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12月31日: 「最終極北の地」のニューホライズンズ/お知らせ1,2

2018年12月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々が2019年の始まりを賛美する1月1日に、ニューホライズンズ宇宙船が最終的な極北の地のフライバイを決行するだろう。太陽から65億キロメートルのカイパー・ベルトの世界、この 2014 MU69 とカタログ化された「最終極北の地(Ultima Thule:ウルティマ・トゥーレ)」は、その名の通り既知の世界の果てを意味する。その2015年の冥王星へのフライバイの後、ニューホライズンズは、この「最終極北の地」の約 3500 キロメートル内に接近する、地球からの宇宙船のこの遠いフライバイの旅を目標とした。この小さな世界自体は約30キロメートルほどの大きさである。今年、地球ベースの望遠鏡による注意深いキャンペーンは、このアーティストのイラストレーションのように、このオブジェクトの、バイナリの、またはバイナリに近いシステムの形と判定した。ニューホライズンズは、遠い太陽の薄暗い光の中で、その未踏の表面のクローズアップイメージを撮るだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 1月1日にカイパー・ベルトの 2014 MU69 への接近飛行を予定するニューホライズンズ宇宙船は、バイキング1号、2号に次いで最も遠い旅を記録する宇宙船になるでしょう。

 

<お知らせ1>: 
1月1日から1月6日までの情報提供は休みます。次回は7日月曜日から。ただし、ニューホライズンズ関連等特別な記事があった場合には更新することがあります。

<お知らせ2>: 

① 上記ニューホライズンズ宇宙船の接近飛行関連の中継放送はありません。
② 1月3日に中国の嫦娥四号(Chang'e 4)が、歴史上初めて月の裏側に着陸する予定です。なお、着陸船との通信を中継する宇宙船は既に打上げられています。

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12月30日: アルマ望遠鏡子ども向けサイト「アルマ キッズ」日本語版を公開(ALMA Kids:国立天文台)

2018年12月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アルマ望遠鏡のしくみや研究成果をより多くの方に楽しんでいただくために、アルマ望遠鏡プロジェクトでは子ども向けウェブサイト ALMA Kids を制作しています。そしてこのたび、英語版・スペイン語版・中国語版に続いて日本語版の制作を行い、公開しました。今後発表されるさまざまな観測成果のニュースも、子ども向けコンテンツとして随時掲載していく予定です。ぜひご利用ください。

(右の例): わくせいはどうやってできる? アルマ望遠鏡が見た20個の赤ちゃん星
 天文学者たちは、アルマ望遠鏡を使って生まれたばかりの星20個の写真をさつえいしました。これで、惑星(わくせい)が生まれてくるようすがとてもよくわかるようになりました。 ・・・・・以下、丁寧な説明が続きます。

<出典>: 「アルマ・キッズ(ALMA Kid's:国立天文台)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: ここに挙げた記事は一例です。他は上のリンクからご覧ください。宇宙のことは難しい理論や事実がベースになっていますので、子供向けとは言え平易ではありません。むしろ一般の大人にとって参考になると言っても良いかも知れません。
「アルマキッズ」はこの「コーナー」や「ホームページ」の「アストロサイエンス」などで積極的に取り上げて行きます。 「アストロサイエンス(12月30日)」参照。大判はイメージをクリック。

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12月29日: 休日の小惑星、NASAのレーダーで撮られる

2018年12月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大きな小惑星 2003 SD220 による2018年12月の地球への接近は、天文学者達に、そのオブジェクトの表面と形の詳細なレーダー・イメージを得、また、その軌道の知識を向上させる顕著な機会を提供した。この小惑星は、12月22日土曜日に、地球から約290万キロメートルの距離を、安全に飛び過ぎるだろう。これは400年以上の間の小惑星の最接近であり、この小惑星が更に僅かに地球の近くを安全に接近するであろう2070年までの最接近となるだろう。このレーダー・イメージは、少なくとも 1.6 キロメートルの長さと、川を渡っているカバの露出した背に似た形の小惑星を明らかにしている。これらは、12月15~17日に、カリフォルニアのゴールドストーン深宇宙通信複合施設のNASAの70メートルアンテナ、ウエストバージニアの全米科学財団の100メートルのグリーンバンク望遠鏡、プエルトリコのアレシボ天文台の305メートルアンテナによる共同観測でとられた。

<出典>: 「小惑星(Asteroid)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 「川を渡るカバの背」とは面白い表現ですね! 確かにそのように見えます。ついでながら、地球に接近する小惑星はときどきレーダーによって捕らえられています。

