ジェット、最近形成された星から放射される成長するガスからの強いコントラストの赤い放射が物語るヒントとともに、ダストの領域の詳細を示している。実際に NGC 1333 は百万年未満の何百もの星達を含み、全面的な星くずによって、依然として可視光線望遠鏡からはほとんどが隠されている。この混沌とした環境は、45億年以上前に形成された我々の太陽と類似しているのかもしれない。この星の託児所のハッブルの驚くようなイメージは、この宇宙望遠鏡の打上の33回目の記念日を祝って公開された。

 <出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

 <大判>: 大判はイメージをクリック。

 <ひとこと>: これは「今日の天文写真」に掲載された解説です。ハッブル宇宙望遠鏡のコーナーの解説は、下表ミッション別ページの「ハッブル宇宙望遠鏡」のページから。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月24日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月24日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月24日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月24日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月23日(日): ヒマラヤとエベレスト/ミッション別ページ

2023年04月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ネパールのヒマラヤとエベレスト

ネパールのヒマラヤの亜熱帯側に雲が集まり、インドの上空263マイルを周回する国際宇宙ステーションの外部高解像度カメラで撮影されたこの写真の中央にはエベレストが見える。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月21日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月19日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月22日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月22日(土): 宇宙からの地球:韓国、ソウル/日食のまとめ/ミッション別ページ

2023年04月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙からの地球:韓国、ソウル

韓国の首都ソウルとその周辺が、2023年2月21日にヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2ミッションで捕らえられたこのイメージに紹介されている。このイメージの最高解像度は10メートルである。高精細 こちら(84MB) または、低精細 こちら(1.68 MB) で確認しよう。

北朝鮮との国境から南に約50キロメートルに位置する韓国ソウルの大都市圏が、イメージの中央に灰色の領域として表示されている。
漢江が市内を流れており、イメージの右側に部分的に氷で覆われている。朝鮮半島で最大の川の一つである。ソウルを西に流れて黄海に流れ込む、水を着色する黄色がかった砂にちなんで名付けられている。
ソウルは森林に覆われた山々に囲まれており、この冬のイメージでは茶色く見える。北漢山国立公園が市のすぐ北にあり、島のようで、周囲の都市環境の大きな緑として機能している。ソウルの西には、ソウルの主要港として機能する沿岸都市、仁川がある。韓国の主要空港である仁川国際空港が大きな人工島の西側のイメージにはっきりと見える。--- 以下略。

<ひとこと>: イメージはメイン記事にリンクしています(同じイメージを探してください)。
   表示されるイメージの〇印をクリックすると、概略の解説が英語で表示されます。

<出典>: Observing the Earth (ESA)

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<4月20日の日食のまとめ>: 

1,石垣島天文台---部分食

  撮影時刻:14時14分 (食分 0.15) 食の最大。

  大判イメージを含む詳細はヘッドラインから。
  動画は こちら(Youtube) から。

2,著作権保護のため解説は省きますが、
  オーストラリア西部からの皆既日食の記事は
  「Astronomy Picture of the Day」 から。

3,いくつかの動画が Youtube で提供されています。
  例1 ABC ニュース(4時間52分) 、例2 編集された食の間の全てを示す動画 こちら から。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月21日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月19日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月22日
4月20日日食ほか
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月21日(金): NASA、火星の衛星探査に10人の科学者を選出/ミッション別ページ

2023年04月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASA、火星の衛星探査に10人の科学者を選出

NASAは、NASAが支援する参加科学者として、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の火星衛星探査(MMX)ミッションの科学ワーキングチームに参加する米国中の機関からの10名の研究者達を選んだ。

2024年に打ち上げ予定の JAXA の MMX ミッションは、火星の衛星、フォボスとダイモスを訪問し、フォボスの表面に着陸し、表面のサンプルを収集する。このサンプルは2029年に地球に届けられる予定である。選ばれた科学者のうち7名は MMX の飛行装置を用いて調査を行う。

<出典>: 「火星(Mars)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。原画は JAXA 提供。

