ヨーロッパ宇宙機関の彗星探査衛星ロゼッタは、明日9月30日に、19キロメートルの高度から自律的に降下し、彗星との衝突までの降下の間科学的なデータを集めるだろう。
動画は彗星67P/チュリュモフ-ゲラシメンコのミッションの最後の2ヵ月間のロゼッタの軌道アニメーション。
このアニメーションは、宇宙船が楕円軌道を飛び始めた8月初頭に始まり、次第に彗星の近くに接近している。2016年9月24日に、ロゼッタは、最近の接近から離れ、最終的な降下のための準備に使われる16×23キロメートルのスタート軌道に移った。
ここに示されている軌道は、最後の月に提供された真のデータから構成されているが、彗星の重力などの自然な偏よりのために、正確な彗星の距離には従わないかもしれない。
<参考>: ロゼッタの足跡。
2004年 3月:打上げ
2008年 9月:小惑星シュテインスに接近
2010年 7月:小惑星ルテティアに接近
2011年 6月:太陽からの距離が遠くなり、太陽電池では発生電力が十分得られないため冬眠モードに入る
2014年 1月:冬眠モードから復帰
2014年 8月:チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ到着
2014年11月:着陸機フィラエの投下および着陸
2015年 8月:彗星が近日点を通過(太陽に最接近)
2016年 9月:彗星が太陽から離れ、電力の収集が次第に難しくなる。
2016年 9月30日:ミッション終了予定
<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」
<動画>: イメージをクリックして Youtube から。
<ひとこと>: ロゼッタミッション終了の最終計画は「ホームページ」の 「アストロトピックス」 から。ドイツ、ダルムシュタットのヨーロッパ宇宙機関管制センタからの中継放送が予定されています。同じく「ホームページ」の 「アストロトピックス」 から。