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12月28日: 地震計を地上に置く(動画)

2018年12月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージは、火星の地表への初めての装置を配備する、主要なミッション里程標を終えたNASAのインサイト着陸船を示している。インサイトのロボットアームが白と黒で、終端に手のような把握機構が見える。この握りでは銅色の地震計を掴んでいる。色を調整されたこのイメージは、2018年12月19日の火星の夕暮れのころに、着陸船のロボットアームにあるインサイト装置配備カメラ(IDC:Instrument Deployment Camera)でとられた。

<出典>: 「火星探査着陸船インサイト(Insight)」

<動画>: イメージをクリック。

<ひとこと>: イメージをクリックするとアニメーションビデオが表示されます。ダウンロードに少し時間が掛かります。
なお、インサイトについては「ホームページ」の「火星探査インサイト(Insight)」参照。

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12月27日: インサイトの初めての自画像

2018年12月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これは、NASAインサイトの、火星での初めての全自画像である。それは着陸船の太陽電池板とデッキを表している。デッキのトップには、その科学装置、気象センサーの柱、UHFアンテナがある。この自画像は2018年12月6日の火星日10日目にとられた。この自画像は着陸船のロボットアームにあるインサイト装置配備カメラ(IDC:Instrument Deployment Camera)でとられた11のイメージからつくられた。

<出典>: 「火星探査着陸船インサイト(Insight)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: インサイトは日本時間今年11月27日に火星に着陸した探査船。人為的に地震を起こさせ、その伝わり方から火星の内部を調べるのを主務としている。11月29日を中心とした記事を参照。
火星日(sol)は当該探査機が火星に着陸した日からの日数を表す。火星の一日は地球の一日より約20分長いので、地球の暦日の日数とは一致しない。

<お知らせ(再掲)>: 諸外国がクリスマス休暇に入っていましたので情報が少なくなっています。また、米国では国家予算案の審議が滞っていますので、国家機関であるNASAの活動にも影響が予想されます。国際宇宙ステーションの運用等の最低限の予算は保証されますが、報道等の一般的活動には影響が出るでしょう。クリスマス休暇を含めてどのような影響が出るかハッキリしません。本サイトでは未掲載の記事で補いつつ今後の推移を見守る予定です。

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12月26日: 地球の出1号:歴史的なイメージ再編される

2018年12月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

50年前の12月24日、最も有名なイメージの一つが月の軌道から撮られた。今「地球の出」として知られる肖像的なイメージは、アポロ8号クルーによってとられ、月の縁に昇る地球を示している。しかし、この有名な地球の出のイメージは、実際には、月の縁に昇る地球がとられた二回目のイメージであった。これは初めてのカラー写真であったが、当初は白黒写真であった最初の地球の出のイメージが、今、最初の三つのイメージの色と解像度で結合されて再編集された。このイメージは、アポロ8号宇宙飛行士ビル・アンダーズが「最新の技術と人間の独創性のおかげで、今、我々はそのすべてを見ることができる」と語った写真のクローズアップである。
 歴史のメモ:月の縁の背後に沈む地球の異なる歴史的なモノクロ・イメージは、ロボット月周回衛星ルナ1号によって2年前にとられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 昨日の記事も参考に・・・。

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12月25日: 地球の出、ビデオの再構築/お知らせ

2018年12月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

おおよそ12秒のこのビデオで何事か風変わりなことが起きる。地球が昇り始める。50年前の12月24日、以前には人間によって見られたことがない月の縁での地球の上昇が起き、アポロ8号のクルーを驚かせ喜ばせた。クルーは、月を周るアポロ8号の軌道によって生じたこの驚くような眺望の静止画像を急いで撮った。このビデオは、最新のムービー・カメラで記録されたかのような、この出来事の現代での再現である。地球から見られる馴染みの月の出の概念的な逆のシーン、遠い馴染みのない月面に昇る地球の多彩な球が、馴染みのアイコンとして際立っている。この光景は、また、我々がそこに住み生活する「大きな青い大理石(big blue marble)」として、人類の結束について多く語られた。この2分間のビデオはコマ落しではなく、アポロ8号の窓を通して昇る地球の真の速度である。7ヵ月と3回のミッション後、アポロ11号の宇宙飛行士達が、地球の月を周っただけでなくそこに着陸した。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: イメージはビデオ(Youtube)にリンクしています。 

<ひとこと>: 月は地球に対して常に同じ面を向けているので、月面に立ったときには地球はいつも同じ位置に見えます。この地球の出は、実際にはアポロが月の周回軌道を周ることによって生じるもので、月面で地球の出を見ることはありません。