<ひとこと>: NASAが10人ほどの多くの科学者達を指名して一つの探査に関わる公式の発表は見たことがありません。これは、火星の衛星の探査の科学的重要性と、「はやぶさ」など日本のサンプル収集の技術への高度の信頼を示すものと考え、ここに取り上げました。この記事は、昨日の「火星探査写真集」に掲載したものです。
10名のうち、ジョンズホプキンス研究所、NASAのジェット推進研究所、大学などの7名が機器の開発を、3名がサンプルの分析に関わります。
なお、この件の JAXA からの発表は こちら から。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月21日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月19日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月21日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月20日(木): 注目すべき地球の事実/お知らせ/ミッション別ページ

2023年04月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

注目すべき10の地球の事実

毎年4月22日は、 地球の日(Earth day) として我々の故郷、美しい惑星を祝ってきた。1970年に設立された「地球の日」は、地球の環境問題を強調し、将来の世代のために世界を保護することの重要性についての認識を高めるために使われてきた。しかし、毎日が「地球の日」であるべきではないだろうか? 美しい惑星は一つしかない。地球に関する最も注目すべきこの事実の厳選されたリストを楽しもう。

 ・ 地球は実際には丸くない?
 ・ 珊瑚礁は地球最大の生きた構造である
 ・ 地球はグニャグニャの内部を持っている
 ・ 南極大陸は地球上で最も大きな氷床のホームである
 ・ 月は地球から徐々に離れている
 ・ アタカマは地球上で最も乾燥した場所である
 ・ 地球の磁極は西に忍び寄っている
 ・ ヨーロッパは大きさで2番目に小さな大陸であるが住民は3番目に多い。
 ・ チベットは地球の第三極である。
 ・ 木は呼吸している

ここでは疑問のみを抽出しています。答えは下のリンクから(英語)。

<出典>: Observing the Earth (ESA)

<大判>: 大判はイメージをクリック。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★  

<お知らせ>: 今日4月20日、日本の南の地方で部分日食が起きます。例えば、関東では館山、近畿で新宮などが対象ですが、その食分が僅かであり、ほとんど気付かずに終わるでしょう。那覇で最大 0.15 小笠原で最大 0.27 と予想されています。
石垣島天文台からの中継放送があります。午後1時15分から午後3時15分まで。視聴は Youtube から。詳細記事は 国立天文台 から。マップは 国立天文台ほしぞら情報 から。

なお、
 13時27分23秒 食の始まり
 14時14分4秒 食の最大
 14時59分37秒 食の終わり
です。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月20日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月19日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月20日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月19日(水): リゲル・ワイド/お知らせ/ミッション別ページ

2023年04月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

リゲル・ワイド

惑星地球の夜に、光り輝く、青い、超巨星リゲルが、ハンターオリオンの足をマークしている。ベータ・オリオンと呼ばれ、それは、この視界の注目すべき深く広いフィールドの中心にある。二つの星達は、最終的にコアの崩壊する超新星としてそれらの時代を終えるのに十分に巨大であるが、リゲルの青い色は、その対抗するスーパージャイアント、オリオンの黄色いベテルギウス(オリオンアルファ星)より非常に熱いことを示している。約860光年にあるリゲルは、太陽よりも熱く、太陽の半径の約74倍に及んでいる。それは、おおよそ水星の軌道の大きさである。星雲の豊かな星座の方向広さ10度のフレームにおいて、オリオン星雲は左上にある。リゲルの右側に向かって、また、その光り輝く青い星明りに照らされて、ダストにまみれた魔女の頭星雲が横たわっている。そのコンパニオンの星達は非常にかすかであるが、リゲルは多重星システムの一部である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★

<お知らせ>: 明日4月20日、日本の南の地方で部分日食が起きます。例えば、関東では館山、近畿で新宮などが対象ですが、その食分が僅かであり、ほとんど気付かずに終わるでしょう。那覇で最大 0.15 小笠原で最大 0.27 と予想されています。
石垣島天文台からの中継放送があります。午後1時15分から午後3時15分まで。視聴は Youtube から。詳細記事は 国立天文台 から。マップは 国立天文台ほしぞら情報 から。なお、石垣島では
 13時27分23秒 食の始まり
 14時14分4秒 食の最大
 14時59分37秒 食の終わり
です。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月19日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月19日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月17日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月18日(火): ジュース、最初の「自撮り」をとる/ミッション別ページ

2023年04月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジュース(Juice)、宇宙からの最初の「自撮り」を送る

ヨーロッパ宇宙機関の木星の氷の衛星探査機(ジュース)は、地球を背景として、宇宙船の一部を示す最初の監視カメライメージを撮った。このイメージは、クールーのヨーロッパの宇宙ポートからアリアン5で打ち上げられ後、数時間で撮られた。

<出典>: 「ジュース(Juice)」

<大判>: 大判は左から、,をクリック。なお右端は動画です。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月18日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月18日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月17日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月17日(月): ルービンの銀河/ミッション別ページ

2023年04月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ルービンの銀河

このハッブル宇宙望遠鏡イメージにおいて、北の星座ペルセウスの方向、我々のミルキーウェイ銀河の中の手前に、明るくスパイクのある星達が横たわっている。その向こうに鋭い焦点を向けられているのは、約2億 3200 万光年にある巨大な渦巻銀河 UGC 2885 である。

直径 100,000 光年ほどのミルキーウェイの直径と比較して差渡し約 800,000 光年ほどであり、およそ1兆の星を持っている。

それは、ミルキーウェイの星達の約10倍である。銀河達がどのようにしてそのような巨大な大きさに増大することができるのかを理解する調査の一部として、 UGC 2885 は興味深い航海の一部であり、また、渦巻銀河の回転についての天文学者ヴェラ・ルービンの先駆的な調査であった。

彼女の業績は、我々の宇宙の暗黒物質の優位な存在を実証した最初であった。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月17日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月17日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 4月17日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月17日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度

 

コメント

4月16日(日): カリフォルニアの激しい雨と雪/ミッション別ページ

2023年04月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

激しい雨と雪がトゥーレアリ湖を復活させる

2023年3月29日にランドサット(Landsat)が撮ったこの強化されたカラーイメージで、カリフォルニア州コーコラン近郊のトゥーレアリ(Tulare)湖周辺の農地の植生に対して洪水 (濃い青) が際立っている。2023年の最初の3か月間の大雨と雪は、湖底に再び水をもたらしたが、近くのいくつかの町も浸水した。2023年は、この地域の歴史の中で最も雨の多い年である。

カリフォルニア州のサン・ホアキン・バレー(San Joaquin Valley)にあるトゥーレアリ湖は、かつてミシシッピ川の西の最大の淡水湖だった。1920年までに、湖に水を供給する川が堰き止められ灌漑などの用途に転用された。以来、湖底はさまざまな作物を栽培する農場で覆われている。

<出典>: 「地球(Earth)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月14日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月12日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 3月29日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月14日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント

4月15日(土): ジュース打上げられる/ミッション別ページ

2023年04月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジュース打上げられる

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)の最新の惑星間ミッションであるジュース(Juice)は、2023年4月14日14時14分(中央ヨーロッパ標準時)にフランス領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートからアリアン5ロケットで打上げられた。この打上げの成功は、巨大な惑星木星周辺の海の世界の秘密を明らかにするための野心的な航海の始まりを示している。

打上げとロケットからの分離に続いて、ドイツのダルムシュタットにあるヨーロッパ宇宙機関のヨーロッパ宇宙運用センター(ESOC)は、中央ヨーロッパ標準時15時4分にオーストラリアのニューノルチャ地上局を介した信号を確認した。宇宙船の長さ27メートルの広大なソーラーアレイは、15時33分に独特な十字形に展開され、ジュースの外部太陽系への旅を確実にした。この重要な操作の完了は、打上げの成功を印した。

ヨーロッパ宇宙機関事務局長のヨーゼフ・アシュバッハーは「ヨーロッパ宇宙機関は、国際的なパートナーとともに、木星に向かっている」「ジュースの壮大な打上げには、数十年前にミッションを考案した人々のビジョンと野心、この素晴らしいマシンを作ったすべての人の技術と情熱、フライトオペレーションチームの意欲、そして世界の科学コミュニティの好奇心が伴っている。人類の最大の疑問に答えるために、我々は共に科学と探査の限界を押し広げ続ける。」と言った。

<出典>: 「木星の氷の海探査衛星(Juice)」

<ひとこと>: イメージのリンク先は打上のビデオ(.mp4)です。 Youtube で見るには こちら から。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 4月14日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 4月12日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 3月29日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 4月14日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
該当なし
イベントの都度
コメント