<お知らせ(再掲)>: 諸外国がクリスマス休暇に入っていますので、しばらく情報が少なくなります。また、米国では国家予算案の審議が滞っていますので、国家機関であるNASAの活動にも影響が出ます。国際宇宙ステーションの運用等の最低限の予算は保証されますが、報道等の一般的活動には影響が出るでしょう。クリスマス休暇を含めてどのような影響が出るかハッキリしません。ここでは未掲載の記事で補いつつ今後の推移を見守る予定です。

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12月24日: ヨーロッパ宇宙機関、2018年イメージ(2)/お知らせ

2018年12月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のプランク宇宙船の宇宙マイクロ波背景放射イメージ。2018年7月に改めて発表された最終版。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関のプランク衛星のマイクロ波背景放射の詳細な調査から、我々の宇宙はビッグバン後128億年と算出された。それ以前はNASAの衛星の調査から127億年とされていた。現在は128億年と見るのが一般的である。

 なお、この記事への直接のリンクはありません。
 ・プランクの概説(2017年11月)は こちら(英語)から。
 ・源イメージ(2013年3月版)は こちら から。

<お知らせ>: 諸外国がクリスマス休暇に入っていますので、しばらく情報が少なくなります。また、米国では国家予算案の審議が滞っていますのでNASAの活動にも影響が出ます。国際宇宙ステーションの運用等の最低限の予算は保証されますが、報道等の活動には影響が出るでしょう。クリスマス休暇を含めてどのような影響が出るかハッキリしません。本サイト(ホームページ)では、ここに挙げたような未掲載の記事で補いつつ今後の推移を見守る予定です。

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12月23日: ヨーロッパ宇宙機関、2018年のイメージ(1)

2018年12月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の野心的なミッション、ガイア(Gaia)による我々の銀河の探査イメージ。2016年に続く2回目の公開。ガイアは今、約17億の星達をとっている。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: このイメージはヨーロッパ宇宙機関が今年の代表的な成果としてまとめたものの一つです。以降、折を見ていくつかの記事を紹介します。ガイアは全天の星達をくまなく検索するミッションを持つ宇宙船、ガイアを紹介するビデオは こちら からダウンロード(mp4)。右下に大小マゼラン雲が見えています。なお、この記事への直接のリンクはありません。

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12月22日: 宇宙ステーションクルー、197日のミッションの後に地球に戻る

2018年12月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2018年12月20日木曜日に、カザフスタンのジェズカズガンの町の近くで、遠征57クルーメンバー、NASAのセリーナ・オナン・チャンセラー、ヨーロッパ宇宙機関のアレキサンダー・ガースト、ロスコスモス(ロシアの宇宙開発機関)のセルゲイ・プロコフィエフが着陸した直後に、ロシアの調査・救助隊がソユーズ MS-09 宇宙船に到達する。オーナン・チャンセラー、ガースト、プロコフィエフは、国際宇宙ステーションで遠征56・57クルーのメンバーとして勤めた197日後に戻っている。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関が編集した遠征57のハイライトを見よう。こちら(Youtube) から。

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12月21日: アレキサンダー・ガースト、ドラゴンの接近を見る

2018年12月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

12月20日に地球の戻ったヨーロッパ宇宙機関の遠征57国際宇宙ステーション指揮官アレキサンダー・ガーストは、2018年12月8日に、軌道の研究室を追う「スペースX」のドラゴン貨物船を捕らえた。ガーストは接近するドラゴンの一連の写真をとって言った。「接近するスペースXドラゴン16のどの写真が最も驚異的かを決めるのは難しい」 ドラゴン貨物船は、高品質のレーザーで地球の森の観測する広域生態系動態調査(GEDI)、切離し前にノースロップ・グラマン・シグナス宇宙船に積み込まれる小型衛星展開機構(SlingShot)をはじめ、補給物資や実験装置などを積んでいる。ドラゴンは2019年1月にステーションを出発して、宇宙での調査結果、ハードウェア、クルー用品等の 4,000 ポンド(1,800 キログラム)超を地球に持ち帰る予定である。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: スペースXドラゴンは現在国際宇宙ステーションから物資を持ち帰ることができる唯一の宇宙船。他の貨物船は全て切離し後地球の大気で燃え尽きる。

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12月20日: フライトの115年/お知らせ

2018年12月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

イカロスの神話から、中国の凧、8世紀の水素を満たした気球の開発、19世紀のグライダの早期の実験に至るまで、人間の歴史の大部分において、我々は空を飛ぶことを夢見てきた。その後、115年前の1903年12月17日に、オービルとウィルバー・ライトが、空気より重い航空機で飛ぶ、多くの人々が不可能であると考えていたことを成し遂げた。歴史的なライト兄弟の飛行以来、航空科学は人類が星達あるいは少なくとも月に至るのに役立ってきた。ライトの歴史的な冒険の66年後の1969年7月に、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンがアポロ11号月着陸船から降りて、月の表面に踏み出した。このイメージは、ワシントン D.C. の航空宇宙博物館に展示されている、ライト兄弟の1903年の航空機である。

<出典>: 「航空術(Aeronautics)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>: 今日12月20日、国際宇宙ステーションの遠征57クルーの3名が帰還します。先の補充クルーの打上失敗によって、滞在期間延長の上での帰還となりました。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、残留クルーも当面3名のみとなります。

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12月19日: ロシアの船外活動/お知らせ

2018年12月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

キューポラの内側の遠征57クルーが、ソユーズ MS-09 宇宙船を調べるために船外活動を行う地球上約 250 マイル(400キロメートル)のロシアの宇宙歩行者オレグ・コノネンコ(赤のストライプ)とセルゲイ・プロコフィエフを撮った。船外活動の間、彼らは、ラスベット・モジュールにドッキングしているソユーズ・クルー船の船体の外部を調べた。このエリアは、宇宙ステーションの圧力減少の原因となった、8月に発見されたソユーズ居住モジュールの小さな穴の位置と一致している。この穴は検出から数時間のうちに内部から密閉剤で固定された。船外活動の間、コノネンコとプロコフィエフは、外殻へ穴を通して押し出された密閉剤のサンプルを集めた。その後、彼らはピアドッキング区画の内部に向かい、ハッチを閉じて7時間45分の船外活動を終えた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 今年8月、宇宙ステーション船内の圧力の急激な低下が観測された。調査の結果接続されているソユーズ MS-09 宇宙船に小さな穴が発見され直ちに船内から埋められた。遠征57の帰還の前に、この穴の状態がロシアの宇宙飛行士達の船外活動によって外部から調査された。この穴は船体の製造過程に起因するものであり、宇宙ゴミの衝突などによるものではないことが確認された。先の補充クルーの打上失敗によって遠征57クルーは滞在期間が延長され、明日日本時間12月20日に帰還する。帰路の安全を願うばかりである。

<お知らせ>: 遠征57クルーは明日日本時間12月20日に帰還します。中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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12月18日: 爆発する星達の重要な成分にガラスを発見

2018年12月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々の全ては文字通り星のダストでできている。我々の惑星と我々の身体を構成している化学物質の多くは星達によって形づくられた。今、NASAのスピッツア赤外線望遠鏡の観測を使った新しい調査が、初めて、地球上で発見される最も普遍的な鉱物の一つ、二酸化ケイ素が、大規模な星が爆発するときに形づくられたことを報告している。我々の周りにはシリカ(silica:二酸化ケイ素、SiO2)を見るチャンスが多くある。地球上の多くの種類の岩の主要な構成要素シリカは、歩道、道路、建物のためのコンクリートをつくる産業用の砂や砂利の混合物として使われる。シリカの一つの形態クォーツ(石英)は、米国海岸に沿った浜辺に発見される砂の主要な構成要素である。シリカはファイバーグラスや窓ガラスなど、ガラスの重要な成分である。シリカによってもたらされるシリコンの多くが電子装置で使われている。

<出典>: 「超新星(Supernova)」

<大判>: イメージをクリック。

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12月17日: NASAのジュノ・ミッション、木星科学の中間点に至る

2018年12月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

米国西海岸標準時12月21日午前8時49分48秒(日本時間12月22日午前1時49分48秒)、NASAのジュノ宇宙船は木星の雲のトップの 5,053 キロメートルにあり、時速 207,287 キロメートルで突進するだろう。これはガスの巨人への16回目の科学パスであり、この太陽電力宇宙船の主ミッションのデータ収集の中間点になるだろう。ジュノは木星の53日の大きな楕円軌道にある。それぞれの軌道は惑星の雲の上面に接近して通過し、木星の北極から南極に及ぶ軌跡を飛んでいる。

<出典>: 「ジュノ(Juno)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: イメージは横方向に強く圧縮しています。 大判から確認してください。同時に発表されたジュノが撮ったデータから編集された木星のイメージは こちら(Youtube) から。但し、これらのイメージはかなり強調されています。

 

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